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経営理念は現場に落とし込んでこそ意味がある!!その方法とは!?

こんにちは!
今回は私の著書『社員を喜ばせる経営』(現代書林)より、
今いる社員が辞めずに育つ、人材育成の成功法則をお届けいたします。
書籍から引用しつつお話します。
シリーズものですが、ここからでもお読みいただけます。


 経理の精神を現場まで落とし込む
 
経営理念・ミッションに従ってビジョンが生まれる
年間の計画が出てくる
最終的にそれぞれ目標達成のためのスローガンが掲げられてくる
というわけです。

これがやっぱり経営のあるべき姿です。
経営計画ができてなかったら毎年伸びないんですよね。
私どもは35年ぐらいずっと経営計画を作ってきました。
来年何をやる、5年後何をやるって言いながら皆で夢を作ってきました。
 
その間にいろんな部門ができました。
初めは事業承継の部隊でした。
それがコンサル・人事労務・国際部・行政書士の部隊、
M&A等を合併をしたりする企業再編の部隊など、
色々な部隊が出てくるのはやっぱり、
来年はこういう部を作ろうって決めて
それに基づいて行動するからです。

勿論その中でも、できずに終わった事もありました。

色々な失敗もありますけど、それはそれでいいんです。
失敗してもまた同じことを起こさない仕組みにしたらいい
わけですからね。
スローガンは経営理念に一つも反することなく、
経営理念を十分に想起させるものであるべきでしょう。

 
とにかく潰れないように現状維持で指導していきましょう、なんて言わないです。
現状維持の計画というのは「落ちる」事とイコールに捉えてください。
いずれは潰れてしまいます。
伸びる計画、勿論5割6割もバーンと伸びる計画はいらないので、
少なくとも5パーとか10パー、毎年伸びる計画を立てるっていうところに意味があって、
それが達成できた・できないと宣言することが大切です。
 
覚悟すること・宣言すること
 
社長が来期5%売上を上げよう、
利益を10%上げようと宣言すると、覚悟と思い込みができるわけです。
 
予祝という言葉をご存じですか?
前祝、あらかじめ祝うことですね。
とある会社によると、計画スタートの時点で『売上達成しました』って言って、みんなで喜んでお祝いするんです。
そうするとその気になって実際に達成できるらしいです。
やっぱり覚悟するからですかね。
社員からすると、一見飾りのような経営理念、ビジョン、スローガンなどの文言も、
体系として理解できるようにわかりやすく伝えることが必要です。
お題目にならないように社員に読んでもらう。
社員・家族が幸せになるための法則だと思って読んでもらうんです。
経営理念の浸透』の基本的なノウハウとしても重要なポイントになります。
トップに経営理念があり、その下に人材育成理念、そして概念を設置しています。

理念の浸透もそうですし、人材育成する理念も必要ですし、
考え方をまとめて、社員さんに伝えていく。
うちの社長も朝礼で必ず理念の話をしたりビジョンの話をしたり、
これからどうしたいって話をしています。
社員を鼓舞するような言葉を言わないと売り上げも下がりますし、
怒ることも必要ですが、怒るだけじゃなく社員をその気にさせる。
そういう言葉をかけていかないといけないのかな、というふうに思います。

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