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アウトプットだけしていても非効率。「循環の学び」がどれほど大切かということに改めて気づかされた。

先日、一週間のうちに、折りたたみ傘と普通の傘、2本をどこかに置き忘れてしまった。朝は降っていたのに夜は降っていない。そんな日の傘は必ずどこかに置き忘れてしまうということに気づいた今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて。

「日本と海外をエンタメでつなぐ」を目標に、ひたすら英語力に磨きをかけ続ける毎日ですが、そんな毎日の中でふと気づいたこと。学びって「円=循環」を意識しないと非効率になるよね、というお話をしたいと思います。

インプットとアウトプットを循環させることの大切さ

インプトットとアウトプットという言葉はよく耳にすることと思います。インプットってのは、教科書を読んだりして詰め込む学習。アウトプットは学んだことを発信したりして外へと放つ学習。いずれも大切だと言われていますよね。そうなんです。いずれも大切なんですが、いずれかに偏ってしまうと、一気に学習効率が下がってしまうんですよね。

ここ1年ほど、外国の方々と会話をする機会をかなり設けています。機会があれば会うようにし、機会があれば話すようにしています。そのため、外国の方々とコミュニケーションすることに対し、微塵も抵抗を感じなくなりましたし、緊張することすらなくなりました。要するに、場数ってやつですね。その反面、インプットにかける時間が著しく低下しておりまして。

「日本と海外をエンタメでつなぐ」という目標を達成するためには、どうやってそれを実現するかの方法にもよるとは思いますが、信じられないほどやるべきことが多くて。しかも、兼業家という身分で取り組んでいるため、単純に生きていくためのコストは、別の仕事で得る必要があったりもします。

そんな毎日を過ごしていると、圧倒的になくなってしまうのが、時間です。やりたいことがやれている毎日なので、時間に追われるという感覚はないものの、気づけば一日が終わってしまっています。

そして、インプットするための時間がほとんどない、という状態に陥っていることに気づいたのです。

有益とされるアウトプットもインプット有りき

外国語を学ぶことに関して言うと、日本人ってのは元来から持ち合わせた性格のシャイさも相まってか、アウトプットよりもインプットを好む傾向にありますよね。学校での英語の授業スタイルが、インプット重視だったということも関係があると思います。

まぁ、時代も変わって現代の若い人たちは、チマチマとインプットを続けるよりも、バババッとアウトプットを楽しみたい。なんて思考に変わっているのかもしれませんが。

ともかく、インプットを延々と続けたにも関わらず、英語が話せないと悩む日本人が多いことから、「やはりアウトプットこそ大事だよね」という論調を目にする機会も多いものです。

ビジネスの場面でも同様ですね。ビジネス書や自己啓発本ばかりを読み漁るよりも、やっぱり行動が大事で。行動した結果を踏まえて、次の行動に向けて調整するといったように、アウトプットは非常に重要視されます。

じゃあ、「アウトプットできてる毎日だから、いいんじゃないの?」と思ってしまいがちですが、そこで気づいたわけです。

アウトプットだけに偏ってしまうと、アウトプットで得られる学びの効用しか得られない。

ということに。

簡単なイメージで言いますと、食べ物を食べない環境下で筋トレするイメージ筋肉づくりに欠かせない食べ物を食べる行為=インプットをすることなく、ひたすらに筋トレ=アウトプットをするもんだから、効率的に筋肉がつかない。汗を流して充実感はあるけれど、実際にはまったく筋肉になっていない。ということに気づいたわけです。

改めて「循環の学び」の大切さに気づく

やっぱり、インプットしたものをアウトプットするからこそ効果があるんですよ。しっかり食べるから、しっかりとした筋肉がつく。ちゃんと人を愛するから、ラブソングが書ける。で、その結果を踏まえて、またインプットするからこそ最初の学びが熟し、筋肉にも張りが出て、愛情にも深みが増す。改めて、循環の学びの大切さに気づいたということです。

とは言え、貴重なアウトプットの時間を減らすなんて野暮なことはいたしません。なんとかインプットの時間を確保できるよう、最大級に効率化してきた日々の作業をさらに効率化するため、頭と知恵を振り絞ります。

そんな中、やはり目指すは物書き。昔から継続してエッセイを書いたりなんかもしています。他の作家さんにはないテイストなんじゃないかな。こんな妄想まみれで自虐的なエッセイ。と、珍妙な自画自賛を持っていたりもします。

年が明ければ「」の一年が始まる気配がぷんぷん。スムーズに「動」のモーションに移れるように、少なくとも残された年内は学びに学んで、レベルアップしておきます。

大きな目標を狙うためには、凄まじい準備が必要。気軽に情報発信できる時代になった昨今ですが、本気のものをぶつけようとすると、やはり今も昔も時間がかかりますね。動き出すのはすぐなのですが、結果が出るまでの時間は相応なものが必要ですね。

そんな感じで焦らず慌てず急ぎ足で今日もやっていきまーす。

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