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彼が殴るの

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暴力性。破壊衝動。わたしの中の野蛮。彼が殴るの、の彼、が誰なのかといえば、きっとわたしの中にある彼、なのだろうな。わたしの中にある彼、は、わたしのことも、わたしの外の人たちのこと…
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#日記

日記:感情を揺さぶる幾つかの断片

ストレスが溜まっていたようにも思うし疲れていたのかもしれない。マインドフルネス瞑想は雑念ばかりで集中に戻ってきづらく一種諦めの気持ちになったが、諦めた後に対象関係論の入門書を読みビオンの生涯を辿って号泣し、谷桃子バレエ団の公式youtubeで白鳥の湖を観て号泣するなどする。こんなに泣くとは思わなんだ。とはいえ私は泣くのに関しては肯定的である。泣く効用は人に対しては緊張緩和と副交感神経への切り替えの

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手を握る。

手を握る。

大学時代の夢を見た、というより、夢の中のわたしは大学生だったようだ、というのが正しい。

場所は普通の一軒家だったが寮だったみたいで、ちょっと外出して戻ってきたわたしに5年目4年のあの先輩や6年目4年のあの先輩が教えてくれたことによると、どうやらわたしがいない間に寮の大事があったみたいで、しょっちゅう寮から自主的にいなくなってたわたしらしいわなあ、と思った。

一昨年亡くなった同級生の友人もいて、

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記憶をフィックス。

記憶をフィックス。

前回の鍼治療、といっても匂いを使うアプローチだったので厳密には「鍼」ではないのだけど、甘い匂いに体も心もふにゃふにゃと緩んで、そしたら過去の記憶がぶわっと、制御不能にぶわっと、止まらず出てきて、寝てる間も夢ばかりで、2、3日大変だった。

だからというわけじゃないけど、今日の鍼治療の後、何となく車を走らせて走らせて、何となくで走る距離じゃないのだけど、元彼氏のところに通った道を、高速を使うようにな

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有料マガジン『あれは、赤い花。』を公開しました。

 2冊目のエッセイ個人誌を出すお知らせをしておりましたが、ひとまず有料マガジン『あれは、赤い花。』を作成、公開しました。

 当初は、印刷の本を作り文学フリマで販売する予定だったのですが、コロナ流行の状況で中止となってしまい、予定を少し変更することになりました。この先、noteの有料マガジンだけでなく別のルートからもオンラインで販売できるように、徐々に準備を進めようと思っています。印刷本は…どうし

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