それでは今日も森鷗外の「逍遙子の諸評語」を読んでいきたいと思います。
鷗外は、まず「小説三派」のおおまかな説明から始めます。「固有派」につづくのは……
ドイツの作家ルドルフ・フォン・ゴットシャル(1823-1909)は1882(明治15)年に『詩学 - 近代的視点から見た文芸とその技法』を著します。鷗外がゴットシャルを精読していたのは留学中のミュンヘン時代(1886年3月8日~1887年4月15日)からベルリン時代(1887年4月16日~1888年7月5日)にかけてだと言われています。
ということで、この続きは……
また明日、近代でお会いしましょう!