自分を見失う、自分が無いと感じる発達民　ストラテラ服用日記722日目

小さな頃から相手の期待に応えることを最優先事項としていた発達民は少なからずいると思う。
私もそうだった。

そうなると価値基準が自分にないので自分を見失ってしまうことも多い。自分で選択して、自分で決めるということに慣れていないとどんどん自分を見失ってしまいます。

はじめは自分の好き嫌い、快不快などもあったのかもしれないが、相手の期待する答えを考えている間に反射的にそのように行動してしまって自分の本心が消えてしまう。

消えてしまうというのは正確な表現ではなく、自分の本心が自分で掴めなくなってしまう、掴むことが非常に難しくなってしまう状態になる。

そうなっていくと辛くなってくる。
自分の人生を生きていないし、冒頭に書いたように相手の期待に応えることが最優先になってしまうと誰の人生を生きているのか分からなくなってしまう。

ただ、それに気が付いたら絶好のタイミングだ。
自分を見失ってしまったと気が付いたら、自分を取り戻していくタイミングなんだと思う。

まずは自分の快不快を考える。見つける。ここから始めてみるといいのかなと思う。
水が冷たい、お湯は温かい。お風呂が気持ちいいが出た後が面倒くさい。この素材の服は着心地がいい、この素材は着心地悪い。
こんなことを少しずつ見つけていくといい。
快不快は自分の本能に近いところなので、そこから見つけていくのがいいのではないかと思う。

そのあとから自分の好きなこと嫌いなことを見つけていくのがいいのかなと思う。
好きな食べ物、好きなファッション、好きな人、好きな本、好きなマンガ、そういうのを見つけていって、少しずつ自分の人生を取り戻すことができる。

まずは自分を知る事が大切。
自分を知ることは自分を愛すること。