見出し画像

起業の道のり(人脈づくり編)

まず、初めに営業力とは、仕事を取ってくる力であり、それは、以下の2種類に分類される。

新しく人と会う × 信頼を勝ち取る = 営業力

名刺交換をした数は、営業や人脈には関係ない。「信頼関係を築けた人数」こそが、大切だ。

会った人達に、どれだけ信頼されるか。また、対面だけでなく、オンライン上の関係性も含まれる。

SNSも然りだ。多くの人に見られるブログや発信ができる人は、それだけの信頼を集めている。

今日は、その中でも、新しく人と会う方法、言いかえれば、人脈づくりについて、解説します。

我々が、0から社会人との繋がりをつくり、仕事を獲得してきた体験を交えてお話します。

【第1章:社会人と出会う方法】

①地域イベント・勉強会に参加する

人脈づくりの基本は、
とにかく人と会うことから始まる。

まずは、各地域のイベント・セミナー・交流会・勉強会などに参加することを勧めたい。

そこには、何かを学びたいと思う社会人や、人との繋がりを求める経営者が集まっている。

僕は学生時代から兵庫県に住んでいて、神戸や大阪では、様々なイベントが毎週開催されていた。

気になるものを見つけては積極的に参加した。

実際に何か事業を始めたいなら、商工会のような団体組織に加入するのも良いだろう。

学生であれば、ボランティアなど、経営者や社会人のインターンやサポートにも回れる。

とにかく、経営者や社会人に会える機会があるのなら、積極的に参加してみることだ。

そして、チャンスが訪れた時に、
思い切って質問・相談してみる。

相談の中で、その人との関係が構築される。
知見をいただいたら、何度も感謝を伝える。

若さも武器にしながらも、出会った人の全員に好印象を残し、応援されるような人になろう。

我々も、そうして接してきた社会人から、何度も助けていただき、多くの仕事をいただいた。

②Facebookで繋がる

イベントや勉強会で挨拶を交わす。それだけでは、人脈はいつまで経っても広がらない。

僕は学生時代から、一度、仲良く話した方とは、必ず、Facebookで繋がるようにしている。

社会人との関係性をキープする優良なツールだ。

多くの人が仕事に関係する内容を投稿しているため、実績を披露したり、仕事の報告をしても、違和感がない。これがインスタやTwitterとの違いだ。

知り合い同士、顔の見える関係性で繋がっているため、投稿内容もしっかり読んでもらえる。

次に会った時の会話のキッカケになったり、仕事のポートフォリオとしても、活躍してくれる。

実際に人と会い続け、Facebookの友人が700人を超えたあたりから、仕事の問い合わせが増えた。

③信頼している人からの紹介

社会人になってから、経営者が集まる、会員制のビジネスコミュニティに参加するようになった。

経営者の方と、信頼関係を築ける環境に身を置くことは、飛び込み営業より、ずっと効果がある。

同世代とだけ過ごすのではなく、
年上の人と過ごす時間を増やす。

そのためにかかる諸経費は惜しむべきじゃない。

もちろん、「ビジネスコミュニティ」と言っても、その振れ幅は大きい。無作為に加入すれば、怪しげなビジネスに誘われたり、人として信頼できない人に出会ってしまうリスクもあるだろう。

だから、新しいコミュニティに足を踏み入れる際は、信頼できる人の紹介を頼るようにしている。

だから、コミュニティの趣旨や
活動の内容を事前に把握できる。

また、参加する時にも、どこから来たか分からない人より、「◯◯様の紹介で参加した人」になった方が、信頼されやすいし、興味を持ってもらえる。

それだけ、「信頼できる〇〇さんの紹介」は強い。

会いたい人がいるのならば、「どこに所属するか」だけでなく「誰の紹介で会うのか」も大切だ。

もちろん、「紹介したい」と思ってもらえる人になるための努力も、忘れてはならないし、その人を裏切るようなことは、絶対にしてはいけない。




以上の3点が我々が実践してきた
社会人と出会い、繋がる方法です。

【最後に:人と人を繋げる】


先の章で説明したように、多くの人は、信頼できる人との繋がりを探し求めている。

だから、僕は頻繁に人と人を繋いでいる。
素敵だと思う人に、素敵な人を紹介する。

「学生に向けて、お話していただけますか?」
「素敵なクリエイターの方を紹介できます!」

そんな風に学生と社会人を繋ぐこともあれば、会社員とクリエイターを繋ぐこともある。学生の拠点を運営しつつ、合う人がいれば、積極的に紹介する。

そこには、「時間」と「お金」を超えた、無限の可能性が広がっている。紹介された人も、紹介した人も双方がメリットを感じてくれる。

そうして人脈は緩やかに広がり、紡がれた信頼は大きくなる。回り回って、誰かが僕を繋いでいく。

たった、一人で生きていける人がいないように。

人脈づく「も営業も。きっと、その向こう側にいる"誰か”を想うことから始まっていく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?