<鳥善スタッフインタビューVol.11>石黒みちるさん
こんにちは。いつも鳥善noteをご覧いただきありがとうございます。静岡県浜松市でレストランやウェディング事業を運営しています、株式会社鳥善と申します。
毎週金曜日に定期的にnoteを投稿しながら鳥善の取り組みやスタッフの紹介を発信しております。
前回は新卒入社で現在はル・グラン・ミラージュのウェディングプランナーを務めます松田純花さんのインタビューを掲載しました。↓
鳥善ではレストラン・結婚式場の《ジ・オリエンタルテラス》、同じく浜松市内にあります結婚式場《ル・グラン・ミラージュ》の二つの会場を運営しております。
そこではサービススタッフ、キッチンスタッフ、ウェディングプランナー、レセプショニストなど様々な職種のスタッフが日々お客様と向き合いながら”最高のひととき”をつくり上げており、新卒採用の若い世代のスタッフと中途採用の業界経験者であるスタッフの融合でより良いサービスが出来る様に進化をし続けております。
ここまで10回のスタッフインタビューをお届けしてきましたが、(まだまだ魅力的なスタッフがたくさんですので)今後も様々な声をnoteで紹介して行きます。
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さて、今回はスタッフインタビュー第11弾としまして、新卒入社で5年目になりますウェディングプランナー石黒みちるさんのご紹介をしたいと思います。小さな頃から”誰かが喜んでくれることが大好き”だった石黒さん。ジ・オリエンタルテラス一筋でここまでの歩みながら、結婚式のあり方を自分自身で見つめてきたそうです。
《まずやり切る》スタンスを大切に1組1組の新郎新婦様と向き合うプランナーとしての姿は、いつしか後輩社員に背中を見せながらチームを牽引する立場へと変わってきました。
いつも自然体でありながら《芯》のある石黒さんのお話をお聞きしました。
〈プロフィール〉
石黒みちる(イシグロミチル)
静岡県袋井市出身。2017年入社の25歳。
名古屋ウェディング&フラワー・ビューティー学院を経て鳥善に新卒入社。幼い頃は父親の影響で卓球を始める。その後小学校スポーツ少年団に所属、中学校や高校では部活に所属し高校三年まで継続。高校では浜松の名門校にてインターハイ出場チームのキャプテンを務める。ここまで継続出来た大きな要因は楽しかったと言う気持ちよりも、いつも《辞める》と言う選択肢を自分の中に持たないようにすると言うマインドがあったから。身の回りの人に喜んでもらう事が好きだったこともあり、より多くの人に貢献出来るのはウェディングプランナーだと考え専門学校へ進学。鳥善入社して半年後にウェディングプランナーに。以降、ジ・オリエンタルテラス一筋の白スーツスタイルで多くの新郎新婦様を担当する。現在では、新規接客とプランニングの両輪で活躍し、仕事の幅が広がっていると周囲からの評価が上がっている注目のプランナー。
■これまでの経歴、ウェディングプランナーを目指すことになったきっかけは?
決して目立ちたがり屋だったわけじゃないのですが、小さな頃の私はみんなの中心になって友達に喜んでもらうような企画を立てるのが好きだったんです。私の家で、クリスマスパーティーをやってみたり、友達の誕生日会を計画したり、いつだって新しい企画を考えている様な子供でしたね。
大切な人が”嬉しい”って思ってくれたり、喜んでくれるのってなんとも言えない達成感があるじゃないですか。
それが今でも私の中の芯にあるのだと思っているんです。
ずっと卓球が生活の中心にあって、熱心な父親は自宅にまで卓球台を用意してくれる程でした。3人姉妹の末っ子で、卓球少女だったこともあって両親からの愛情をたくさん受けていた子供時代だと思います。今でも仲良しなのは、きっとその頃から関係性が出来ていたからでしょうね。
高校では強豪校に進学し、そこでも卓球を続けました。凄腕の選手が多くいるチームでしたが、ある時私はキャプテンに任命されました。
「個性派集団だったチームをまとめられるのは、みちるしかいない!」と言うことでしたが、私の性格を知って顧問の先生は決めてくださったんだと思います。
今思っても確かに個性派集団。まとめるのは一筋縄ではなかったですから(笑)。
引退後いよいよ自分自身の進路を考えると言う頃にウェディングプランナーと言う仕事があることを知りました。誰かに喜んでもらえる仕事がいいとイメージしていたので「これだ」って思ったんです。
ちょうど高校に専門学校の先生が説明会に来てくださり、直接お話を聞く機会もあったのも刺激になりました。すごく素敵な先生で「あの先生がいる学校に行きたい」と思ったんですね。
すぐ様、親に相談しようと決めました。相談ってよりは泣いてお願いみたいな感じだったですね。なかなか父親から承諾は貰えませんでしたけど、何度も話をして(志願して?)なんとか専門学校への進学に同意してくれました。
専門学校では先生方の協力も頂きなら地元の友人の結婚式をつくる機会がありました。それはサプライズの要素もありましたが、会場の選定も装飾も進行も全てがオリジナル。
ウェディングケーキも用意して大成功の結婚式をその時初めてつくって感じたのは、自分の想いだけじゃ出来ないと言うこと。多くの人のサポートがあって一つの結婚式が出来上がるんだって言うことでした。
チームの大切さを学生時代にこうして感じることが出来たのは大きな出来事でしたね。
