ワオ！って言ってくれる人が必要

移住3日目。お家の掃除を始めています🏡
選んだのは空き家バンクの中古物件。まずは怒涛の掃除です🧹🧹🧹

トイレもお風呂もキッチンも。玄関も床も押し入れも。
どこからやるか、どこまでやるか。判断→頑張る→疲れて休む、その連続。

こんな時こそ実感します。自分がしたことへのワオ！がほしいのです、僕らは。

頑張った一日の終わりに神々しい光。沁みる。

この言葉、デンマーク留学のホームステイ先でもらいました。
（今週も良い言葉シリーズ。もらった言葉で僕はできているのです🖋）

ステイさせてもらう代わりにお手伝いで返すworkaway。僕は家のカベを塗る約束。
THE北欧な素敵ハウス。たくさん笑って、たくさんおしゃべり。この人たちみたく季節を愛おしんで生きていたい。
そう思う美しい一週間でした👇

「ワオ！って言ってくれる人が必要」は、このお宅の奥さまの言葉。
頑張るだけじゃ続かないですからね。

このお宅のペンキ塗り。

みんな楽しく仲よくいたいのに、「当たり前」が僕らのやる気を消してしまう。

家に泊めてもらうから、約束だから、ペンキを塗って当たり前。
空き家バンクにしたのだから、自分で不便を選んだのだから、ちょっとの大変は当たり前。

そう言われたらハイその通りなのですが、デンマークのこのご夫婦は人の心を分かってた。

二時間くらい頑張って、その度ごとにコーヒーブレイク。まだいけるよって感じでも「休もう」って誘ってくる☕🍪
何をしたのか見せ合って、頑張ったね～、次はここをしよっか、と話す。そして延々と違うおしゃべり。

明日だってその後だって続くのだから、無理なく楽しい方がうまくいくんですよね。

名言はこちらの奥さまから。

だから僕らもマネしてみた。無限に頑張っちゃえる掃除だからこそ🏡

二時間ごとに休憩しつつ、どんなことしたか見せ合いっこ。
互いがしたことにワオ！を言う。実際きれいになってるし。自分じゃそこまでできない！すごい！って思うし。

思えば先生時代もこうできたら良かった。
生徒だからやるのが当たり前とか、当たり前だから何も言わないんじゃなくて、やったことにはワオ！って言う。言い合う。見せ合いっこ👏

幸い暮らしはこれから始まる。掃除も片付けも畑作業も、毎日のことだからどこまでも続く。
ワオ！のチャンスがいっぱいある。頑張ったね～、良いねって思い合えたら良い。

ワオ！って言いながら続けていきます。

手を止めてこんな景色も眺めながら。

空き家バンク物件を買ってみて思えること。

家って大きな買い物で、僕らと同じく当時の人もお金や材料や労力をかけて建てたのでしょう。
それが地域にたくさんある。
現代の自分が同じ支払いをして同じものを増やさなくても良いな、とも言えそうです。
同じだけの支払いをして自分が家の中を整えたなら、先人が外側を作ってくれて、自分は内側で、歴史を経て段々と良くなるってこと。

僕らは不便を選んだ。新品じゃないものを選んだ。それで良いのです。
そう言えるようになった自分にもワオ！で良いのです👏

はじめは引越しとお別れのことを書こうと思ったのですけれど。そのエッセイはまた今度。

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毎日の日記も続けて3年になりました。
暮らしのできごと、考えたこと思ったこと、こう考えれば良いかも…

それを暮らしのエッセイとして連載したい。
そう思うようになりました。

日々の中に、自分の中に、こんなにもたくさん感じられるものがある。
僕らの日々こそ、それだけですごいのです。
なるべく感じきりたくて、日記を書いています。

大したことなくて、わざわざ話すほどでもなくて、SNSにも載らなくて、
仕事や新しい取り組みの眩しさに負けがちだけど、本当は話したいこと。
自分しか自分のすべてを知らない孤独。
それを交わせたら、とずっと思っています。

返信しなくて良い交換日記のような、いっしょにいるから言える独り言のような。
人には言えるけど自分にはかけてあげられない優しい言葉のような。

今週の日記から一つとりあげて書く週刊エッセイ。まずnoteに書いてみます。

よければお付き合いくださいませ。