山崎和邦(作家、投資家)

証券業界の第一線で活躍し、現在大学教授として投機学を講授。バブルやリーマンショックなど…

山崎和邦(作家、投資家)

証券業界の第一線で活躍し、現在大学教授として投機学を講授。バブルやリーマンショックなど乱高下する相場を好機と見て資金を増やし、現在約6億円を運用しています。直近の相場の概況と展望を語っていきたいと思います。

マガジン

  • 投機の流儀

    メールマガジン配信大手の「まぐまぐ」で好評を博し、堀江貴文氏(ホリエモン)と並んで2年連続「メルマガ大賞」を受賞、殿堂入りした週報「投機の流儀」。人生の前場をセルサイドとして、後場をバイサイドとして、そして現在は研究者として。半世紀にわたって利益を出し続け、6億円もの運用益を稼ぎ出した哲人投資家の奥義を、伝授します。

  • 投機の流儀 セレクション

    メールマガジン配信大手の「まぐまぐ」で好評を博し、堀江貴文氏(ホリエモン)と並んで2年連続「メルマガ大賞」を受賞、殿堂入りした週報「投機の流儀」。 人生の前場をセルサイドとして、後場をバイサイドとして、そして現在は研究者として。 半世紀にわたって利益を出し続け、6億円もの運用益を稼ぎ出した哲人投資家の奥義を、伝授します。 セレクション版では、「週報 投機の流儀」の中から一項目を、皆様に共有いたします。 投資歴半世紀を越える経験から培った相場観、ぜひともお役立てください。

ウィジェット

  • 商品画像

    賢者の投資、愚者の投資

    山崎 和邦
  • 商品画像

    投資で勝ち続ける賢者の習慣 投資の哲人が50年超の実践でつかんだ

    山崎和邦
  • 商品画像

    投機学入門 不滅の相場常勝哲学 (スマートブックス)

    山崎 和邦
  • 商品画像

    常識力で勝つ 株で4倍儲ける秘訣 投資で負けない5つの心得 (スマートブックス)

    山崎 和邦
  • 商品画像

    会社員から大学教授に転身する方法 第二の人生で成功するための「たった3つ」の必勝ノウハウ (スマートブックス)

    山崎 和邦
  • 商品画像

    賢者の投資、愚者の投資

    山崎 和邦
  • 商品画像

    投資で勝ち続ける賢者の習慣 投資の哲人が50年超の実践でつかんだ

    山崎和邦
  • 商品画像

    投機学入門 不滅の相場常勝哲学 (スマートブックス)

    山崎 和邦
  • 商品画像

    常識力で勝つ 株で4倍儲ける秘訣 投資で負けない5つの心得 (スマートブックス)

    山崎 和邦
  • 商品画像

    会社員から大学教授に転身する方法 第二の人生で成功するための「たった3つ」の必勝ノウハウ (スマートブックス)

    山崎 和邦

最近の記事

  • 固定された記事

【投資の心得】この記事を読まれる方へのご案内

はじめまして、山崎和邦と申します。 私は今、メールマガジン配信大手の「まぐまぐ」で、「投機の流儀」というレポートを毎週、配信しています。 おかげ様でご好評をいただき、かの堀江貴文氏(ホリエモン)と並んで2年連続「メルマガ大賞」を受賞、殿堂入りという栄誉をいただきました。 より多くの方にしっかり稼いでいただきたいと思い、今回noteに「投機の流儀」を掲載させていただく運びとなりました。 はじめての方も多いと思いますので、僭越ながらまずはご挨拶として、自己紹介をさせていただきた

    • 【投機の流儀 セレクション】日本市場を絶好の狩り場と見た、海外筋の動き

      日本株式市場全体の「護送船団方式」が終わって、日本の株式市場はいよいよ外界の荒波にさらされる状態になった。日銀の株価下支え操作が終了し、企業間の株式持ち合いという互助システムが急スピードで解消に向かっている。 いよいよ、日本株式市場は護送船団でなくなって、海外の投機家から見れば絶好の狩り場となった。円安を味方にして日本株を買い攻勢に転じ、あるいは日経平均インデックスを売りまくり、夏休みで市場参加者が少ないこともあって、市場の変動性(ボラティリティ)を高くてして儲ける投機筋に

