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Qちゃん風のきゅうり漬を作ってみた話。

🥒買うものと思ってたお漬物を作ってみよう

お漬物が好きです。
子供の頃から実家ではいろんなお漬物を母と祖母が漬けていました。ぬか漬け、たくあん、白菜のサラダ漬け、奈良漬け、千枚漬け…とわりとお漬物の豊富な環境で育ってきたと思います。

そんな自家製のお漬物に囲まれた生活の中でも、家で漬けるのではなく、市販のものが食卓に並ぶお漬物もありました。

たとえばカレーのお供の福神漬けやらっきょうがそうです。それと並んで市販のものが我が家の食卓に出ていたのが、きゅうりのキューちゃんでした。

そんな感じで育ったので、作るものではなく買うものだと思っていたキューちゃんですが、ふと作ってみようと思いたちました。

きっかけはきゅうりの販売単位です。きゅうりって1本から買えるけど、だいたい3本いくらみたいな売り方がメインで、そのほうがお得なんですよね。それで3本買うのですが、そんなにモリモリと食べるわけでもなく、気が付くと傷んだりしてることもなくはないんです。

そこで3本買ったときは残り2本をお漬物にしてみようと思い立ったわけです。

今までもピクルスにしたりすることはあったのですが、コロナの状況が少しおついてオフィス出勤の日も出てきて、お弁当を作ることもあるので、ごはんに合うお漬物にしようと思った…というのがきっかけです。

🥒材料(作りやすい分量)

  • きゅうり…1本

  • 塩…小匙1

きゅうりを少し厚みのある輪切りにします。

ボウルに入れて塩を振って軽くもみます。
そのまま30分ほどおくと水が出てきます。

きゅうりをつぶしてしまわない程度の力で水気を絞ります。

余分な水気を絞ることで、あのパリパリとした食感が出るので、ここポイントです。

🥒漬け汁の材料

  • 唐辛子の酢漬け(生唐辛子や鷹の爪でもOK)…3本くらい

  • しょうが…1片

  • 醤油…1/4カップ

  • 酢…1/4カップ

  • みりん…1/4カップ

  • 砂糖…大匙3

  • 麺つゆ…大匙2

  • 昆布…1枚

青唐辛子の酢漬けは小口切り、しょうがはスライスした物を千切りにします。
青唐辛子はお酢に1週間ほど漬けたものを常備しているので、それを使いますが、生のものでも、乾燥の鷹の爪でも大丈夫です。

🥒では作ります

しょうが、唐辛子、昆布を鍋に入れて、醤油、酢、みりん、砂糖、麺つゆを注ぎます。

鍋にきゅうりを入れたら強火にかけて、沸騰するまで加熱します。
沸いてきたら火を止めます。

そのまま粗熱が取れるまで冷ませば出来上がりです。

🥒漬け具合の比較をしてみました

漬けて2時間くらいの感じがこれくらいです。食感は皮だけではなく実の部分もパリパリとしていて、サラダ感覚でぱくぱくいける浅漬けです。

こちらは一週間ほど冷蔵庫で漬け汁に漬けておいたものです。皮のパリパリ食感はしっかりしていますが、実の部分がやわらかく、味の染み具合ももちろん濃くなってます。これはこれで古漬けとして美味しいです。

もちろん本家、市販のキューちゃんは美味しくて手軽で大好きです。
でもそういうひと品に近いものがおうちで作れると、なんだか嬉しい気持ちになりますよね。

おもてなしの〆のごはんのときに、自家製のキューちゃん漬けを用意してあると、ちょっと話題にもなりそうですよね。

すてきなおもてなしになりますように。


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