■鳥善との出会い、入社に至るストーリー
就職活動では国内のウェディング関係の会社を最初は色々と調べていました。どんなところがあるんだろうと興味があったので、地域は問わずに幅広く。しかし、地元で仕事出来たらいいなと段々と思うようになり、中小企業のウェディング関係の会社を県西部で調べていた時に偶然見つけたのが、この鳥善でした。
そして企業情報やWebサイトを見ながら浜松にこんなところがあるんだって思いながら面接の日がやって来ました。
その面接が始まるまでの時間、私はロビースペースで待っていました。
そこで見掛けた朝礼の風景。そこで見た風景に私は物凄く感動してしまったんです。
鳥善の朝礼は全スタッフが円陣になって各自が発信をするスタイル。とにかく明るくて毎回いい雰囲気。役職やセクションの垣根なくチームとしての一体感をそこで集約しています。
チームスポーツ出身の私としてはムードの良さにその様子に思わず見入ってしまって。結婚式をつくり上げるチームの可能性を感じました。
そうしているうちに面接が始まりました。
面接の担当は現代表の伊達。そのときのお話はとてもワクワクするものだったのことを覚えています。
街の価値を上げることに貢献すると言う話。そして、結婚式の意味や価値をしっかりと深く追求させることの大切さををそこで聞いたのです。
いつの間にか私は”ここで働きたい”って気持ちでいっぱいになっていました。
■石黒さんの結婚式に対しての想いとは?忘れられない担当の結婚式のエピソードをお聞かせください
ここまで、おかげさまで本当にたくさんの結婚式を担当させて頂きました。私がプランナーとして大切にしていることは、お二人に喜んでもらうことは大前提ですが《人生を豊かにする結婚式》にすること。
結婚式の日をどう迎えて、その後の人生をどう進めていくのか。
そこまでしっかりと新郎新婦様のことを考えながらプランニングをすることを意識しています。
私が担当になる意味。共につくり上げることで生まれる価値。そういったものが見出せたら嬉しいなって思うんです。
私にとって忘れられない結婚式があります。それはまだ、プランナーになってまもない頃のこと。
担当した新郎新婦のお二人は打ち合わせに来てくださると、いつも私の目の前で口喧嘩を始めてしまうんです。私はお二人とコンセプトウェディングをつくって行こうと考えていて、たくさんお二人のことをヒアリングしたかったのですがなかなか思うように行かず…。
毎回のことで私も正直困り果てていました。
ある時、私はお二人に《言いたいことをお互いにしっかりと伝え合いましょう》とだけ伝えることにしました。
すれ違いで意見が合わないのは互いの想いを受け止めて欲しいと言う気持ちがあるから。それならちゃんと話し合ってみようって私から提案したんですね。なんとかしなきゃって思いも私にはあったのだと思います。
すると、次第にお二人の様子が変わっていったんです。
みるみるうちに喧嘩はなくなって、それどころか笑顔が本当に増えて仲良しになって行ったんです。それからはプランニングも順調に進み、当日を迎えた時のことです。
新郎謝辞はそのときの新郎様の想いを言葉にしましょうと私と話していました。メモにするでもなく、私も何を謝辞にして話すのかは知りませんでした。
「今までの自分は感じたことを言葉にして伝えてこなかった。それが今の自分は言葉でしっかりと伝えようと思えるようになったんです」
新郎様は晴れやかな表情でそうお話されていました。あの喧嘩の絶えないお二人の新郎様が、そのような言葉を結婚式の最後の場で話してくれるなんてビックリでした。
結婚式がお開きになった後に、私は新郎様に聞いてみました。
「どうしてあのような謝辞にしたのですか?」と。
そう聞くと、新郎様は嬉しいそうにこう答えてくれました。
「だって、石黒さんが大切なことを教えてくれたじゃないですか!僕はそれが本当に大切だと感じたから、あの場で話したんですよ」
私の想いが確かに伝わった瞬間だったんです。
お二人のことを思い、掛けた言葉がお二人の考え方やこれからの人生にも影響を与えることが出来る。そんなことが出来るのもウェディングプランナーならではのこと。
お節介とすら思われそうなことも、お二人の人生にしっかりと寄り添いながら伝えるべきことはお伝えしながら。そこにプランナーの介在価値があるんだと思っています。
想いをカタチにするのは難しいことです。でも、だからこそやりがいもあるし、頑張れるのも事実です。
■自分自身のこれからの未来図や鳥善で叶えたい夢は?
入社して5年が過ぎ、いつからか後輩も増えて来ました。私自身の今後の在り方には本当に何度も何度も悩みながら今もこうして新郎新婦様と共にある時間の有り難みを感じる日々。
ウェディングプランナーの道を選んで、ここまで来たのは”誰かのために”と言う想いがあったから。そして、いつまでも辞める選択をしないでやり続けることで、少しずつプランナーとしての自分も変わって来れたように思っています。
人生を豊かにする。それは一体どんなことなんだろうか。
クオリティの高いプランニングをすることよりも大切にしなくてはならないことがきっとあると思うんです。
お二人の人生に寄り添いながら共に歩み、想いをカタチにする。
それが私のこれからも大切にしたいウェディングプランナーの姿ですね。
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