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24.6.7

24.6.7
仕事帰りに図書館に寄る。ようやくカードを作った。
ブルーノ・タウト「図説精読 日本美の再発見」、谷尻誠「1000%の建築」読む、というか眺める。せっかくだから興味のある建築関連。
仕事終わりでくったりしているので、タウトの方は日本のことを褒めているところを適当に眺めるみたいな怠惰な読み方をする。いいのかそんなことで。しかし仕事疲れのときくらいには効率のいい読み方で、褒められのついでに情報が入ってくる。でも自分への褒めではないので、これをやると虚しい。

で、その流れを借りて「1000%の建築」の方も流し読み。違う分野からヒントを得て建築を作っている事例が多い気がする。いろんなことの枠組みを見つけ、建物の設計に当てはめる、というようなことをあらゆるレベルでやっているような予感。流し読みなのでそんな予感で終わり。

もうちょっと頑張って、「建築の際 東京大学情報学環連続シンポジウムの記録」。の、第三章 アナロジー/経験/幾何学だけつまみ読み。トポロジーぽいのが出てきたので読んでみる。数学と建築に興味がある。のは、ただ勉強してこなかったところを補完した気になりたいだけだったりして。案の定頭に入ってこなかったので、和泉雅人「迷宮学入門」と共に借りる。借りたが、図書館の本を期限までに読めたことがない。読めるのか??

夕飯、高山なおみのレシピ「南風荘ビール」つくる。グレープフルーツジュースとビールを合わせ、コップの縁にソルト。うまーい。金曜の夜。いかすみソースを買ったので、いかすみパスタ作って食べ。うまいー。

熱めの風呂に入り、「遠ざかる家」読了。面白かったが、時代背景を知れば主人公たちの行動などもっと楽しめる気がする。主人公が、カイゾッティは胡散臭いと直感し、また評判が悪いのも知りながらなぜ敢えてのめり込むのかよく分からない。盲目とかじゃなく、はっきりとこいつはなんか変だぞという描写を連ねておきながら、魅力を感じて家の計画をカイゾッティに頼んでしまう。うちなら絶対頼まない。その辺の心理描写が、時代背景や主人公の立場を知らないとうまく噛み合ってこないのかもしれない。そういうものとしてとりあえず読んだ。
終わりの情景が哀しく、詩的でいい感じ。

絵、描けたらよかったが本読みで終わる。

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