妄想マーケター 鳥白まろ

妄想と思考の間を行きかう妄想マーケターです。妄想と想像の世界から、日常に役立つマーケテ…

妄想マーケター 鳥白まろ

妄想と思考の間を行きかう妄想マーケターです。妄想と想像の世界から、日常に役立つマーケティングをお届け。パンケーキが大好き(◍•ᴗ•◍)

マガジン

最近の記事

ASUSノートパソコン「R417YA」のスペックがヤバい~購入検討してる人&購入してしまった人へ~

【要約】このnoteで伝えたいこと ・googleスプレッドシートやSlackなど、一般的なWebアプリケーションが激重で使えない ・購入検討してる人はネットの閲覧、インターネットショッピングのみで使用可能くらいのスペックだと思った方が ・ぎりぎりTouTubeの閲覧はいけるかも ・Officeなどのソフトウェアを動かすのは、無理だと思われる ・購入してしまった人は、ワンチャン返品出来る? スペックをよく確認せずに、ASUSの格安ノートパソコンR417YAをビックカメラで購

    • あなたの番ですの犯人は、99%黒島ではない理由

      ラスト1回になり、犯人予想が盛り上がっているが、ネットの大方の意見が黒島犯人説になっている。しかし、99%黒島は犯人ではないという理由と、犯人予想をしてみたい。 ■実は推理ドラマではない、あな番 殺人事件が起こり、ネットでは考察があふれていて、推理ドラマのていをしている「あな番」だが、厳密には推理ドラマの定義から少し外れると思う。 推理小説の必須条件をまとめた「ノックスの十戒」というルールがあるが、こんなものがある。 犯人は物語の当初に登場していなければならない 探偵は

      • 「どこでもドア」がこの世界にあったら、VRが流行る理由

        どこでも行けるようで、行けないもしも「どこでもドア」がこの世にあったとしても、どこにも行けるようで行けなくなる。なぜならば、法律で海外間での使用に申請が必要になるなど、制限がかかるからだ。 誰でもどこにでも行けるとなったら、テロリストがトランプ大統領の寝室に現れることも可能になる。「どこでもドア」がこの世に誕生した瞬間に、即座に海外間の移動は空港を通すなど、使える場所が限定されるはずだ。しかし、テロリストは法律があったとして言うことを聞かないので、ドアの使用を物理的に制御で

        • 歌舞伎座裏の喫茶店@東銀座

          「だからさ、お前に聞いてるのは、なぁ、1日あたりの出荷がどのくらいあるのかって、聞いてんだよ。」 中年という年代から10年ほど経過しているであろうか、初老といっても良い年代にさしかかった男は、目の前に座る40代と思わしき男にそう告げた。テレビ画面に映る砂嵐のような色のグレーのスーツを着ている。 40代の男は、暑い盛りだというのに黒いスーツを着ているが、スーツはやや日焼けしており、色あせている。黒いスーツの男は、膝の上で手を固く握りしめている。人間の緊張というものは、手に出る

        ASUSノートパソコン「R417YA」のスペックがヤバい~購入検討してる人&購入してしまった人へ~

        マガジン

        • つれづれ独り言
          2本
        • 妄想マーケティング
          1本
        • 昨日、どこかのカフェで
          9本

        記事

          老舗喫茶店@渋谷

          フリーライター田所洋介は、日々の締め切りという名の魔物に追われながら、都内近郊のあちこちのカフェに出没する。田所が理想とするカフェの条件は、Wifiと電源が完備されていることであり、適度な作業スペースが確保されたテーブルの広さがあることであり、周囲が騒がしくないことである。しかし、時にはWifiや電源、適度な作業スペースがないカフェに赴くこともある。そう、純粋にカフェで羽を休めたい時だ。田所は今日、懇意にしている渋谷の喫茶店にてコーヒーを楽しんでいた。 渋谷の駅を出て宮益坂

          街の喫茶店@横浜方面

          「あー…、疲れた。」 新卒と思われる若いサラリーマンは、スマホの通話を切ると地底に響き渡るような声をあげて、ため息をついた。今は6月、新卒で会社に入り、新人研修を終えて飛び込み営業をさせられているのだろう。先ほどからその若いサラリーマンは、喫茶店の奥の一角に陣取り、スマホでテレアポの電話を幾度となくかけ続けていた。 田所は、それとなくその若いサラリーマンの動向をうかがっていた。フリーライター田所洋介は、その仕事柄、都内近郊のあちこちの喫茶店に出没する。今日は、締め切りが近

          街の喫茶店@横浜方面

          ベローチェ@新橋

          ベローチェのピーナツサンドが存外に旨いことは、あまり知られていない事実だ。田所洋介は、ベローチェのコーヒーを一口飲んでから、ピーナツサンドを丁寧に咀嚼した。ベローチェ―のコーヒーは、絵の具の黒を溶かしたような味がする。しかし、午後のけだるい時間には、その薄っぺらいコーヒーがマッチする。 田所洋介はフリーライターだ。都内のあらゆるカフェを仕事場にしている。今日は、次の打ち合わせまでの隙間時間を使って、ベローチェで遅めの昼食と取っていた。いつもは朝食に食べることの多いピーナツサ

