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#136 サラリーマン、ピアノの音作りをする「夜に駆ける」
こんにちは。
今回はコピーした「夜に駆ける」のピアノの音を原曲に寄せにいきたいと思います。
↓↓ 前回 ↓↓
ピアノの音作りについて
ボーカルに引き続き、昔記事#58で結構勉強した内容なので大体のことはできるはずです。
まずは原曲を聴いてみましょう。
そしてこちらが打ち込んだ音源。
正直このままでも違和感ないのでいい気がしますが、原曲と比べるとちょっとだけ音作りに差があるのかなと感じます。
ズバリ原曲のピアノの音の方が単調で機械的ですね。
色々手探りしながら寄せていきましょう。
単調で機械的にする
音色を機械的にするために4つの方法を試しました。
一個一個説明していきます。
①Lowを思いっきりカットする
ピアノの生感の要因の一つは、低音の温もり。機械的にしたい場合はこれを削ってやればいいはずです。なので以下のようにEQで100Hz以下あたりをガッツリ削ります。
正直これだけで結構生感が薄れた音になりました。聴いてみましょう。
Lowを削ったことでもごもごした感じも無くなった感じですよね。いい感じです。
次行ってみましょう。
②コンプレッサーで波形を均す
音色のダイナミクスがある程度揃っていると機械的に聴こえますよね。今回はコンプレッサーで揃えていきましょう。あまり前後で変わらないので聴き比べは割愛。
コンプレッサーについて詳しく知りたい方は記事#39をご覧ください。
③エフェクトを加える
機械的にする方法はあとはエフェクトですかね。
若干音質をわざと劣化させると機械的な音に近づくと思います。歪みとかを加えるのかな。
今回はここまでしていないと思うので割愛します。
④そもそもの音源のエンベロープを調整する
ここが一番大事なところですね。最初にやるべきところでした。
エンベロープについては記事#58で勉強済みです。記事の一部抜粋しますが、大まかに以下ですね。
なんとなくですが、アタックの後あまり減衰させずサステイン長めにしたらいい気がします。
聴き比べ
聴き比べてみましょう。
まずはいじる前。
こちらがいじった後。
ふむふむ!だいぶ原曲に近づいた感じはしますね!
さいごに
今回はピアノの音作り編でした。
次回は鬼門。ギターを見ていこうと思います。
ここまで見ていただきありがとうございました。
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