木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

バリバリ作詞家 & 作曲家／主な楽曲提供／浜崎あゆみ／AAA／V6／アイナナ／…

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ともやんの嘆き　〜悲哀のエピソード〜

木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

10本

私という人間を作った数限りない悲哀のエピソード。ゆるくツラツラ綴ります。
バリバリ作詞技法

木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

3本

心に残る言葉を作る。メジャー楽曲をいくつも作詞してきたガチプロがその作詞技法を教えます。

詐欺にあった日

詐欺にあったことがある。忘れもしない20歳の夏。貧乏芸大生の頃。仕送りだけではとても足りず、昼夜掛け持ちでバイトをしていた。その日もバイト先のゲームセンター…

木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

3年前

はじめてのチュウ

バカな小学生だった。ある時期「度胸試し」が流行った。その種目は多岐に及ぶ。＜エントリーNo１「崖跳び」＞団地の崖から飛び降りる度胸試し。２mはある高さ。骨…

木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

3年前

野山のムコウ

私が育ったのは豊かな自然が残る田園地帯。小高い丘を切り開いてできた新興住宅団地。有名な大きなゴルフ場がすぐ側にあり、そのゴルフ場の名前から「みどり丘ゴルフ団地…

木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

3年前

サイコパス兄貴

兄が二人いる。年がそれなりに離れていて長兄とは７歳、次兄とは４歳差がある。男三兄弟の末っ子。同じ境遇の方がいればきっとわかってもらえるだろう。男三兄弟の末っ…

木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

3年前

給食のコッペパン

コッペパンを知ってるかい？昭和の時代。給食といえば細長くて丸いコッペパン。それが定番だった。しかもこのパン。お世辞にも美味しいと言えない。味はしないし、…

木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

3年前

白黒はんぶん

持ってる男だ。通学路の帰り道。みんなで近道をする。住宅街の垣根の穴から穴へ。横へ突っ切ることでショートカットができる。一人目、通過。二人目、通過。三人目…

木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

3年前

高２で保護者になった日

高校２年の春。私は保護者になった。何を言ってるかわからないだろう？うん、わかるよ。順を追って話そうか。小学校からずっとマブダチ。イダくん(仮称)という幼馴…

木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

3年前

さらばライパチくん

野球少年だった。近所のリトルリーグに所属していた。正直に言う。下手だった。メガネでデブで足も遅く鈍臭い。打っても投げても走ってもダメ。得意なのはヤジだけ…

木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

3年前

プラモをやめた日

プラモばかり作ってる小学生だった。お気に入りはガンダムとマクロス。お小遣いを貯めては商店街のオモチャ屋に買いに行く。お目当てのプラモのために自転車で駅二つ超え…

木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

3年前

闇に蠢くもの

某所とだけ。バブル崩壊後の1990年代中頃。私は関西のとある小劇団で４年ほど劇団員をしていた。その時のお話。大阪の繁華街。ビルを改装したその一角に小さな芝居…

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3年前

Girls²　弾心〜ダンシン〜

2021.4.28リリース「Girls Revolution / Party Time!」 Girls²４枚目のEP。 M３.「弾心〜ダンシン〜」／作詞・作曲・編曲【制作エピソード】EXILE黒木啓司さんのプ…

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3年前

作詞概論＃１

作詞とはなんぞや？どうやって作詞をすればいいのか？まずは、作詞に取り組む姿勢、考え方をまとめました。少し作詞への見方が変わるかも？１. 作詞は誰にだってできる…

木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

3年前

110

作詞概論＃２

今回はとても大事なお話です。「作詞をする上で大切なこと」をまとめてます。１. 歌であること作詞は歌であることだって？当たり前ですやん！ハッハッハー。と思った…

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3年前

作詞概論＃３

概論３回目。これで最後です。作詞家にとって大切なこととは何でしょうか？今回はそれを掘り下げます。１. 常にインプットする作詞家にとって大事なこと。それは常…

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3年前

木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

2021年7月16日 18:30

詐欺にあった日

詐欺にあったことがある。

忘れもしない20歳の夏。貧乏芸大生の頃。
仕送りだけではとても足りず、昼夜掛け持ちでバイトをしていた。

その日もバイト先のゲームセンターへ向かうために、私は天王寺駅に隣接する商業施設に向かっていた。

「あの！！すみませんん！！」

突然スーツを来た若いお兄さんに呼び止められた。年の頃は25、6歳といったところか。
茶髪でイケメン。ホストっぽい。

「今日中にお金を都

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木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

