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揚げ物を食べて太る人とそうでない人の3つの違いvol.564

どうもTOMです。

岡山県津山市にてパーソナルトレーニングスタジオを経営しており3年目に突入しております。


コンセプトは、
【身体作りをライフスタイルに】を掲げ、Quality of Life、生活や人生の質を高める結果と場所・空間を届ける事をビジョンに掲げています。


さて今回は、
揚げ物を食べて太る人とそうでない人の3つの違い

このテーマでお話ししていきたいと思います。


『えっ、別に食べ過ぎれば太るし、揚げ物でも食べなさすぎれば太らないでしょ』


そうです。確かにその通りでございますが、

その揚げ物を控える事に困っているから
そのダイエットに困っているんです。

そんな声が聞こえてきそうですねw



タイトルにあるように、


結論から言うと、揚げ物を食べて太る人とそうでない人の違いは3つと思っていて、

①血糖値の関係
②糖質を同時に摂取していない
③その前後で調整が出来ている

この3つが関係するかなと思っていますので

一つ一つ解説していきたいと思います。


①血糖値の関係

皆さんも1度や2度ではないかなと思うのですが、例えば


「唐揚げって結構何個も食べれるイメージないですか?」


もちろん、
お腹がいっぱいに膨れて食べれない事はあるにせよ、


揚げ物が食欲を増す理由の一つに

血糖値が関係しています。



どういうことかと言うと

基本的に揚げ物は、
炭水化物、正確には糖質ですが、
これが少なく


血糖値が上昇せずに、かつ糖質のように運動や身体のエネルギとして速やかに変換されにくい揚げ物の油は
そのまま中性脂肪に蓄積されやすく、


血糖値の上昇が得られないため、
血糖値の上昇が上げにくい部分から、

【満足感が得られにくい】


ここが揚げ物を食べることで、
オーバーカロリーになりやすい理由の1つかと思います。
(ただ食べ過ぎればお腹が膨れ満足感にはなるかと思います)


②糖質を同時に摂取しているか否か

これはシンプル代謝が乱れる

であります。


これは、
インスリンのホルモンが関係してくるのですが

本来、インスリンは本来、血糖値を下げる事が働きでありますが


この血糖値を下げる際に、

血液中にある糖を

体の各細胞に送り込むので

その各細胞が

・筋肉
・脂肪細胞
・肝臓

などにであり
血糖値が一定のレベルまで下がるわけであります。


この際に、
過剰に脂質を多く摂りすぎると血液中の
遊離脂肪酸(簡単に言うと、中性脂肪が分解されたもの)が増えることで、


このインスリンが正しく機能しなくなり、

インスリンの抵抗性を招いてしまう形になってしまいます。


https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/102/10/102_2691/_article/-char/ja


このインスリン抵抗性とは?

インスリンが抵抗を受けて、
正しく機能せず、
働きにくくなってる状態のことであります。


食事においても揚げ物だけであれば
まだしも、


ここで脂質を同時に摂取していると、

血液中の脂肪酸は増える上、


糖質を摂取している場合は、

このインスリンの働き悪くなり、


糖質の処理能力が落ちてしまうので、


筋肉等に行かなかった糖質は、

体脂肪に変換もされてしまう上


さらに揚げ物は、
体の細胞の炎症を起こしやすくなるので


結果的に
消化、吸収、

そして、エネルギーの変換


つまりは代謝が乱れる。
ここにつながってしまうわけであります。


もちろん痩せにくい体質にもなる

これが、結論であります。



③その前後で調整が出来ている


糖質は1gあたり4kcal

脂質は1gあたり9kcal

ただでさえ、カロリーが高い上に、血糖値が上がらずに満足感を得られないのであれば、
やはり過食につながりやすいかと思いますが、


ただ、ここで1つ注意なのが

僕が普段からいつも言ってる事ですが

食事制限ではなく

食事調整
食事改善
食事マネジメント

こういった表現に変えるだけで
実は、心理的にもプラスに働く部分があるかなと思っています。

要するに言葉の解釈、捉え方の視点ですが、

1日食べてダメではなく、その前後で調整出来ている点です。

これは以前のnoteでも書いた事があるのですが、

人間の脳は
制限や禁止となると
余計にそのことを考えてしまう習性があります。


こういった経験はありませんか??


「ケーキは絶対食べない」となると
スーパーやコンビニのスイーツコーナーにやたらと目が入ってしまう。


これは、脳の働きとしては
ケーキを食べないという思考に見えますが、正確には


「本当はケーキは好きだけど、食べてはいけないと禁止している」


こんな風に

脳は、ポジティブとネガティブの使い分けが苦手で

”実はホントはケーキは好き”


という解釈になってしまうんですよね💦


「ピンク色の象を思い浮かべないでください」と
言われたら、
ピンク色の象を思い浮かべてしまう。

まさに、あの現象なんです。



これを心理学では、

心理的リアクタンス

と言いますが、


アニメドラえもんで
のび太のお母さんが
「早く宿題しなさい」って言われると


本当はのび太が
宿題やろうと思いはじめていたとしても、

むしろ逆に
宿題が「やりたいという気持ちが薄れてしまう」ような現象です。


ただ、何度も言うように


揚げ物は絶対食べない
揚げ物は絶対禁止
唐揚げ、何か言語道断など


こういった考え方は、

今回も述べた返って
過食につながる心理的な作用が働きますので、


僕自身もダイエット指導、食事指導において
こういった方法は一切行いませんし、


パーソナルトレーニングジムを
経営するトレーナーとしても
この発信には気をつけていきたいと思っております。


とどのつまり食事は
うまく向き合うこと、
極端にしすぎずに
調整していくことが、

やはり長続きするダイエットかなと、ここに行き着きます。


ということで、本日は、

揚げ物を食べて太る人とそうでない人の3つの違い


といったテーマでお話をさせていただきました。


少しでも参考になれば幸いです😊


ではでは~









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