明日、何か良いことあるかな 今日はひたすら泣いて 暗闇の中を歩き続けた 全てを辞めてしまいたいって いつも心の中に潜んでる 小さな雲がモクモクと広がり出して わたし…
笑うことって簡単なのに 本当に笑うことって難しいんだね 笑いながら君が言った 笑ってるねって君に笑顔で言ったら 笑ってないよって笑顔で返された そんなこと知ってる…
好きです 助けて 好きです 行かないで 好きです 好きです ねえ 苦しまないで 苦しまないで 言葉一つが君を刺そうとするなら わたしはその言葉を握りつぶすから 好きです…
描いた情熱はその先の彼方に飛んでいく わたしの見たことのない空には わたしが書き残したたくさんの絵が浮かんでいて 読み手のないそれらは雨に濡れて地面へと落ちていく …
もう二度と届くことのない この世界の終わりには 干からびたわたしの抜け殻が転がっていて 通り過ぎる誰の目にも留まることはなく やがて朽ちて消えていく それを残酷だ…
ごめん。 もう、わたしに嫌がらせをするのはやめてと 神様にお願いをする わたしが笑顔になるのがなぜそんなに憎いのか わたしが幸せになることがなぜそんなに憎いのか …
普通という言葉ほど尊いものはない わたしは普通に生きることなど出来ないから 普通に電車に乗ることも 普通に仕事に行くことも 普通に歩くこともできない 普通が遠ざか…
消えゆく星の光は この季節の終わりを意味している 昨日までの蝉の声は消え 鈴虫が鳴き始めた 夏は終わる わたしの気持ちを残したまま あなたに会いたいと 江ノ島の海を…
欲しいなんてそう思った時 なんで欲しいのかわからなくなる いらないってそう思った時 今すぐにでも捨てたくなってしまう そうやって たくさんの人たちがわたしの元を去…
時間は待ってくれない いつもそう わたしの手の中にある今は 誰かの手の中に握られていて わたしはいつも過去と向き合っている 行ってしまった今に思いを馳せて 後悔の…
終わらない夜は永遠にわたしの代わり 今に縛られないように 時間の概念さえも超えていく 月明かりは木々を照らすのではなく そこにある悲しみを照らしていて 浮き彫りに…
雨は嫌いだけど 雨の日の夜景は美しいから好き 雨は嫌いだけど 雨が降った後の芝生の匂いは好き 雨は嫌いだけど 水溜まりに映る空は好き 雨は嫌いなのに 雨の日にあなた…
この暗闇の中に輝く光を 欲に任せて手に入れたいと 必死に手を伸ばした人がいる 手を伸ばしても届かないから ハシゴを使って登っていき それでもその光は遥か遠く 手の届…
坂道を駆け降りるそのスピードは わたしの心臓の鼓動と同じ いくらスピードを上げても まだまだだよって笑ってるあなたの 大きな手を捕まえたくて 心臓の鼓動はまた一層ギ…
つまんないと 目の前にある空き缶を 太陽に向かって蹴飛ばした 空き缶は 太陽に向かってぐんぐん進んでいって やがて溶けて無くなった 一つの物体が消失することにも 何…
何もない それが当たり前 努力をしても 苦労を乗り越えても 誰かに良いことをしても 悪いことが起きても その先にはいつも何もない 一番嫌いな言葉は 報われる 今まで…
今日詠心
2023年2月4日 20:57
明日、何か良いことあるかな今日はひたすら泣いて暗闇の中を歩き続けた全てを辞めてしまいたいっていつも心の中に潜んでる小さな雲がモクモクと広がり出してわたしを覆い隠そうとしてしまう明日は何か良いことあるよね今日流した涙だって明日には乾いて、わたしを動かすチカラになるはずだから優しい月明かりはわたしを照らしてくれる暗黒の雲に隠されたわたしを見つけ出し明日という世界に連れて
2023年2月4日 03:56
笑うことって簡単なのに本当に笑うことって難しいんだね笑いながら君が言った笑ってるねって君に笑顔で言ったら笑ってないよって笑顔で返されたそんなこと知ってるよって笑顔で言ったらバイバイって泣きながら返されたサヨナラってきっとこういうことわたしの頬にも涙が伝う
2023年2月4日 03:53
好きです助けて好きです行かないで好きです好きですねえ苦しまないで苦しまないで言葉一つが君を刺そうとするならわたしはその言葉を握りつぶすから好きですわたしはあなたが好きです手をとってその温もりにわたしの温もりを重ねて大丈夫だよって微笑むだけで心にたまった氷河が溶けて流れ出す
2022年9月20日 20:06
描いた情熱はその先の彼方に飛んでいくわたしの見たことのない空にはわたしが書き残したたくさんの絵が浮かんでいて読み手のないそれらは雨に濡れて地面へと落ちていくこれで良かったなんてこれっぽっちも思っていないだけど、こんなもんだよなってどこか達観している今夜は君に会いたいと心の底から思うこんなに雨の降った日には体の芯まですっかり濡れてしまうからだけど、君からの着信を待っていて
2022年9月8日 21:26
もう二度と届くことのないこの世界の終わりには干からびたわたしの抜け殻が転がっていて通り過ぎる誰の目にも留まることはなくやがて朽ちて消えていくそれを残酷だと君は言うけれど壊れてしまったこの世界ではそんなことは当たり前なんだよとわたしは君に教えてあげる幼い頃炎天下の夏の空の下見つけたセミの抜け殻は大空へと向かう希望に似た何かだったそれに比べてわたしの抜け殻は魂がただ