2021年7月2日 19:17

はじめてのチュウ

バカな小学生だった。
ある時期「度胸試し」が流行った。

その種目は多岐に及ぶ。

＜エントリーNo１「崖跳び」＞
団地の崖から飛び降りる度胸試し。
２mはある高さ。
骨折はしなかったが、擦り傷、生傷は耐えなかった。

＜エントリーNo２「ターザン」＞
通学路の帰り道に農業用のネットが枝に絡まってロープのように垂れ下がってる場所があった。その木は崖の端で、下の道路側に張り出すような形になっていた。

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木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

2021年6月18日 22:13

野山のムコウ

私が育ったのは豊かな自然が残る田園地帯。
小高い丘を切り開いてできた新興住宅団地。
有名な大きなゴルフ場がすぐ側にあり、そのゴルフ場の名前から「みどり丘ゴルフ団地(仮称)」と呼ばれていた。

その団地は丘の上から下まで緩く広がるように家々が並ぶ。
およそ200戸くらいだったろうか。
団地の上の方はまだ丘であった名残で山林が残っていた。
その山林のすぐ側、丘の頂上部分の家に住んでいたのがコロちゃん(

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木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

2021年6月11日 21:12

サイコパス兄貴

兄が二人いる。

年がそれなりに離れていて長兄とは７歳、次兄とは４歳差がある。男三兄弟の末っ子。
同じ境遇の方がいればきっとわかってもらえるだろう。
男三兄弟の末っ子がどれほど不遇な家庭生活を送るかを！

みんなで食べる系のお菓子は手の届かないとこに隠され、個人用のお菓子はぐずぐずしてると勝手に食べられる。
焼肉では「鶏肉が一番高級なんだ」と嘘を教えられ小学生の間中、ずっと牛肉は兄に横取りされてい

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木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

2021年6月4日 21:36

給食のコッペパン

コッペパンを知ってるかい？

昭和の時代。
給食といえば細長くて丸いコッペパン。
それが定番だった。
しかもこのパン。
お世辞にも美味しいと言えない。
味はしないし、ボソボソ。

だからパンを残す子もいた。
給食の時に見つからないように机の中に隠す。教科書で押しつぶす。次の日も、また次の日も。残したパンを机に入れて押しつぶす。

１ヶ月後。
押しつぶしたパンの塊に青カビが生えまくり「腐海」が生まれ

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木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

2021年5月28日 22:10

白黒はんぶん

持ってる男だ。

通学路の帰り道。
みんなで近道をする。
住宅街の垣根の穴から穴へ。
横へ突っ切ることでショートカットができる。
一人目、通過。
二人目、通過。
三人目の私が通ると...
ガブ！！
犬にお尻を噛まれた。

カブスカウトでのキャンプ。
みんなで隊列を組んで道を歩く。
ある大きなお家の横を歩いている時。
柵から大きなセントバーナードが飛び出し...
ガブ！！
太腿を噛まれた。
この時は

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木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

2021年5月21日 21:32

高２で保護者になった日

高校２年の春。
私は保護者になった。

何を言ってるかわからないだろう？
うん、わかるよ。
順を追って話そうか。

小学校からずっとマブダチ。
イダくん(仮称)という幼馴染みがいた。
成績優秀、スポーツ万能、学年１の人気者。
弱点はただ一つ。
泳ぎが苦手だった。
その唯一の弱点さえも女子からは「かわいい」に昇華され、男子からも「スポーツ万能なのに泳ぎだけできない隙がある憎めないヤツ」と好感が持てる

