2022年5月の記事一覧
スピッツ「フェイクファー」 柔らかな心持った 初めて君と出会った
スピッツの「フェイクファー」と言えば、アルバムを連想する人が多いような気もする。このアルバムは長く、車に積んでいて、1990年代後半ごろに何百回とリピートして聞いたなあ。スピッツのアルバムでは最も聞き込んでいるかもしれない。
もちろん、全アルバムの中でもトップレベルに好きなアルバムなんだけど、今回は曲としての「フェイクファー」に注目してみたい。
アルバムの最後の締めくくる曲として、この歌を持っ
スピッツ「大宮サンセット」 正気じゃないぜ!
弾き語りによる、とっても静かな曲。心地いい。
「この街で俺以外、君のかわいさを知らない」
までは、ただのノロケ曲かと思うよね。
次の一文で、急転直下、暗雲が立ちこめる。
「今のところ俺以外 君のかわいさをしらない『はず』」
「はず」というたった2文字で、聞き手に「ん?」と思わせたまま、サビに突入していく。
不安をまとわせたサビは、切なさを最高潮に盛り上げ、聞き手に「パートナー
スピッツ「醒めない」 最初ガーンとなったあのメモリーに今も温められてる
2016年にリリースされたアルバム「醒めない」のタイトルチューン。曲の「醒めない」について、書いていきたい。
草野さんが、スピッツというバンドへの感謝とか、バンドにこだわり続けてきたことへの苦難や信念のようなものを書いているんじゃないかなあ、と推察できる曲が何曲かあります。
醒めないはそのうちの一つだと感じている。
最近で言えば、見っけの「ヤマブキ」もそうだよね。「似たような身なり 似たよう