#39 サラリーマン、コンプレッサーを学ぶ
はじめに
こんにちは。マツムラと申します。
このnoteは、サラリーマンが作曲活動を始めていく備忘録・軌跡を書き綴っていきます。
今回はコンプレッサーについて学んでいこうと思います。
↓↓ 前回 ↓↓
コンプレッサーとは
ミキシングにはこれが必須みたいです。
なんのことか全く分かっていないので調べていきましょう。
コンプレッサー (compressor) は、エフェクターの一種である。音の強弱の差を縮小する効果がある。略してコンプと呼ばれることもある。
(Wikipediaより)
つまりは音量に関するエフェクターです。
といってもただ音量を上下させるのではなく、compress(訳:圧縮する)という意味の通り、「音を圧縮する」という解釈の方が正しいです。
音を圧縮...?つまりどういうことだってばよ...???
自分含め多くの人がイメージつかないと思うんで説明していきます。
音の圧縮とは
皆さんのお手元のDAW等で録音を行いオーディオトラックを作ると、
音の波形を見ることができると思います。
例えば以下のような波形があったとしましょう。
これを見ると、一つ目の波形だけやたら音量が大きいことがわかります。
仮にMAXを-3dBに合わせたい場合、レベルフェーダーで音量を下げると
一つ目の波形以外も音量が下がってしまいますし、
ピンポイントで一つ目の波形の音量だけを下げるのも、
実際はもっと無数にこの山があるので現実的ではありません。
ここでコンプレッサーの登場です。
コンプレッサーには様々なパラメータがあるのですが、一番基本的なものに
「スレショルド(訳:しきい値)」というものがあります。
コンプレッサーはこのスレショルド以上の音量の音を圧縮することができます。
イメージとしては↓ですね。
これにより、全体の音量を落とさずにMAXの音量を調整することができます。
コンプレッサーの使用用途
コンプレッサーは前節で言ったように、「音の圧縮」ができます。
逆にそれ以外はできません。
ただこの音の圧縮、副次的に以下のような様々な用途で使われるようです。
・音量のコントロール
・音のアタック感、余韻のコントロール
・圧縮による音色の変化
などなど...
このように様々な使い方ができるエフェクターなので、コンプレッサーは初心者が作曲する際にハードルが高いとよく言われているようです。乗り越えねば。
コンプレッサーの画面
ちなみにコンプレッサーの画面を開いてみると、以下のようにごっちゃごちゃ。
自分には何が何やらわかりません。
次回どういう役割があるのかを説明しようと思います。
さいごに
今日はコンプレッサーのさわりの話でした。
まだ具体的に触ってみないとなんともいえないですが、中々手応えがありそうなエフェクターですね。
次回はコンプレッサーのパラメータとそれぞれの役割について学んでいこうと思います。
ここまで見ていただきありがとうございました。
サポートいただけると泣いて喜びます。いただいたサポートは今後の音楽活動に当てていこうかと思っています。