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丁寧な対話の必要性② ストラテラ服用日記1015日目

昨日の続きです。

発達障害の方は自分のことを言語化するのは苦手にしている方が多いです。
それは大人も子供も一緒ですが、子供はなおさら言語化できなかったりします。
子供と言っても10代のお子さんでもなかなか自分の気持ちや感情、考えていることを上手く相手に伝えることは難しい場合もあるように感じます。

オープンダイアローグをやっていても、はじめの相談内容と対話を進めていくとだんだんより深いところが見えてくることが良くあるのは前にもこのNOTEで書いた通りです。
大人でも難しい作業です。

言語化できない何を聞き出すためには、丁寧に色々な角度から話を聞いていければいいのかなと思っています。なので他者の他者性を尊重して、相手の感性をしっかり受け止める心持ちが必要だと感じています。

渡しの場合でいうと、こんな聞き方をしたります。

困ってることはないですか?
不安に思ってることはないですか?
気がかりになっていることはないですか?
一言言えるなら誰になんと言いたいですか?
自分は全く悪くないとしたら誰が問題だと思いますか?
あなたのやりたいようにやるために、ハードルになっているのは何でしょうか?
あなたはどんな自分・世界をめざしていますか?
もしお金に糸目をつけなくていいなら何がしたいですか?

タイミングとか聞き方も重要だったりします。
スパッと聞いたほうがいいのか、ゆっくり聞いたほうがいいのか。
相手のリズムや性向をみて相手の深層心理に響くように聞くことでより効果を発揮します。
少し間違えると、相手の本心に響かなくなったりするのでここらへんも重要なかなと思います。

とはいえ、まずは丁寧に聞く。
相手の感性・思考・思想を尊重してまるっと受け止めるつもりで聞く、聴く。

そういうことができるといいのかなと思います。


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