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常識が覆される衝撃!? ~「魚は痛みを感じるか?」~

今から十数年前に小学校、中学校時代に男子たちの間で流行っていたバス釣り。

僕は全く興味なかったものの、友達たちは釣ったブラックバスの大きさを自慢し合い、どんなルアーや竿を使っているか談議で盛り上がっていました。

幼いながらに、ルアーの針に魚は食いつくけど痛くはないのだろうかと思うものの、魚に痛覚はないという定説を信じきって今まで生きてきました。

そして、図書館で見つけてしまった本書。

魚は痛みを感じ、痛みにどう向き合っているのか。

動物に興味ありな方にオススメ。


○魚は痛みを感じる

様々な実験から魚は痛みを認識することが判明。

・実験で、蜂の毒等ストレスや痛みを魚に与えると、警戒心が薄くなるなど注意散漫、食欲低下の兆候が見られた。

鎮痛目的のモルヒネを投入したことで、それらが改善したことで、痛みを知覚していることがわかる。

・アクセス意識を持ち合わせたり、記憶に結びつける力も持っていたりする。

サンゴ礁の間に入った獲物をとるためにハタとウツボが協力して狩りもするらしい。

痛みの知覚、感覚力を待ち合わせていて、自己認識能力も鳥や哺乳類と変わらない。

痛みを感じることに驚き、今まで信じていたことが覆されたことにビックリです!

ちなみに、痛みを感じるものの、釣りで引っかかった魚は逃げることに必死で、その瞬間に痛みを克服していると考えられているそうです。


昔マンガで、身を切って頭と骨だけで泳いでいるのを見て、いやー、そんなことないやろ~とか思ってたものの、

魚の活け造りなどで、盛りつけられても動いている魚をみたときは、本当だったんだなという経験を思い出しました。

痛覚がないからこその技なのだと思っていたことが、実は痛みがあるのは衝撃ですね。

痛みを感じるものの、それを人間のように苦痛として感じるかどうかはわかりませんが…

○まとめると

実験から魚は痛みを感じている。

道徳的にも少し心を痛めるものの、牛や豚も食べるし、もちろん魚も食べるし、家族全員スシロー大好き。

生きていくために命をもらっていることを理解して、大切に食べていきたいなと思い直しました。

確か、マンガ「江戸前の旬」にも同じことが書いてあったぞ……


最後までお読みいただきありがとうございました。


おしまい。

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