      • 【投機の流儀】日本市場を絶好の狩り場と見た、海外筋の動き

        第1部;当面の市況(1)ジャクソン会議でのFRB議長講演は米金利政策転換を示唆、9月のFOMCで利下げを明言した。但し、FRB議長は金融緩和の方向性は明確であるが、利下げのタイミングとペースは今後のデータ次第だと言って、明言を避けた。NY株は上昇した。 ジャクソン会議で、FRB議長が市場を動かす可能性を週末は一斉に凝視して、動きを止めた。 ところで、標題通りであった。これを市場は概ね織り込んではいたが、何が飛び出すかという不安はあった。パウエル議長が投資家の期待や不安をリ

        • 【投機の流儀 セレクション】8月に入ってからの1週目と2週目の「史上最大の下落幅」「史上最大の上昇幅」を示現した背景

          ここが重要なところであると筆者は思うが、1.金融市場が破壊された訳ではなく、2.日本経済の実態の予測が崩壊したことでもない。 1番目は、90年〜03年にかけての不良債権不況や08年〜09年にかけてのサブプライムローンの破裂から端を発したリーマンショックはこの類に入る。 古い話しだが、97年の日本の金融危機(大証券が2社破綻・大都銀が1社破綻・中堅地銀が破綻等)や71年の8月に発生した「ニクソンショック」はこの典型であった。 「失われた13年(1990年〜2003年春)」の

        • 固定された記事

        【投資の心得】この記事を読まれる方へのご案内

        マガジン

        • 投機の流儀
          初月無料 ¥1,500 / 月
        • 投機の流儀 セレクション
          316本

        記事

          【投機の流儀】8月に入ってからの1週目と2週目の「史上最大の下落幅」「史上最大の上昇幅」を示現した背景

          第1部;当面の市況(1)「追い証」多発、下値を叩く 大波乱の先々週の後、先週は週末まで5日連続の続伸となった。先々週末時点では、個人投資家の信用取引評価損がマイナス14%を超えて、約2年半ぶりの悪化となった。ここで「追い証」によるふるい落としが一応のケリがついたところで、5日連続高を演じた。 信用買いの残高が2週間連続で減少し、2月中旬以来、約半年ぶりの低水準となった。上値が軽くなったことを意味する。8月2日時点と比べて、信用買い残高は9086円減少。これは19%減少に相

          【投機の流儀】8月に入ってからの1週目と2週目の「史上最大の下落幅」「史上最大の上昇幅」を示現した背景

          【投機の流儀 セレクション】ジェットコースターのような日本株──「植田ショック」というのは適切でない。

          5日(月)の日経平均が一日で4451円幅という歴代最大の下げを演じた。発射台が高いのだから下げ幅は大きいということは決まっているが、下落率もまた大きかった。7月11日の高値42000円を起点にすると、8月5日までに3週間で25%下げた。平成バブルの崩壊やITバブルの崩壊やリーマンショックの初速を超える下げだった。 ところが、6日(火)には一転して3217円という「歴代最大の上げ幅」を演じた。発射台が高いのだから、上げ幅も歴代最大となる。 このように、日本株がジェットコース

          【投機の流儀 セレクション】ジェットコースターのような日本株──「植田ショック」というのは適切でない。

          【投機の流儀】ジェットコースターのような日本株──「植田ショック」というのは適切でない。

          第1部;当面の市況(1)週末の様相と大幅乱高下の第一幕の幕引きを占う。 週初から大波乱高下のあった株式市場は、週末現在で200日線(週末36896円)を下回ったままであり、騰落レシオは83%で「売られ過ぎ」の状態、25日移動平均線との乖離はマイナス9.3%で、これも「売られ過ぎ」のレベルで週末を終えた。日中値幅は10日連続で1000円幅を超えた。日経VIは「45」であり、投資家の不安心理の高まりを示す「20」を大きく上回っている。 7月の米雇用統計をきっかけに広がっていた

