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秋から冬へ。根菜おつまみ4品。

ついこの間まで夏日がどうの、記録的な暑さだといっていたのが嘘のように、冷え込みが強くなってきましたね。


🍂根菜が活躍する季節

毎年、夏の時期には本当に冬なんてくるのかなぁ、なんてことを思うのですが、季節はやはりちゃんと巡ってます。それにしても、ことしは突然すぎる冬の気配という気がします。

秋から冬にかけて、食卓にのぼる機会が増えるのが根菜。今回は、そんな根菜でつくるおつまみを4品紹介します。

🥔じゃがいものガレット

じゃがいもは、表面をパリパリになるまで焼けば、ちょっとおしゃれに仕上がります。

🥔材料(1皿分)
・じゃがいも…1個
・刻みパセリ…お好みの量
・ケチャップ…お好みの量

皮を剥いて千切りにします。このあと、じゃがいも自体の澱粉で全体をまとめるので、水にはさらさず、そのまま使います。

フライパンに油を敷いて熱します。煙が出てきたら、弱火にしてじゃがいもを丸くまとめて広げます。

じっくりと火を入れて、下になった面が焼き固まったら返して、両面をこんがりと。

包丁を入れるとざくっといい感触です。

仕上げに刻みパセリを振ってケチャップを添えました。お好みでマヨネーズでもおいしいです。

焼いて仕上げたハッシュドポテトのような感じで、カリカリの表面に包まれた中身はほくほく。食感のコントラストが楽しめます。

ビールでもワインでもOK。お肉料理の付け合せにもおすすめです。

⭕揚げれんこんの甘酢衣

れんこんはじっくり揚げると、ほくほくした感じに仕上がります。そこに甘酢醤油をからめたおつまみです。

⭕材料(つくりやすい分量)
・れんこん…1節
・片栗粉…適量
・酢…大さじ1+2
・醤油…大さじ2
・砂糖…大さじ3

れんこんは皮を剥いて、乱切りにして酢大さじ1を入れた水にそらしておきます。

小鍋に残りのお酢、醤油、砂糖を合わせて煮立ったら冷ましておきます。熱いうちに、砂糖をしっかりと溶かしておいてください。

水気をしっかり切ったれんこんに、たっぷりと片栗粉をまぶします。

中温の油でじっくり揚げて、竹串が通るようになればOK。

たれに合わせて火にかけて、とろみが出てきたら完成です。

片栗粉のおかげで、たれが衣にしっかりからんで、甘酸っぱいその味は、お菓子のような感覚で食べられるひと品に。ビールや日本酒に合わせてどうぞ。

🦊大根とお揚げさんの炒め煮

大根と油揚げは炊いてもおいしい組み合わせですが、今回は味付けのしっかりした、炒め煮を紹介します。

🦊材料(つくりやすい分量)
・大根…1/4本くらい
・お揚げ…1枚
・ねぎ…青い部分1本分
・ごま油…適量
・醤油…大さじ2 
・みりん…大さじ2 

大根、油揚げは千切りに、ねぎは小口切りにします。

ごま油で大根と油揚げを炒めます。

大根が透き通ってきたら、醤油とみりんをいれてかき混ぜながら加熱して煮詰めます。水分が少なくなってきたらねぎを加えて火を止めます。

やわらかくなった大根がしっかり味を吸って、煮物とはひと味違う食べごたえのあるひと品に仕上がりました。

おつまみとしてはもちろん、ごはんのお供にも活躍します。

🍲ごろごろ根菜のお煮しめ

最後は根菜がいろいろ楽しめる、定番、王道の煮物です。

たけのこ、れんこん、にんじんは乱切りにして、存在感を残すのがポイント。

戻した干し椎茸と、下茹でしたこんにゃくも用意します。

昆布と一緒に、甘めの味付けで火にかけます。

まずは強火で沸騰させます。

沸いたら火を小さくしてことこと。

根菜に竹串が通れば煮上がりです。一度冷まして味をしっかりと染ませます。食べるときは、冷めたままでも、温めなおしてもOK。

それぞれの食感の違いも楽しめる、ほっとする懐かしさのあるひと品です。

詳しいレシピ、分量はクラシルで紹介しています。今回はこのレシピにれんこんをプラスしました。

🥔加熱しておいしい根菜の滋味

じゃがいも、れんこん、大根、にんじん、王道の根菜。ほかにもごぼうや里芋、かぶにしょうがなどなど。

調理方法も煮たり焼いたり、蒸したり揚げたり。いろんなバリエーションがあり、お肉や魚との組み合わせでメニューはさらに広がります。

秋から冬へ、季節が移りかわるにつれ、料理も温かいものの出番が増えてきます。そんなとき、夏の生野菜のおいしさとはまた違う、加熱しておいしい根菜の滋味が浮かび上がってくるのです。

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