記事一覧
二回目の緊急事態宣言は効果があったのか?
緊急事態宣言の効果はあったのか?
緊急事態宣言は2回出されたが,2回目について効果があったのか疑問視する声が大きい。実際に感染者は減ったわけだが,さて効果はあったのか?あったとしたらどれぐらいなのかを考えてみる。
1年ほど前のnoteで,各国や各県の新規感染者の増え方をプロットした。基本の考え方は,新規感染者△Nはそれまでの感染者数Nに比例するので,その関係は△N=aN (aは拡大率)と表される
新型肺炎COVID-19 5月9日の状況
前回の記事から10日ほどたったので,その後の状況をまとめる。
■各国別の比較
1.拡大率(新規感染者数/総感染者数)
データはworldmetersから一日一度採取してたもの(https://www.worldometers.info/coronavirus/)。4月末と比して大きな違いはない。日本全体として初めて拡大率0.01(1%)を切ったのは朗報。自粛の頑張りのおかげで,経済活動の再開
新型肺炎COVID-19 県別の状況
緊急事態宣言は4/30時点で全国一斉に出ているが,継続するとしても感染状況により解除したほうが良い,という意見がある。前記事で扱った分析は,都道府県別に行えるので,その判断のため作成した。こちらのデータはNews Digestのサイトから引用した(https://newsdigest.jp/pages/coronavirus/)
日本の新規感染者数の推移
News Digestのデータをプロット
新型肺炎COVID-19の終息イメージ
緊急事態宣言が延長されそうな中,「経済が死んでしまう」など反論が大きくなってきた。公開されるデータが分かりにくいので,あれこれ自分の感覚でものを言いたくなってしまうのは分かる。そこで,暇にあかせ素人分析だで公開されているデータを解析しているので,そのいくつかを参考に出してみる。急いで書いてるので,古いグラフもあるけどご容赦。あくまでデータの話で,そうなっている事情は斟酌していない。
感染拡大の解