          【投機の流儀】ジェットコースターのような日本株──「植田ショック」というのは適切でない。

          【投機の流儀 セレクション】大相場の終焉の大底にせよ、中間反落にせよ、底値の付け方には一定のパターンがある。AIがあろうが、なかろうが、人間の思考法に古今大きな変化はないからだろう

          「動画」で底値の付け方についてのご質問があった。実際の実例をパネルで示して説明したが、ここでまとめておきたい。 人間の思考能力は2000年前からほとんど変わっていない。2000年前に1人のユダヤ人のことが「聖書」として世界のロングセラーとなり、2500年前の一中国人の日常の言動が「論語」としてロングセラーになっている。2500年前からヒトの思考法に大差はない。 ところで、大相場の終焉の大底、または中間反落の底値、いずれにも四つの型がある。この四つ以外にはない。頑固にこのよ

          【投機の流儀 セレクション】大相場の終焉の大底にせよ、中間反落にせよ、底値の付け方には一定のパターンがある。AIがあろうが、なかろうが、人間の思考法に古今大きな変化はないからだろう

          【投機の流儀】大相場の終焉の大底にせよ、中間反落にせよ、底値の付け方には一定のパターンがある。AIがあろうが、なかろうが、人間の思考法に古今大きな変化はないからだろう

          第1部;当面の市況(1)史上2番目の下げ幅2216円、但し発射台がブラックマンデー暴落より1万円以上高い所から始まったのだから、下げ率にしては比較にならない。 8月1日(木)シンポは大幅に下がったが、2日(金)はそれを上回り、2200円幅を下がった。この下げ幅は極めて珍しい。筆者の記憶が正しければ、1987年10月20日(火)に起きた「ブラックマンデー(★註)」以来、約37年ぶりの事である。 1日後場の「動画」の収録の際、筆者は「1月からの上げ幅の黄金分割比の下げ幅を実現

          【投機の流儀】大相場の終焉の大底にせよ、中間反落にせよ、底値の付け方には一定のパターンがある。AIがあろうが、なかろうが、人間の思考法に古今大きな変化はないからだろう

          【投機の流儀 セレクション】円ドル相場について─「通貨マフィア」は大場元財務官・榊原英資元財務官・黒田元財務官・神田現財務官

          彼らは1985年のプラザ合意以降、円ドル相場が250円から10年間で79円になり、その後148円まで大幅介入で持って行き、また民主党政権時代に75円になり、そこから安倍政権で125円まで、ほとんど介入なしで持って行った。ほとんど介入なしで、金利政策だけで持って行った。 この時に為替市場に介入して、株式市場では禁じられている相場操縦を「覆面介入」して遂行したのは80年代の竹下内閣の時に大場財務官、当時は「時の人」となった。 その後、派手な言動で「ミスター円」として有名になった

          【投機の流儀 セレクション】円ドル相場について─「通貨マフィア」は大場元財務官・榊原英資元財務官・黒田元財務官・神田現財務官

          【投機の流儀】円ドル相場について─「通貨マフィア」は大場元財務官・榊原英資元財務官・黒田元財務官・神田現財務官

          第1部;当面の市況(1)「三(さん)空(くう)に向かえ」「三空に売りなし」 1. 7月11日〜12日の間の「窓」(「空」)は典型的な「離れ小島」(アイランドリバーサル)であり、まさしく「宵の明星」であり、下落相場を強烈に示唆する。 2. 7月11日〜18日には41999円〜40521円の二番目の「窓」 3. 7月24日の39154円から7月25日の38524円という三つ目の「窓」(「空」)を示現した。 昔から「三空に向かえ」あるいは「三空

