東京あんぶらー

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東京在住散歩好き テクノロジー好き 歴史好き 外国語好き ワイン好き Tokyo Ambler 東京流れ者?

最近の記事

2年間で外国語独学環境は激変している

2年間ぐらいブログを書いていない。 さほど大きな理由があったわけでもない。仕事が忙しくなったことや、自分の書いたものをどこかに発表するということへの意欲が停滞したのだ。実際、この2年間も昔と変わらずに日記は書き続けているので、コロナによって会社、社会、家族、自分がどのように変化したかを腰を据えてまとめる気になれば、それなりの資料には事欠かない。 2年前も、外国語を学習する上でのデジタル的独学支援ソリューションのことはかなり熱意をもって書いている。当時盛んに取り上げたDuol

    • Duolingoで越えるハングルの壁!

      前にも書いたことがあるが、Duolingoという外国語学習アプリを愛用している。 https://note.com/tokyoambler/n/nff499c3ab7ed その良さは、たぶん、使ってみないとわからない。 だから誰にでもとりあえず使ってみることをすすめている。 ポイントは、外国語というものの習得は基本、何度間違えることができるかによって可能になるということにある。 これまでの教習本や書き取りノートと違って、いやになるほど、文法や単語を間違えることができ

      • 僕がコンサドーレファンになった日

        僕はコンサドーレ札幌のファンだ。でもJ2とJ1の降格昇格を繰り返す不遇の時代を乗り越えてきた筋金入りのファンではない。 子供の頃は、筋金入りの野球少年で、巨人ファンだった。その後も、野茂、イチロー、松井のMLB挑戦にはワクワクしていた方だ。でもいつからか、日本のプロ野球が、自分の働いている企業社会にそっくりなのにウンザリするようになって、心が離れはじめた。MLBに熱中しだしたのも、日本のプロ野球中継を見る気がなくなったからだった。 サッカーはといえば、中学の頃、少し部活動

        • With コロナでのJリーグが始まった

          相変わらず、東京のコロナの感染者数は増加傾向にある。以前ほど、過敏には反応することはなくなった。メディアの通り一遍の扇動的報道に飽きたということもあるというか、そもそも、あまり地上波を見なくなったということが大きいかもしれない。 ブラジルの大統領は、陽性になっても、風邪みたいなもんだと嘯いているとか。 事態が本当に深刻かどうかは別として、緊張し続けることに疲れてきたのだろう。 なにはともあれ、Jリーグが始まった。はじめは無観客試合だったが、この週末からは観客試合が始まる

        2年間で外国語独学環境は激変している

          ふらんすへ行きたしと思へども

          原田マハさんの美術関係の小説はすべて読んでいる。それ以外については、あまり興味がない。それが面白いとか面白くないという話でもない。ただ僕は、原田マハさんの美術関係の小説が好きなのだ。これは、石田衣良さんのほとんどの作品が好きじゃないのだけど、池袋ウェストゲートパークだけは一番好きな小説シリーズの一つであるのと少し似た構造のような気もする。 その原田マハさんが、レオナルドダビンチの没後500年の大規模な展覧会を見るために、パリを訪れている時に、今回のロックダウンを目撃すること

          ふらんすへ行きたしと思へども

          ペストの共犯者

          土曜日は一日雨らしい。 在宅勤務と出社のバランスを取りながら、また一週間がたった。 テレビを見るのは極力避けている。無能さと不毛さという現実を見るのが嫌になったからだ。 手洗い、うがい、鼻うがいなどをマニアックにしながら、最低限の健康状態を維持するために必要な外出をするという繰り返しだ。 カミュが流刑という言葉を使ったが、たしかに、国民、あるいは全世界の人々が皆、刑務所に入ったような生活をしているのかもしれない。 少しずつ読み続けていたアルベール・カミュのペスト

          ペストの共犯者

          コロナ新型ウィルスと共棲する日々

          週初というのは、前から打ち合わせが多かった。月曜日に多くの打ち合わせがあり、週の方向性を決めて、各自動き出す。 緊急事態宣言が出てから、決定、判断の量が増え、内容も複雑化したので、従来よりも、打ち合わせ回数が増えた。 三人寄れば文殊の知恵的なことの意味が大きくなっている。特に、なんらかの判断をしなければならないので、できる限り、短時間で、違った意見をぶつけあうことが必要だからだ。 ということで、あっという間に、一日が終ってしまった。 最終的に、僕たちの判断が正しいかど

          コロナ新型ウィルスと共棲する日々

          僕たちの現在はアルベール・カミュによって既に描きつくされていた

          少し昨日の続きのような話になる。 目が悪くなって、紙の本が読みにくくなった。そのためフォント調整が可能な電子書籍に頼らざるを得なくなった。しかし、紙の本に比べると、キンドルであれPCであれ、長時間の読書には向かない。すなわち身体的劣化がダブルで僕の読書生活に深刻な影響を及ぼしたのである。 しかし、多読以外は読書ではないわけでもない。自分の頭で考えるということと、よく選んだものを少しずつ精読するということは相性がいい。 今日は、PCとキンドルと文庫本を併用して、最近、再び

