読書メモ1203:たいていのことは20時間で習得できる

タイトル:たいていのことは20時間で習得できる
著者:ジョシュ・カウフマン、土方奈美(訳)
読み終えた日付:2023/12/3
感想:
アメリカの作家、ジョシュ・カウフマン氏による新しいスキルを超速で身につける方法。
新しい語学、楽器の演奏、ビジネス立ち上げ、プログラミングなど、たった20時間で新しいスキルを習得できると思うだろうか。マルコム・グラッドウェル氏が著書「天才!成功する人々の法則」で提唱している1万時間の法則を思い浮かべる人もいるだろう。
私も短時間で新しいスキルが身につくとは思えなかった。しかし、著書はある方法を使えばスキルがある程度のレベルまで習得できるという。
それは、10個のルールに沿っている。
1.魅力的と思えるプロジェクト
2.一つのスキルに集中する
3.目標とするレベルを明確にする
4.スキルを分解する
5.ツールを入手する
6.障害を取り除く
7.時間を確保する
8. フィードバックシステムをつくる
9. 時間を意識して練習する
10. 練習量とスピードを重視する
つまり興味あるスキルを慎重に選び、ゴールを定めて、練習が継続できる環境を整備して、不要な練習はバッサリ捨てて、コアスキルに短期集中で取り組めば身につけられると解釈した。
ただ、大事なのは練習を始める前段階で緻密にリサーチして、どこに集中して取り組むか、どこが重要なポイントかを意識することのようだ。
好奇心旺盛なほうなので、興味が湧く分野は多々あるが、すべての物事に取り組みには時間が限られている。しかし、この方法を使えば明らかに短時間で満足いくレベルまで到達できそう気がする。今後機会があれば、ぜひこの方法を試してみようと思った。

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