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カブキのすすめ〜カブキは安い〜vol.1

みなさんはカブキ(歌舞伎)と聞いて何をイメージするか。

難しそう。つまらなさそう。お堅い感じ。一生に一回は行ってみたいけど…。

カブキを観たことがない人は大体こんな感じだろう。たぶん行きたい人は多いだろうに、なぜ行動に移さないのか。

考えられるのは、金とお堅いイメージ。

うーん🧐

私としては、カブキは安い

ていうのも、今までオペラや劇団四季や現代劇を観てきたけど正直カブキは他の劇と変わらないor安い。

これを説明するにあたっては、カブキの公演について説明しなければならない。カブキは昼夜の公演に分かれる。つまり昼の部と夜の部。昼の部は11時開演の大体15時くらいに終わる(終演時間は演目による)。夜の部は16時半から20時。片方だけで約4時間、しかもこの4時間の間に大体3〜4個(少ないときは1〜2)の演目を観ることができる。

価格帯は、一等席で18000円くらい。一番安い3階B席で3000円くらい。ちなみに歌舞伎座の幕見と言われる4階の一番後ろの席だと1演目から見ることができ、大体800円から1500円で済む。

どうだろう?カブキは安いと思わないか?

うーん🧐まだわからないかも?
ちなみにライオンキング。私の買った二階の4列目センターの席で11000円だった。ライオンキングの上演時間は2時間半。もちろん2時間半同じ物語だ。そして、大井町にある四季劇場の夏は決して綺麗な施設とは言えない。
誤解を招く可能性があるので言っておくが、ライオンキングは素晴らしい作品に間違いない。

そしてオペラ。今年の1月にこうもりという作品を新国立劇場で観た。大体3時間の公演、4階席で12000円程度だったかした。3時間同じ作品だった。もちろん、オペラはオーケストラの生演奏で素晴らしかった。

ここまででカブキが必ずしも料金が高いとは思えないのではないだろうか。
是非カブキを観に行ってもらいたい。

※歌舞伎に関する疑問等、何でもコメントくださいませ。
※写真は2018年新春浅草歌舞伎で、花席のき列から撮った定式幕。
※花席…新春浅草歌舞伎では当日券で、花道の横にパイプ椅子が設置される。座り心地は少し悪いかもしれないが、座布団付きで役者を非常に近くで観ることができる。
※新春浅草歌舞伎…毎年1月に浅草公会堂で行われる歌舞伎興行。役者は若手中心で、リーズナブルな価格帯。

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