トラ弁ネット(全国トラブルシューター弁護士ネットワーク)

障害のある人の支援に関わっている弁護士有志の全国ネットワークです。noteでは、障害の…

トラ弁ネット(全国トラブルシューター弁護士ネットワーク)

障害のある人の支援に関わっている弁護士有志の全国ネットワークです。noteでは、障害のある人にも分かりやすいコラム・ニュースなどを載せていきます(一般社団法人スローコミュニケーションさんとの共作です)。ルビあり版は、ホームページに載せています。

最近の記事

DV(結婚相手や恋人からの嫌がらせ)について

「DV(ドメスティック・バイオレンス)」は, 結婚相手や恋人からの 嫌がらせです。 「私が好きな人は そんなことをしない」,と思うかもしれません。 もちろん,本当に DVがなく,楽しく過ごしている人も たくさん います。 一方で,いつの間にか DVを受けていたり,DVをしていたりする場合も 多いです。 DVを受けているときは, まず,DVをしている人から 逃げることが 大事です。 少しでも 危ないと感じたら,警察に行きましょう。 危ないときは,安全な場所で 守ってもらえる場

    • 障害者差別解消法って?

      「障害者差別解消法」は、 障害のある人への差別を なくすために 2016年4月1日にスタートした 法律です。 障害者差別解消法の大事なところは、2つあります。 1つめは、「不当な差別的取扱い」の禁止です。 「不当な差別的取扱い」とは、 障害を持っているからという理由で 障害のある人を 差別することです。 たとえば、次のようなことは「不当な差別的取扱い」です。 ×障害のある人が アパートを借りようとしたとき、 不動産屋さんが「障害のある人には 貸せません」と言って 断

      • 弁護士に相談したいとき

        借金が返せなくて困っている、給料が支払われないなど、法律にかかわる問題が おきたときには、弁護士に 相談してください。 トラ弁ネットでも LINEで 相談を 受け付けています。 知り合いの弁護士がいなくても 大丈夫です。 自分の地域の弁護士会や 日本司法センター(法テラス)が 案内してくれます。 相談できる場所や 弁護士がいる法律事務所を 教えてくれたりします。 弁護士会の 電話番号は、以下のページを 見てください。地域の弁護士会の 連絡先などが のっています。 https

        • 離婚したいとき

          「離婚をしたいけど、どうしたらいいか 分からない」という人も いると 思います。 離婚するときには お金のことなど、決めなければならないことが たくさん あります。 離婚したいときは、早めに 弁護士に 相談しましょう。 お金がなくても 法律相談を 受けられる制度なども あります。 弁護士に 相談して、そのあとは 自分で 相手と 話し合う人も います。 「相手と 直接 話し合うのが つらい」、「話し合ったけど うまくいかなかった」というような場合には、話し合いを 弁護士に

          新型コロナウイルス感染症にかかわる詐欺に注意!

          新型コロナウイルスが広がり、たくさんの人たちが 不安を感じています。 そんな人たちをだまして、お金を取ろうとする 詐欺が 増えています。 例えば、こんな電話や メールが来たり、知らない人が家に来たときは 注意してください。 <電話の例>電話をかけてきて、 ・生年月日や住所などの 自分の情報 ・誰と住んでいるか、何歳かなどの 家族に関する情報 ・銀行口座の番号やパスワード、クレジットカードの情報 などと聞いてくるのは、詐欺です。市役所の人や銀行の人だと名乗って 騙そうとします

          新型コロナウイルス感染症にかかわる詐欺に注意!

          借金を返すことや 代金を支払うことが できなくなったら

          銀行や 消費者金融から お金を 借りたら、あとで 毎月 返すことになります。また、クレジットカードで 買い物をしたり、携帯電話を 使っていたりする場合、代金は あとで 支払うことに なります。こういう 借金や代金のことを「債務」と 呼びます。 もちろん、返せる分だけ 借りる、支払える分だけ 買うように しなければなりません。 でも、借金を返すことや 代金を支払うことが できなくなってしまう場合も あります。とくに 最近は 新型コロナウィルスの影響で、仕事が なくなり、給料が

          借金を返すことや 代金を支払うことが できなくなったら

          SNSの投稿に注意しよう

          Twitterや Facebookなど、インターネットに 文章や写真を のせられるサービスを SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)といいます。 みなさんの中にも 使っている人が 多いのではないでしょうか。 とても便利で、楽しいものですが、SNSに 文章や写真を のせるときには、気をつけなければならないことがあります。 1 みんなに 自分のことを 知られてしまうかもしれません たとえば、自分の 家の近くにある お店について 文章や写真を のせたり、自分が働いている 会

          注文していないものが家に届いたら

          家にいる時間が長いので、ネットで買い物する人も 増えています。 そんな中で、マスクやアルコール消毒液など 注文していない商品が 勝手に送られてくることが あります。 これは詐欺です。 後から、「お金を払え」と言われる可能性があります。 注文をしていない商品が届いても、お金を払う必要は ありません。 買い物は、あなたが「お金を払ってでも これがほしい」と思ったときだけ、お金を払うものです。 商品が勝手に送られてきただけでは、あなたが 買ったことにはなりません。 「お金を払え」

          生活できるお金がないとき—生活保護

          お金がなくて生活できなくなったとき、国から 生活保護というお金を もらえます。 仕事をクビになった、勤めていた会社がつぶれた、病気になって働けない、などの理由で お金がなくなってしまったときに、生活保護が使えます。 アルバイトをしていたり、年金をもらったりしていても、そのお金だけでは生活できないときは、生活保護をもらえます。 生活に困ったら、生活保護をもらうことを 考えましょう。 ただし、貯金や資産(土地など)が十分にある人や 家族からお金をもらって生活している人は、生活保護

          急に仕事が休みになって 給料が出なくなってしまった

          4月16日に 全国で 緊急事態宣言が出ました。 そのため、たくさんの店や会社が休みになっています。 急に仕事が休みになったことで、給料などのトラブルも 増えています。 もし、あなたが働いている職場で次のようなことを言われたら、どうしたらいいでしょうか。 勤めている店の人から「緊急事態宣言が出たのでお店を閉める。その間は、仕事は休むように」と言われました。 その後、仕事は休んでいますが、給料はまったく払ってもらえません。 会社や店などで働く人が、会社や店などの都合で休みに

          急に仕事が休みになって 給料が出なくなってしまった

          10万円がみんなに配られる

          新型コロナウイルスが広がらないように、たくさんの人たちが 外に出ないようにしています。 たくさんの店や施設が閉められ、観光地も 休みになっています。 そうしたところで働いていた人たちの多くが 仕事を減らされたり、くびになったりしています。 給料がもらえず、生活するためのお金が なくなってしまった人も 多いです。 そこで国は、1人に10万円を 配ることにしました。 このお金は、「特別定額給付金」といいます。 もらうには どうしたらいいか。いつ もらえるのか。まだ、決まっていな