メールマガジン配信大手の「まぐまぐ」で好評を博し、堀江貴文氏(ホリエモン)と並んで2年連続「メルマガ大賞」を受賞、殿堂入りした週報「投機の流儀」。
人生の前場をセルサイドとして、…
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【投機の流儀 セレクション】史上高値更新は通過点に過ぎない。「34年2か月を要した壮大なダブルボトム」を脱したが、どんな長期大相場でも必ず中間反落はある。乗り遅れた筋は、そこを買おう。
週末の22日(木)は4営業日ぶりに大幅反発し、837円幅を上げて、史上最高値を34年2ヶ月ぶりに更新した。 さしたることではない。メディアが大騒ぎしているだけに過ぎない。変化は昨年から始まっている。 34年2ヶ月を費やして 1.2003年の7600円(不良債権山積みという、国内要因による日本経済の大底)を一番底とした。 2.小泉郵政改革相場で、日経平均は約2倍半になった中間反騰を経た。 3.アメリカ発の海外要因によるリーマンショックで、2009年に7000円まで下がり、
【投機の流儀 セレクション】「地殻変動」の芽吹きか?─預金に安住してきた日本の個人マネーが、投資に目覚め始めた。物価上昇は投資利回りの追求を促す。バブル経済崩壊後の低迷相場を知らない若い世代の投資家も増えてきた
標題として掲載したこの文言は、日経新聞紙12月18日号の13面「個人投資家に芽吹く『順張り投資』」の記事の書き出しの文言である。副題が「世代交代で変わる意識」とある。 筆者が常々言ってきたところの「個人金融資産の地殻変動」の兆候かもしれない。なにしろ、日本は2100兆円の個人金融資産を持っている類まれな国である。しかも、先進国でただ一国だけだというのは、そのうちの1100兆円が現預金であって、その現預金のうちの証券類に向いているのはわずか14〜15%である。アメリカは50%