［コント］みんなもってた宇宙アンテナ　見えすぎちゃって困る？

講演に引っ張りだこの学者さん
こんなことを云ってらした。

「時々、質問をされるんですよ。
　自分で考えたことを人前で喋って良いんですか？　て」

世の中、そこまで行ってる。
あなたの脳は、何のためについてるんですか？
という話だ。

エビデンスは？　ソースは？　と
やたらに訊いてくる人がいるというのは
そのためかもしれない。

しかし、そんな人も
それがテレビだと　気にならないらしい。
テレビに出てる専門家や政治家や役人は
ちゃんとエビデンスに基づいて発言したり
行動していると思い込んでいる。
本当は、そういう人たちこそチェックすべきなのだが。

それはともかく、バカと陰謀論者についても、
彼らは気にしない。相手になるだけ損だと思うらしい。
バカでよかった、と思うのはそういう時だ。

ところで、バカとは何か？

ある哲学者は、

「自分が王様だと思ってる乞食は、たしたことない」

と云ったそうだ。上には上がいるということだ。

もっと上の　バカ　とは誰か？

「自分が王様だと思ってる、王様」だそうだ。

哲学者は　ほんとにエライと思う。
オレのようなバカも　しっかり笑わせてくれる。

と　前置きが長くなったが
バカ　の語源について、悟ってしまった。
封印されていた秘密を解いてしまったかも。
心して聞いて欲しい。

有名なのは、馬と鹿の区別がつかないことを
馬鹿と呼んだ話だが
馬と鹿の違いは　なんだ？

考えるな！　　　角　だ。

あの　角　何に見える？

オレは今日、それがアンテナに見えた。
昼間、森で鹿に出会ったのだが、
見つめ合った時に　ビビッときたのだ。

家に帰って　アンテナについて調べてみた。
前衛科学のデータベースである。

すると、ピンボン！ピンボン！ピンボン！

「染色体は、アンテナ」

ちゃんと、そんな研究があったではないか。

本文は読んでないが、ヘッドラインで十分だ。
たかだか二十万年生きただけのホモ・サピエンスが
ネットワークを実用化したのである。
宇宙が、思いつかなかったわけがない。

生物には、ネット機能が備わっていたのだ。
生物は、スタンドアローンではなかった！

あなたは、生命の根源が
ＤＮＡという物質やプログラムだと思うか？

あなたには、目に見えない
何か深いつながりがあるのでは…
と　感じたことはないか？

チャージ経験がないとは云わせない。
疲れてるはずなのに、どこかに出かけて
何かをやって、すっかり元気になった～
そんな経験が幾度もあったはずだ。

染色体にアンテナ機能がある　というのは
その科学的裏付けである。

何を受信しているか？
たぶん　おおかたすべてだ。
知恵もエネルギーも必要最低限なものはすべて
宇宙から得られるようになっている。
アカシックレコードのような話も
不食で生きられるという話も
染色体アンテナの　活用例だったのだ！
我々は、本来、受信する存在なのである。

人間は考える葦　ではなく、
「考える＋アンテナ」だ！

もちろん、通信能力は様々だろう。
個体差もあれば、種の違いもありそうだ。
しかし、基本、アンテナはデカイほうがいい。

すべての話がつながってきた。

おそらく　鹿　の通信能力は人間以上だ。
だから、鹿が神　なのである。

馬には、角がない。
邪魔だと思って捨てたのだろう。
そういうのを　バカというのだ。

思えば、「馬の耳に念仏」という言葉も
誤解か偽装で、深意は、おそらくこうだ。

大事なことは、耳では聞こえない
感じろ！　受信するんだ！

「染色体は、アンテナ」という論文
本文は読まなかったが末尾はチェックした
オマケが付いてるかもしれないから。

やっぱり、あった！

染色体のアンテナ機能……
オフにする研究が　完成したそうだ。
気をつけろ　というのである。

ははーん　と思い当たった人は安心していい
ちゃんとアンテナが　働いてる。

ヒヒーン！　と笑った人　すでにオフられてるかも

あとがき

思えば、二ヶ月前、
森で鹿の角を拾ったのです。
単なるバカが　どうして変なことを考えるようになったのか？
自分でも不思議だったのですが、やっと思い当たりました。
それが　宇宙通信のアンテナだったんですね。

ただ、惜しむらくは、
枝分かれのしてない短いのが一本だということ。
立派なのが二本揃っていれば、
預言者になれたかもしれません。残念！

蛇足

＞自分の考えを喋ってもいいんですか？

大事なことは、「自分が」とか「専門家が」、ということではなく、

＜宇宙につながってる考えか？　キレてる考えか？＞

ということもかしれません。つながってれば、バカのいうことでも笑える。キレてしまうと、どんなに優秀な人でも、

誰かを犠牲にしなきゃいけないとか、
すべてをぶち壊して
エリートだけで世界をやり直したほうがいい、

などと妄想するのでは……