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#209 《答えは私が持っている》私と見えない世界。

占いとの出会いは3歳くらいの時。

昔むかし『十字屋』という大きな
デパートがあった。

その建物の影の方に
よく当たる占い師がいたようで

幼稚園の帰り道。
母と2人で歩いていたら

『その子を占わせてほしい』と
母は占い師に声をかけられ…

!!ここで…私だったら
突然、話しかけてくる知らない人に
『占わせて』と言われて
我が子を差し出す事はしないが

母は、私を差し出した。

大人になると、私はカフェや旅先、
たまたま寄ったお店などで

不思議な人に会う事が多くて、
知らない人から言葉をもらったり、心が救われる出来事がいくつかあった。

でも、私は自ら『見える人』と言う人に自分を見てもらう事を頑なに断っています。

断ると言う事は…
   私はよく誘われるんです。

つい先日もお断りした。
     
とは言え、
私は見えない世界も信じています。

ご先祖さまを大切に想う気持ちは
子供達にもよく話す。

〇〇占いとか統計学とか
読み物として1冊の本として
自分から読むのは好きだし、

雑誌の後ろに掲載されている
星占いを見るのも好き。

でも、なぜ私は頑なに断るのか??

それをずっと考えていたら

明確な理由が二つ分かった。

①占いで傷つけられたくない。

②あなたは〇〇です!と自分以外の人に決められたくない。

この二つが大きな理由でした。

この発見はめちゃくちゃ腑に落ちて
私の中のなぜ?の謎が全て解けた感覚があった。

私のおばあちゃんは
誰かの言葉がないと生きられない…
私が進むべき道を教えてください…
と迷子になってしまったので

私はそうなりたくないんです。

おばあちゃんのそんな姿を見ているから

自分の人生を相手に渡したくないと言う気持ちが私は強いのかもしれません。

この辺をちゃんと線引きできるタイプの人ならいいのかもしれませんが

私は気にしいだし、
言葉を深く心に入れてしまうから

サラリと流せない性格なので…。
注意しないと自分の人生を誰かに操られそうで怖いのかもしれません。

占いやスピリチュアルな世界を
否定している訳ではなく、

良い悪い!正しい間違っている!を
言いたい訳ではなく

《私には必要ない》と感じたならば
それでいいんです。

その人がそうしたかったら
そうすればいいだけ。

周りの人が反対したり、
批判しても意味がない。

答えは その人がもっている。

《答えは私がいつも持っている》

     何ともシンプルです。

だから、私がこんなふうに考えてても…

迷子に見えたおばあちゃんは
それはそれで、幸せだったのかもしれません。

そんな事を考えていたら

進路を決めていく中学2年生の

娘の事が頭に浮かんで…

自分の頭で考えて自分で選んで前に進む。

大人も子供にとっても大切な事だと
再確認ができました。

答えはいつも私が持っている。

それでは今日心穏やかに

ポジティブでありますように。


#創作大賞2024 #エッセイ部門

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