          僕たちの現在はアルベール・カミュによって既に描きつくされていた

          電子書籍は精読に向いていると思う

          歳を取るということは、90%ぐらいは身体の機能が劣化することと定義してもいいだろう。実際、やけに病院に通うことが多くなる。身体の機能が以前に比べて落ちていくことに対しては、さほど、落胆することはない。多分、若いころから、身体能力を自分のアイデンティにしたことがないからだろう。 僕は、全くの運動音痴ではなかった。しかし運動会のHeroというタイプの子供でもなかった。球技は案外得意だったし、体力だけの勝負じゃない、一種の戦略性のあるカテゴリーについては、自分で言うのもなんだが、

          電子書籍は精読に向いていると思う

          全力少年な日々

          ひたひたと感染症が自分たちの周りに近づいてきているような気配が漂う。 ここ数日素晴らしい天気なのにもかかわらず、視えないウィルスの脅威は高まっているらしい。 今日は、一日、コロナ支援対策を利用する際のペーパーワークだとか、事業パートナーとの契約における今回の事態の影響度などを考えたり、電話や打ち合わせは極力避けて、読んだり、考えたり、書いたりすることに集中している。 特に、社員、社内施設、顧客などに感染が発生した場合の、マニュアルの必要性を痛感しながら、転ばぬ先の杖で、

          全力少年な日々

          リモートワークの光と影

          ここ数年、オフィスワークに再順応するために、ライフスタイルが少し組織(というか場所)に拘束されがちになってきたが、思いもよらぬ事態の展開に、過去十数年慣れ親しんだリモートスタイルへと世の中の方が近づいてきた。 (リモートワーク用のBGMで、Focus Worksというピアノ曲を聴きながら) 感染症リスクというのは当然、ストレスフルだし、それに対応して企業を維持していくというのは、海図なき航海、視界不良のもとでの飛行のようなところがあるので楽とは言えない。 ただ、そのあた

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          メイエルストルムあるいは落下の法則

          緊急事態宣言が発出された翌日。 在宅勤務が板についてきたせいか、おだやかな晴天の朝、恒例となった買い物がてらの散歩を始めた。 朝方通勤というプロトコルをやめたせいもあって(というか、このところ乗り物に乗る頻度もガタンと減ったこともあって、近所の風景と、テレビニュースの中の繁華街の風景など、外界に触れる回数が少ないという環境にも慣れてきた。 もともとリモートワーク中心だったのが、ここ数年、オフィスワークの比重が上がったので、再順応ストレスを感じるぐらいだったのに、それ

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          視界ゼロから視界不良へと前進した日

          緊急事態宣言が発表される日は晴れていた。 昨日はFace to Faceの日だったが、今日は一転完全在宅勤務の日となった。途中、家の買い物に付き合って、近所を散歩した以外は、家で、無数のコンファレンスコールや電話や、社内文書の作成、確認で過ごした。 在宅勤務のリスクは、あまりに没入しすぎることである。あまりに効率的なので、疲労度も大きい。 そういう意味では、音楽というものがこれまでになく重要である。 最近は、起き抜けに流して、その日の気分にあった曲を繰り返

          視界ゼロから視界不良へと前進した日

          緊急事態制限に備えながらViva La Vidaを聴いた

          先週熱が出たので、オーソドックスに、1週間は様子を見て、在宅業務に徹した。さすがにその後、悪化することもなく、体調も十分になった。 「不要不急な外出を控える」という玉虫色の言葉で発令されそうな「緊急事態宣言」の前に、曖昧ではいられない自分たちの判断を固めて、周知するには、やはりFace to Faceということでオフィスにやってきた。 さすがに、必要のない人は在宅と言い続けたので、オフィスはガランとしている。しかし、業務を停止しているのではないので、どうしてもオフィスにい

          緊急事態制限に備えながらViva La Vidaを聴いた

          曇り空に気分も憂鬱になってしまった

          今日は昨日とは一転して、寒い一日だった。朝方、買い物に出かけただけで、今日は一日、引きこもることにした。 しかしその日の天気というのは本当に人間にとって大切だ。昨日は家にいても、窓から吹き込む風がすがすがしく、縮みがちな心の中にあたたかい空気をいっぱい吹き込んでくれるようだった。 本日は、寒く、曇りの一日だ。曇天が嫌いというわけでもないが、自由に出歩くべきではないというような条件のもとでは、窓から見えるこの灰色が文字通り陰鬱さの念押しをしてくる。 こんな日は、何かを

          曇り空に気分も憂鬱になってしまった

          僕が今日一番嬉しかったこと

          天気予報どおり、とても暖かい快晴の一日だった。一言で言えば、お出かけ日和だ。しかし世の中は、それとは正反対の状態だ。 僕も行動自粛すべきだと思う。ただ、もともと、犬と同じような性格で、外に出なければ、胃の調子が悪くなる。しかも、こんな天気だ。 テレビニュースはみないことにした。どっちみち行動自粛するのだから、精神衛生上よくないものは遮断するに限る。 他人に迷惑をかけないようにということで、マスクをして、近所の、人通りの少なそうな場所を選んで、散歩をした。 早朝なので、

          僕が今日一番嬉しかったこと