エッセイ『デタラメだもの』

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あなたはM気質? それともS気質? 血液型はO型A型B型AB型? それを議論するこ…

「ボク、歯医者が好きなんですよ」といったことを言ってのけると、周囲から、あり得ない、考えられない、信じられない、などと距離を置かれてしまうことがよくある。しかし、その実、歯医者はめっぽう好きだ。 治療にはもちろん痛みが伴う。定期検診で歯石を取り除く施術だけでも、ぞんぶんに痛みを伴…

スマートフォンで簡単決済。調子に乗って便利なものを利用すれば、背中に冷や汗をかくよ…

便利なものを利用すれば、やはりそれなりのメリットは享受できる。特に昨今では、次から次へと新しいサービスが登場したりもするので、生活を便利にしてくれるものは、率先して取り入れていきたい。 そんな中でも、スマートフォンひとつで決済できるようになったのは、なんとも画期的だ。なんせ、財布…

心から食を楽しんでいるにも関わらず、早食いで且つ、三角食べをしないことから、食に無…

食べるという行為は、実に楽しいものだ。その楽しみを知らぬ子供の頃は、食べることはあくまで単なる食事。サッサと済ませてゲームをしたり遊んだりしたくなったもの。しかし、大人になるにつれ、食べることが楽しみに変わっていく。 家庭で出される食事以外にも、多様な料理に触れるようになるし、何…

何で今日に限って、こういうことが起こるの?不運は今日も人の運命を弄ぶ。『デタラメだ…

何で今日に限って、こういうことが起こるの? と、運のなさと申しますか、運命のイタズラと言いますか、いや、そもそもそれが宿命というものなのかもしれないが、何で今日に限って、こういうことが起こるの? という不運は訪れる。 わかりやすい事例でいくと、学生時代、普段は教科書なんて滅多に家…

いちいち髪型を気にする必要がなくなる、画期的なアイデアを思いついたのだが。『デタラ…

公衆トイレで用を足し、洗面台で手を洗っていると、たまにこういう場面に出くわす。洗面台の隣に立つ年頃の男子が、鏡に向かい、一心不乱に髪型をセットしているという状況。 年齢とともに、髪型の決まり具合を綿密に確認するようなことはなくなった。ただ、あまりにも鏡を見ずに過ごしていると、顔面…

消防車のサイレンがきっかけで始まるご近所付き合い。近隣住民がご近所さんに昇華する瞬…

救急車や消防車のサイレンが聞こえる。遠くのほうから聞こえはじめたサイレンの音は徐々に大きくなり、すぐ近所まで近づいたかと思うと、ピタッと止まる。 サイレン音は音楽でもエンターテインメントでもないから、リスナーの気持ちを害さぬよう、フェードアウトなどして終幕を迎えてはくれない。いつ…

人間は思った通りに動いているつもりなだけで、実際のところ、思った通りに動いていない…

なるほどな。という発見をすることがある。あまり知識を持ち合わせない幼い頃は、出会うものの多くが「なるほどな」につながっていたが、年齢を重ねるとともに、それなりに知識が増えたり、既成概念を持ってしまったり、そもそも出会いたい情報にしか出会っていなかったりして、「なるほどな」の機会も…

年をとると、あっという間に時間が過ぎるよね。という時間の相対性について深く考えてみ…

年齢を重ねれば重ねるほど年をとるのが早くなる、なんてことはよく言われるが、実際にそう感じている自分がいる。一週間なんてあっという間に過ぎ去っていく。 子供の頃は、学校のない日曜日が待ち遠しくて仕方がなかった。その日に向けて、平日の5日間と土曜日の半日を、なんとかやり過ごしていた。…

物語に必要な感情のN字曲線の、右下部分の辛さが心苦しくて耐えられない場合はどうすれ…

たいていの物語というものは、実に心苦しい。より正確にいうと、物語中に心苦しさを多分に孕んでいる。そして、長い物語になればなるほど、それは反復する。たとえその心苦しさに耐えかねて、足をプルプルと震わせている読者や視聴者がいたとしてもだ。 物語にはN字曲線というものが欠かせないといわ…

小説投稿サイトのコンテストに投稿した作品のテーマを間違って執筆していた!?と思いきや…

まさか、こんなことが起こりうるのか? 唖然呆然としてしまう事態ってものは、数年に一度くらいは起こるような気がする。そして、それが起こってしまった。エブリスタという小説投稿サイトのコンテストに投稿する作品のテーマが『あと5分』だったにも関わらず、『あと5日』と勘違いして、壮大なるミ…