          ¥400

          【投機の流儀】円ドル相場について─「通貨マフィア」は大場元財務官・榊原英資元財務官・黒田元財務官・神田現財務官

          ¥400

          【投機の流儀 セレクション】どんな大相場でも、中間反落のない相場はない。この原則に例外はない──「大相場」は中間反落がなければ成立しない

          この標題で「大相場」というのは、平均株価が最低2倍前後、概ねは2倍を超える2.5倍である。いざなぎ景気相場2.5倍、列島改造相場(過剰流性相場)2.5倍、平成バブル相場5倍、小泉郵政改革相場2.2倍、アベノミクス相場2.9倍等々である。 これらの全てに中間反落があった。「いざなぎ景気」の時の中間反落(半値を切った)は景気の先行きを示す反落だという弱気に対して、当時は権威のあった経企庁が「踊り場」「景気の陰り」という言葉を使い、これで成長相場は終わったわけではないことを示唆し

          【投機の流儀 セレクション】どんな大相場でも、中間反落のない相場はない。この原則に例外はない──「大相場」は中間反落がなければ成立しない

          【投機の流儀】どんな大相場でも、中間反落のない相場はない。この原則に例外はない──「大相場」は中間反落がなければ成立しない

          第1部;当面の市況(1)どんな大相場でも、中間反落のない相場はない。この原則に例外はない──「大相場」は中間反落がなければ成立しない。 この標題で「大相場」というのは、平均株価が最低2倍前後、概ねは2倍を超える2.5倍である。いざなぎ景気相場2.5倍、列島改造相場(過剰流性相場)2.5倍、平成バブル相場5倍、小泉郵政改革相場2.2倍、アベノミクス相場2.9倍等々である。 これらの全てに中間反落があった。「いざなぎ景気」の時の中間反落(半値を切った)は景気の先行きを示す反落

          【投機の流儀】どんな大相場でも、中間反落のない相場はない。この原則に例外はない──「大相場」は中間反落がなければ成立しない

          【投機の流儀 セレクション】「世界4位の移民大国、日本」としての実情と今後の在り方

          生産年齢人口が日本は減り続けているが、働き手の数は全く減らなかったどころか、日本は過去最多の水準で推移している。労働移民の年間受け入れ数では、日本は世界第4位である。アメリカ・ドイツ・オーストラリアの次に続く。 そして、移民合計に対する一般滞在型移民の比率も日本はアメリカ・ドイツ・オーストラリアに次いで第4位である(国立・社会保障人口問題研究所の直近のデータによる)。永住型移民を見ると、先進国全体で毎年500万人新たに入国している。そのうち、日本が受け入れているのがかなり多い

          【投機の流儀 セレクション】「世界4位の移民大国、日本」としての実情と今後の在り方

          【投機の流儀】「世界4位の移民大国、日本」としての実情と今後の在り方

          第1部;当面の市況(1)SQ済んで、日は暮れて──今年最大の下げ幅 週末現在、日足で言うと木曜日は典型的な「アイランド・リバース」(「離れ小島」または「宵の明星型」)を形成し、明確に整理局面に入った。とはいえ、週末の25日線との乖離は+3%台、騰落レシオは119%、売買代金は概ね平常の大きめ程度、セリング・クライマックスの姿では全くない。 11日(木)の十字線の下値と12日(金)の大幅下げの上値との間の「窓」を埋めに行くという超短期の戻りはあり得るが、未だ本格的な戻り相場

          ¥400

          【投機の流儀】「世界4位の移民大国、日本」としての実情と今後の在り方

          ¥400

          【投機の流儀 セレクション】都知事戦について

          のっけから非論理的で情緒的な言い回しになって恐縮だが、思ったところを率直に述べたい。 本稿の読者諸賢の中には無論都知事選に関与する方は多く、小池現都知事の支持者も多かろうから、そういう人々からの反感を買うことは承知しながら、考えたことはストレートに述べることを自分の棲み方としてきたので本稿はその線で行く。 小池都知事は人相が習近平に似て来ている。両者ともに不潔なことを為し続け、不正なことを続け、厚かましさにおいて天下一品であり、出自が両者ともにいかがわしい。 習近平は清華大

          【投機の流儀 セレクション】都知事戦について