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ボジョレー・ヌーボー2days
先週は11月第3週。木曜日はボージョレ・ヌーヴォーの解禁日でした。ぶどうの収穫は、ワイン好きにとっては、秋の1ページ。毎年、この季節を楽しみにしています。もちろんことしもヌーボーをゲット。
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アルベール・ビショーのヌーボー2023にしました。
🍷味気なくても機能的
去年も飲んだ作り手なので、1年前の記憶と飲み比べです。ちなみにこのワイン、容量500mlでしかもペットボトル。
最初はなんだか味気なくも感じたペットボトルワインですが、持ち運びのときに割れる心配がないので、機能的かなという気もしてます。もちろん、ヌーヴォーだからの感想であって、さすがにフレンチのレストランでディナーと一緒に楽しむ、格付けシャトーやブルゴーニュのグラン・クリュがそんなことになっちゃうのは、ちょっと違うかなと思ってます。そもそもそんなことになる日はこないとも思いますけど。
🍷ことしの洋食おとも
ヌーボーの日になると、毎年何を合わせようか、料理については悩みます。赤ワインとはいえ、渋みは少なくて、酸味もソフト。長期熟成させるための複雑な要素はないワインなので、気軽な感じのおつまみがいいなとも思うのですが、1年に1度の楽しみだと思うと、それなりに凝ってもみたいし、なんといってもワインなので洋食を合わせたい。
個人的には親しみやすいメニューであれば、ナポリタンなんかはとてもいいと思うのですが、普段よりグレードアップした気分で飲みたくもあるし。
🥩ハンバーグ1st.day
そこで、選んだのがこんなメニュー。
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ハンバーグの上から、デミグラスソースがわりに、牛肉の赤ワイン煮込みをかけてみました。
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洋食屋さんなんかだと、ビーフシチューハンバーグなんて名前でメニューに載ってる感じですね。
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牛肉の赤ワイン煮込みはちょうど、少し前に作って冷凍しておいたので、温め直します。仕上げにバターを溶かして、コクと風味をプラス。
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煮込みのソースをしっかり堪能するために、付け合せにパスタをチョイス。茹でて熱いうちにバターをからめておきます。
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ハンバーグの上から、ソースをたっぷり。
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煮込みのお肉も盛り付けて完成です。
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🍷煮込みとワイン
煮込み料理はお肉と香味野菜を長時間かけて調理するので、できあがったソースは、その旨味が渾然一体となった複雑な味わいになります。
ワインを合わせるときも、その複雑味を意識すると、つい熟成して旨味の増した赤を合わせたくなりますが、自分のワインの恩師的な存在のソムリエさんは、複雑な料理に複雑なワインを合わせると、舌が食べ疲れするので、煮込みにはシンプルな赤ワインを選ぶこともあると教えてくれたことがあります。まさにそんな組み合わせになりました。
解禁日にグラスで2杯飲んだヌーボー。まだ半分は十分残っていたので、次の日もいただきます。
🍗チキンソテー2nd.day
冷蔵庫でしっかり冷やして、2日目は合わせるメニューも新しく考えてみました。
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この日はチキンソテー。粒マスタードのクリームソースを添えてあります。
🥄ソースは粒マスタード
🥄ソースの材料(2皿分)
・玉ねぎ…1/4個
・にんにく…1片
・白ワイン…1/2カップ
・コンソメ…1カップ
・生クリーム…大さじ2
・粒マスタード…大さじ1
・バター…10グラム程度
・こしょう…少々
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にんにくと玉ねぎはみじん切りにします。
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お鍋に白ワインとともに入れて、強火で煮詰めていきます。
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水分がほとんどなくなったら、コンソメを投入。
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半分くらいの量になるまで、もう一度強火で煮詰めます。
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いったん冷ましてから濾して、生クリームと、粒マスタードを加えます。
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強火にかけてとろみが出てきたら、OK。
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火を止めて余熱でバターを溶かし、こしょうで味を調えたらできあがりです。
このソースは、フレンチのクラシックなヴァン・ブランソースに、粒マスタードを加えたものです。煮詰めた白ワインの酸味にコンソメの旨味が味のベース。そこにバターでコクとまろやかさをプラスしたものが基本ですが、さらに粒マスタードの食感と風味がアクセントに加わって、淡白な鶏肉やお魚におすすめです。
🍗チキンヤキストのこだわり
さあ、ではメインの鶏を焼いていきます。
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フライパンにオリーブオイルを入れて火にかけます。煙が出てきたら弱火にして、皮を上にして鶏肉を入れます。
皮を下にして熱いフライパンに入れると、縮んでお肉が反る原因になるので、まずは身の面から焼いていきます。これが、トケイヤkitchenスタイル、ニクヤキストのこだわり。
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身が焼き固まったら返して、フライパンの油をスプーンですくってかけながら、弱火のままじっくりと。
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だいたい15分ほど焼いて、アルミホイルに取ったら、包んで余熱で火を入れます。
🥕付け合せは3色で
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付け合せの基本は白、赤、緑の3色。今回はじゃがいも、にんじん、ほうれん草にしました。いずれも下茹で済みです。
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じゃがいもとにんじんは、鶏肉を焼いたあとのフライパンで焼色を付けていきます。
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にんじんが先に焼けました。じゃがいもは面が多いので、全面しっかりこんがりを目指してあとひと息。
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ほうれん草はさっと炒めて。
付け合せを準備してる間に、鶏肉を包んで早や10分。
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切り分けるといい感じ。中までしっかり火は通っていて、ジューシでふっくら。ホイルの中に溜まった肉汁はソースのお鍋に合わせて、ソースを温め直します。
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仕上がったお肉に、ソースをたっぷり。
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チキンソテー粒マスタードソースのできあがりです。
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鶏肉はお肉の中でも脂が強くないので、渋みの少ないワインにはよく合うと思います。
今回はソースに白ワインと粒マスタードの酸味をきかせたので、酸味がソフトなヌーボーにはいい感じ。
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ことしも楽しんだ、ボージョレ・ヌーヴォー。また来年も美味しいワインができますように。
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