DV(結婚相手や恋人からの嫌がらせ)について【ルビなし版】
「DV(ドメスティック・バイオレンス / ディーブイ)」は、
結婚相手や恋人からの 嫌がらせです。
「私が好きな人は そんなことをしない」、と思うかもしれません。
もちろん、本当に DVがなく、楽しく過ごしている人も たくさん います。
一方で、いつの間にか DVを受けていたり、DVをしていたりする場合も 多いです。
DVを受けているときは、
まず、DVをしている人から 逃げることが 大事です。
少しでも 危ないと感じたら、警察に行きましょう。
危ないときは、安全な場所で 守ってもらえる場合もあります。
DVなのかどうか、よくわからない、
という場合も あると思います。
どんなことがDVになるのか、説明します。
・暴力を ふるう
たとえば、
げんこつで殴る、平手で打つ、足で蹴る
髪の毛を引っ張る、腕をねじる
包丁を突きつける など。
・目の前で 暴れる
たとえば、
自分の目の前で 物を壊す、物を投げる など。
・ひどいことを言う、心を傷つける
たとえば、
大声で怒鳴る、馬鹿にする、無視する、
「誰のおかげで 飯が食えていると思うんだ!」などと言う、
生活するための お金を 渡さない、
親や友だちとの つきあいを 細かく監視する など。
・性的に 嫌なことをする
たとえば、
無理やり 体を触る、無理やり セックスする、
裸の写真や動画をとる など。
「結婚相手や恋人だから 仕方ない」と あきらめないでください。
結婚相手や恋人でも、これらのことは 許されません。
「これってDVかもしれない」と思ったら、
ひとりで 悩まないで、弁護士や警察に 相談してください。
「自分のは まだ がまんできるから、DVではない」とは
思わないでください。
あなたが好きな人以上に、あなた自身を 大切にしてください。
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このコラムは、トラ弁ネットの弁護士が書いて、一般社団法人スローコミュニケーションさんに「分かりやすい」版に書換えをしていただいたものです。
一般社団法人スローコミュニケーションさんのホームページは、次のとおりです。