2022年9月8日 21:13
ごめん。もう、わたしに嫌がらせをするのはやめてと神様にお願いをするわたしが笑顔になるのがなぜそんなに憎いのかわたしが幸せになることがなぜそんなに憎いのか神様は試練という都合の良い言葉を使ってわたしに嫌がらせをしてくるいつもそうわたしが楽しく誰かと話しているとわたしが幸せな気持ちで家に帰っているとわたしのやることがうまくいっていると神様は突然現れて不可抗力の嫌がらせ
2022年9月8日 21:03
普通という言葉ほど尊いものはないわたしは普通に生きることなど出来ないから普通に電車に乗ることも普通に仕事に行くことも普通に歩くこともできない普通が遠ざかっていく時わたしは泣いたどんなに辛いことがあっても泣かなかったわたしが普通を失ったとき、涙を流したそれは決定的に自分が惨めになった瞬間で昨日と今日を決定的に隔てた境界線だから朝起きて自分の体が正常に動くことを確かめ
2022年9月4日 21:48
消えゆく星の光はこの季節の終わりを意味している昨日までの蝉の声は消え鈴虫が鳴き始めた夏は終わるわたしの気持ちを残したままあなたに会いたいと江ノ島の海を眺め鳴らした鐘の数は溢れる涙へと変わりもう夏へ置いていこうわたしは一人、夏に取り残されたかったけどもう歩いていこうあなたを追い求めた季節はもう過去へと消え去ったカキ氷の氷は溶けてグラデーションを効かせた
2022年8月28日 14:15
欲しいなんてそう思った時なんで欲しいのかわからなくなるいらないってそう思った時今すぐにでも捨てたくなってしまうそうやってたくさんの人たちがわたしの元を去りわたしは一人になりたくないと叫びながら孤独を追い求めてしまう地下街をぼんやりと歩き続けそこにある孤独や絶望、倦怠や怠惰に包まれてわたしの帰るところはどこにあるのかとネオンが輝く夜の街を通り過ぎたそして行き着く答えは
2022年8月28日 10:11
時間は待ってくれないいつもそうわたしの手の中にある今は誰かの手の中に握られていてわたしはいつも過去と向き合っている行ってしまった今に思いを馳せて後悔の波が押し寄せるばかり今を追い求めて未来と向き合ってみるけど気づいたらその未来は遠い過去へと変わっているそしてまた後悔の波がわたしに押し寄せてくるわたしはもう今を捕まえることができない過去も未来ももうウンザ
2022年8月5日 23:03
終わらない夜は永遠にわたしの代わり今に縛られないように時間の概念さえも超えていく月明かりは木々を照らすのではなくそこにある悲しみを照らしていて浮き彫りにされた悲劇は尻尾を巻いて逃げ出していくこんな金曜日の夏の日に空から眺めれば全てがひとまとめにされるような世界でわたしと君は出会いそして引き離されていくたった一人のマエストロ指揮する世界は不協和音を奏で統率はいつ
2022年8月4日 21:56
雨は嫌いだけど雨の日の夜景は美しいから好き雨は嫌いだけど雨が降った後の芝生の匂いは好き雨は嫌いだけど水溜まりに映る空は好き雨は嫌いなのに雨の日にあなたと差す一つの傘が好き雨は嫌いだけど今日も雨が降らないかなって心のどこかで期待している
2022年8月2日 21:13
この暗闇の中に輝く光を欲に任せて手に入れたいと必死に手を伸ばした人がいる手を伸ばしても届かないからハシゴを使って登っていきそれでもその光は遥か遠く手の届かない場所で美しく光っている血眼になってハシゴを何個も繋げてこの空に届かせようと果てしなく長いハシゴを作って空に登っていったその人がどうなったのか誰も知らない今日も星は輝く一人の人の欲にまみれてもいつもと変わ
2022年8月1日 20:55
坂道を駆け降りるそのスピードはわたしの心臓の鼓動と同じいくらスピードを上げてもまだまだだよって笑ってるあなたの大きな手を捕まえたくて心臓の鼓動はまた一層ギアを上げるそれでも届かないあなたの手は遠くから見つめるわたしの視線になんて気づくわけもなく少し背伸びをしてウェーブさせた髪をなでる教室の端と端はまるで世界の表と裏のように離れていて絶対に気づかれることのない
2022年7月30日 23:33
つまんないと目の前にある空き缶を太陽に向かって蹴飛ばした空き缶は太陽に向かってぐんぐん進んでいってやがて溶けて無くなった一つの物体が消失することにも何の感情も得られないほどわたしの感性は刺激を求め続けているいやきっとそうじゃないここにあるものにわたしの求めているものが一つもないからテレビもパソコンもスマホもラジオも全ての電源を切ってわたしは35度の世界へと飛び出
2022年7月30日 22:57
何もないそれが当たり前努力をしても苦労を乗り越えても誰かに良いことをしても悪いことが起きてもその先にはいつも何もない一番嫌いな言葉は報われる今まで報われたことなんてない結果として残されたのはただ何もないだけ見返りを求めちゃいけないってだれかがいってたけど見返りって求めるものじゃないの?何もない明日も何もないわたしの手はいつも空を切るだけ報われ