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木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

2021年5月14日 21:25

さらばライパチくん

野球少年だった。
近所のリトルリーグに所属していた。

正直に言う。
下手だった。
メガネでデブで足も遅く鈍臭い。
打っても投げても走ってもダメ。
得意なのはヤジだけ。

３塁コーチャーボックスから相手ピッチャーにヤジを飛ばす。
「ピッチャーのボールにハエが止まる、ブンブン！」
リトルリーグには定番のフレーズだ。
チーム同士でお互いにやり合う。
言ってしまえば社交辞令なやりとり。
だが私が３塁コー

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木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

2021年5月7日 19:59

プラモをやめた日

プラモばかり作ってる小学生だった。

お気に入りはガンダムとマクロス。お小遣いを貯めては商店街のオモチャ屋に買いに行く。お目当てのプラモのために自転車で駅二つ超えた町まで買い出しに行くこともしばしば。新作を仕入れるために、各店のプラモの入荷日まで把握していた。

元来の凝り性。片っ端から作った。
ガンダムはファーストに出てきたモビルスーツは全部作った。
どんどんと増える作品。最初は拙かったが、作品

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木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

2021年4月30日 19:49

闇に蠢くもの

某所とだけ。

バブル崩壊後の1990年代中頃。
私は関西のとある小劇団で４年ほど劇団員をしていた。
その時のお話。

大阪の繁華街。
ビルを改装したその一角に小さな芝居小屋がオープン。
その第一回目の公演をすることになった。

劇団の芝居というのは劇団員が皆総出で準備をする。「仕込み」と呼ばれる舞台の設営を前日に行う。

その仕込み当日。
舞台設営を担当していた私はあることに気づいた。作業を進め

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木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

2021年4月28日 21:28

Girls²　弾心〜ダンシン〜

2021.4.28リリース「Girls Revolution / Party Time!」
Girls²４枚目のEP。
M３.「弾心〜ダンシン〜」／作詞・作曲・編曲

【制作エピソード】EXILE黒木啓司さんのプロデュース。
NESMITHさんも陽気なインストラクター「Bobby」で参加。

九州朝日放送の情報番組「アサデス。KBC」のアサダンプロジェクトのテーマソングです。

えっっと。

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木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

2021年4月20日 11:03

作詞概論＃１

作詞とはなんぞや？
どうやって作詞をすればいいのか？
まずは、作詞に取り組む姿勢、考え方をまとめました。少し作詞への見方が変わるかも？

１. 作詞は誰にだってできる作詞は誰にでもできます。
ホントに？
ホントです！

「文字を書くこと」は誰にでも出来るからです。
バカにしてんのか？
してねぇわ！
いたって真面目。

高校に通うまでの学力があれば十分。
作詞に必要な知識はもうすべて持っています。

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木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

2021年4月20日 11:01

作詞概論＃２

今回はとても大事なお話です。
「作詞をする上で大切なこと」をまとめてます。

１. 歌であること作詞は歌であることだって？
当たり前ですやん！ハッハッハー。
と思った方。ちょっとお待ちを。

作詞をしたことありますか？
２０作品くらい作るとわかります。
作詞をしだすと最初に陥る罠。
綺麗な言葉、かっこいい言い回し、素敵な言葉使い。
これに終始してしまい「歌詞になっていない」作詞になることが多々ある

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木下智哉＠バリバリ作詞＆作曲家

2021年4月20日 02:30

作詞概論＃３

概論３回目。これで最後です。
作詞家にとって大切なこととは何でしょうか？
今回はそれを掘り下げます。

１. 常にインプットする

作詞家にとって大事なこと。
それは常にインプットすることです。
表現(Output)するには、広く、そして深く様々な経験、体験、知識、教養を取り入れること(Input)が必要です。

手っ取り早いのがエンターテイメント。
映画、本、アニメ、漫画、小説、ゲーム。
そこに

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作詞概論＃１

作詞概論＃２

作詞概論＃３

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