          スターバックス@銀座

          田所洋介は、いかにもスターバックスらしい漆黒の炭の味がするコーヒーを飲んだ。この炭を煮詰めたようなスターバックスのコーヒーを、3日に1回は飲まないと落ち着かない。 田所はフリーライターというその仕事柄、都内のあらゆるカフェに赴いているが、その中でもスターバックスを訪れる頻度は群を抜いて高い。 田所は銀座のスターバックスの片隅に席を陣取り、本日スタバで飲む2杯目のコーヒーを楽しんでいた。スターバックスはブラックコーヒーを頼むと、ワンモアサービスのレシートをくれる。その日のうち

          スターバックス@銀座

          Youberのブラック化と、リアルタイムのコンテンツを求める私たち

          少し前にYoutuberのヒカキンの1日に密着した動画が公開され、その生活がブラックすぎると話題になった。詳しくはネットニュースなどに書いてあるが、ヒカキンは密着された24時間の間に、なんと5本もの動画を撮影・編集しているという。職業としてYoutuberをしているというよりは、Youtuberという役割の間にコマ切れで生活をこなしているという感じだ。 ヒカキンの過酷生活にネット唖然 ほぼ不眠状態で1日5本動画制作「ハードすぎる」の声 https://news.nifty.

          Youberのブラック化と、リアルタイムのコンテンツを求める私たち

          ルノアール@西東京

          フリーライター、田所洋介はその職業柄よくカフェで仕事をする。東京近郊のカフェチェーンや個人経営の喫茶店にいたるまで、ありとあらゆるカフェを利用してきた田所だが、ルノアールに対してはカフェの総本山的な趣を感じている。カフェというのは色々な場所としての役割を包括する場所だ。例えば、スターバックスの利用用途をいくつかあげてみると、こんな感じになる。 ・放課後の女子高生が、フラペチーノというスイーツと友達とのおしゃべりを楽しむ場所。 ・勉強中の若者が、勉強スペースとして使う場所。

          アンティコカフェ アルアビス@駅近くの地下街

          アンティコカフェ アルアビスは、英語で表記するとANTICO CAFFÈ AL AVISと書く。イタリアのバールをイメージしたオシャレなチェーン系のカフェだ。店の面構えにも、そのへんのコーヒーチェーンとは一線を画す格式の高さがある。真っ赤な看板にANTICO CAFFÈ AL AVISという店名がセリフ体のフォントで掲げられており、店先には婉曲した優美な背もたれと華奢な足を持つ椅子が並んでいる。入口近くのショーケースに並べられたスイーツやフードは、さながら欧州の街角にたたずむ

          アンティコカフェ アルアビス@駅近くの地下街

          シャノアール@駅近のビル

          田所洋介は静かに愛用しているVAIOを閉じた。コーヒーを一口飲む。コーヒーチェーン、シャノアールのコーヒーは評定平均3のような味がするコーヒーだ。悪くはない、そして特別良くもない。そしてその中間的な味わいが、喧噪に追われる日常にフィットしていように思える。 シャノアールは、関東近郊を中心に展開するカフェチェーンだ。スターバックスのような駅前や駅中の一等地に立っていることは少ない。駅を降りて、商店街の入り口の地下にひっそりとたたずんでいたり、何十年前に建てられたか分からないロ

          シャノアール@駅近のビル

          スターバックス@郊外の駅ビル

          「やばい、このフラペめちゃくちゃ美味しい。」 「まじやばい、超美味しいよね。」 「これはリピートしたいよね。」 田所洋介は、コーヒーを口に含みながら、隣の女子高生3人組の歓声を耳にした。炭のような味がする黒いコーヒーだ。田所はフリーランスのライターという仕事柄、カフェで仕事をすることが多い。VAIOのキーボードをパタパタと叩きながら、一定の間隔でコーヒーを口に含む。 「やばーい、本当に美味しい。」 「甘すぎなくて、美味しいよね。」 女子高生3人組のコメントを耳にして田所

          スターバックス@郊外の駅ビル

          銀座コリドー街 -老舗のグルメ街は、性のるつぼへ

          有楽町の泰明小学校から、JRの線路に沿って新橋駅方向へ伸びる数百メートルの道、銀座コリドー街。線路に沿って、和洋中様々なジャンルの飲食店が軒を連ねており、裏通りに一本入ると数十年に渡り銀座で営業をしてきた老舗も多い。金曜日の夜ともなると、銀座コリドー街をまともに歩くことは出来ない。それは、銀座コリドー街がここ数年で新しい客層を形成してしまったが故だ。 「本当に、行くの?」 田所麻美は、連れの男性に聞いた。会社帰りに、同じ会社の男性と二人で食事をしていた。色っぽい関係ではな

          銀座コリドー街 -老舗のグルメ街は、性のるつぼへ