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旅メモ


わくなし's 旅エッセイ

箱根彫刻の森美術館


期待を抱きながら入場する訪問者をこれらが出迎えてくれる

野外展示を日本で初めて行った美術館らしい

この日は天気が悪かったが、人が少なく、霧が立ち込めていたので幻想的だった

霧の深さから標高が高いことを思い知らされた

霧でなんの景色も見られなかったが、霧の深さから今いる標高の予想するという普段眠っている私の中の、サバイバル神経が研ぎ澄まされたのだ

1人で来ている人はいなかった
1人旅をしているときに1人で来ている人を探すのは、日本人の性だろうか
途中からあまり気にならなくなった
精神が図太くなった気がした


1人で来たからには、思いっきり楽しんでやろうってことで自分なりに考えた結果、作品を見て題名を当てるゲームをした

意外と楽しかった
当たってたもののほうが少なかったのがまた面白かった




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Picasso museum
力強かったっていう感想
芸術的で絵が上手いのはもちろんやけど、生命力が漲っているところがパブロ・ピカソの才能やったのではないかという気づきがあった
最も多作な美術家って言われている理由もそこに繋がるんじゃないかな

ピカソの肖像像を見た
なぜか、自分の顔も粘土で象ってあわよくば後世に残したいという気持ちになった
だから、人生でやりたいことリスト100のうちの94番目くらいにランクインさせておいた



そして大本命のステンドグラスの塔

幻想的で日頃の不安や鬱憤を全て包んでくれるような美しい空間だった
そんな使い古されたような表現しか出来ないけど本当に見れてよかった景色

ここでは、趣味にステンドグラス巡りを追加しようと誓った
明日忘れてしまう趣味でもいい

このとき感じた高揚感を思い出す手がかりになれば十分だ

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