#102 サラリーマン、Logicの標準プラグインについて勉強する④
はじめに
こんにちは。マツムラと申します。このnoteは、サラリーマンが作曲活動を始めていく備忘録・軌跡を書き綴っていきます。
今回はLogicの標準プラグイン勉強編です。前回の続きです。
↓↓ 前回 ↓↓
標準プラグイン一覧
前回までで「Distortion」までを見ていきました。
今回は続きの「Dynamics」を勉強していきましょう。
Dynamics
こちらは音量に関わるプラグイン集になります。
このカテゴリで搭載されているプラグインは以下8つ。
・Adaptive Limiter
・Compressor
・DeEsser 2
・Enveloper
・Expander
・Limiter
・Multipressor
・Noise Gate
前回の6個よりも数は多いですが、以前触れたものが何個かありますね。
見ていきましょう。
・Adaptive Limiter
こちらはマスタリングの記事で紹介したプラグインになります。
役割としてはとにかく「音圧UP」。
通常マスタの音量をUPさせるとMAXが0.0dBを超えて音割れを引き起こしてしまうんですが、このプラグインを用いると音割れをさせずに全体の音量を底上げすることができます。(やり過ぎると音質劣化してしまいますが)
Logicの中で最も使われていると言っても過言はない程の良いプラグインのようです。自分もバシバシ使っていきます。
公式の説明は以下。
・Compressor
こちらはコンプレッサーの記事で散々触れたので多くは語りません。
公式の説明は以下。
・DeEsser 2
こちらはボーカルのMIXの記事で出てきたディエッサーです。
歯擦音(しさつおん)と呼ばれるボーカル特有の雑音を抑えることができます。
公式の説明は以下。
・Enveloper
こちらはピアノの音作りの記事で出てきたエンベロープを調節できるプラグインです。Attack、Decay、Sustain、Releaseですね。
アタックを強調させたり、リリースを弄って余韻を調節したりといった使い方ができます。
あくまでも後挿しになるので、劇的に変えることはできませんが細かい調整で役立ちそうですね。
公式の説明は以下。
・Expander
こちらはコンプレッサー全く逆のことをするプラグインで、閾値を超えた音を増幅させることができます。
逆に言えばダイナミクスをつけることで小さな音がさらに目立たなくなるので、ノイズ除去的な使い方をすることが多いみたいです。
公式の説明は以下。
・Limiter
こちらは「Adaptive Limiter」と同じリミッターです。
使用用途も全く同じで唯一違うところは、先読み機能。
リミッターはピークを超えそうなところを先読みして抑えてくれるんですが、そこの機能にちょっとだけ差があるみたいです。
色々調べた感じ「Adaptive Limiter」の方が多分高性能だと思うので、困ったらそちらを使えばいいんじゃないでしょうか。
公式の説明は以下。
・Multipressor
なにやら仰々しい画面ですね。
こちらはマルチバンド・コンプレッサーの略で、要するにコンプレッサーの発展Verだと考えてよさそうです。
マルチバンドは複数周波数帯という意味で、異なる周波数帯域に個別に圧縮をかけることができます。
結構複雑なプラグインでめちゃくちゃエンジニア寄りの代物なので、使いこなすのはだいぶ先になりそうですね。
公式の説明は以下。
・Noise Gate
こちらは特定の閾値以下の信号をカットするという、まさにゲート(門)の役割を担うプラグインです。
使用用途としてはノイズ除去。とはいえ自分でカットした方が確実で効果が高いので使う機会は少ないような気がします。
公式の説明は以下。
Dynamicsまとめ
なかなか色んなプラグインがあって大変でした。
確実に抑えておきたいのは「Adaptive Limiter」と「Compresser」の2つ。
この2つはMIX/マスタリング作業で必ず使うことになるのでしっかりと操作方法と効果は抑えておきたいと思います。
さいごに
今回はDynamicsのプラグインを見ていきました。
久々に沢山勉強してちょっと疲れましたね。
次回は引き続きEQ(イコライザ)のカテゴリを見ていこうと思います。
ここまで見ていただきありがとうございました。
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