2023年 12月11日 月曜日 徒然日記 著書「きみスキ 高校生たちのショートストーリーズ」…鬱々とした高校時代、そしてうつ病…

皆さん、おはようございます。徒然日記のお時間です。今日もここから徒然と綴っていきたいと思います。最後までお付き合い下さると嬉しいです。

今日は少し寒くなって、雨も降るんだとか。でも、雪はまだまだ一部ですね。

今日はまた、読んだ本の紹介と感想を…

タイトルは

きみスキ 高校生たちのショートストーリーズ
梨屋アリエ

きみスキ 高校生たちのショートストーリーズ 梨屋アリエ

という本になります。

また図書館で借りた、中高生向けの本になります。何しろ読むスピードが遅い自分にとって、読み易さは重要なポイントなので…

内容はタイトル通り、高校生たちの恋愛胸キュンみたいなものが多いです。中には少し違うものもありますが、恋愛経験の乏しい自分には読むのが少し辛かった部分もありました…でも、ショートストーリーはありがたいです。折角来ている読書の波を途絶えさせたくないので…

高校を舞台にした物語で、視点人物が変わりますが、登場してくるのは同じ高校の人物なので、ショートストーリーでも物語は繋がっています。

ただ、やはり高校時代の事を取り上げたものを読むのは、自分にとっては結構酷です…アメトーークでいう、「中学の時イケてない芸人」の部類に入るので…高校時代もイケてませんでした…

そんな自分の高校時代と照らし合わせて読み進めました、自分は胸キュンするような恋愛はしてこなかったなぁとか…鬱々とした時代でした…
自分はこのショートストーリーに出てくる、どんな人物にも当てはまらないなぁとか…

でも、共感することも書いてありました。

作家になりたかった先生が、今でも作品を書いて、時々新人賞に応募している。大人になっても夢を持つことは気持ちがいい、人生のゴールは大人になる事ではない…

そうだなぁと思いました。高校時代って大人になっている様で、成り切れていない、とても微妙な年頃です。

自分は高校の時、とても嫌な、傷ついた言葉を友人(当時の)に言われまくった事がありました。
「やりたいことも決まってないの?ダメじゃん」という言葉…
今にして思えば、言葉の暴力ですらあったと思います。

まだ大人になり切れていない未熟なお年頃、自分の意思が宙ぶらりんでもいいじゃないか、今ならそう言えます。
17才で完成してたら人生つまらない、いつまでも未完なんだよって…

今考えると、彼も気づかない内に不安になっていたのだと思います。自分の道はこれで正しい、見つかっていない奴が間違ってる…
正解なんてないのに、自分の未熟さを棚に上げて、当たり散らしていたんだろうと思います…

苦い思い出が込み上げてきてしまいました。あの頃から自分はうつ病ぽかったなぁと…

あと思い出したのが、自分の好きな言葉で、松本大洋という漫画家の「青い春」という作品のあとがきに

青春とは、どんなに汗を流してみても、やはり青いのだと思います

というのがあります。そう、自分の青春は青かった…今なら納得できます…

皆さんはどんな高校時代を過ごしましたか?「きみスキ」手にとって青春時代を振り返ってみてはどうでしょう、何て事を思う今日この頃でした。

追伸
今日の一曲…森田公一とトップギャラン 青春時代…



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