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14歳と巡った18年間の旅〜裏路地が気になる心に残ったゲーム〜

※若干のネタバレを含みますので、ご注意ください。

「心に残ったゲーム」というお題が出ていたので、へたくそだけどゲーム好きな僕からすれば、
「これは書かなきゃ!」というテーマだった。

僕がこれまでに最も心に残ったゲームは【キングダムハーツ】シリーズ。

僕をゲームの世界へと導いてくれた、そしてリアルな世界の中で旅行好き、1人旅好きへの入り口となったのが、このキングダムハーツというゲームだ。


親戚がキングダムハーツをやっていたのがきっかけで、7歳の時にプレイステーションとキングダムハーツの世界に初めて出会った。

それまで僕はプレステのゲームをプレイしたことはなかったので、あのグラフィックや立体的な映像に感動したことを覚えている。

主人公は14歳のソラという少年。
「外の世界を見てみたい」という純粋な気持ちから、様々な世界を旅するというRPGゲーム。(本当はもっと複雑だけど(笑))


ディズニーやファイナルファンタジーといった大人気キャラクターも登場して、ソラと共に旅をしてくれるのだが、
簡単に説明すると、世界には【光 vs 闇】という構図が出来上がっていて、闇に飲み込まれないようにソラくんはキーブレードという選ばれた人しか持てない武器を手に戦って世界を救う。というストーリー。

7歳の僕には、キングダムハーツのストーリー内容を理解するのも、敵と戦うのもとても難しかったのだが、敵を倒しながら街のあちこちを歩き回って道を見つけたり、宝箱を探したり、ストーリーが進んでいくのがとても楽しかった。

いつもと違う世界を歩いている。冒険ができる。ただそれだけでよかった。

RPGは「裏路地」があるのが魅力的。

え、こんなところにこんな道が!
しかもレアなアイテムがあるじゃんか!
なんて新たな発見があることもしばしば。

なのでゲームでもリアルでも何かと裏路地が気になって入っていくのが結構好き。

リアルでは路地裏で見つけたいわゆる穴場のお店とか、レストランとかが見つかると1人で喜んでいたりする。

そんな感じでゲームを通じて僕の見ている日常の世界が少しずつ変わっていった。

いわゆる中二病というやつなのかもしれないが、小さい頃は学校の登下校の道が僕にとってはキングダムハーツの世界の疑似空間で、石を拾ってはアイテムだ!なんてはしゃいでいたし。
なんでかわからないけど公園の茂みの中を色々探し回ったり、傘をキーブレードとして、そして木の幹を相手に見立てて振りまわしていた(危ない)

当たり前の日常の中で、「冒険」をするのがとても楽しくなっていた。

中学生になると僕の中で「外の世界」はどんなものがあるんだろう?と興味が湧いてきた。
それからというもの、海外について調べはじめ、いつか行ってみたい!と思うようになっていた。

今では僕は旅行が好きで、国内外色んなところを1人で訪れているのだが、間違いなくキングダムハーツの影響でこうなった。

キングダムハーツでプレイしたように、様々な地域を訪れ、色んな人に話しかけてヒントを得て、目的地まで向かっていく。僕にとって旅行はRPGみたいなものなのだ。

なので、基本的に旅行先で過ごす計画をあまりたてていないことが多い。とにかく歩いて、道を探して、どんな場所と出会えるのかを楽しんでいることが多い。


まあ、こんな感じで7歳でこのゲームに出会って以来、最新作のキングダムハーツ3が発売されるまでの18年間、主人公の14歳のソラという少年と共に色んな世界を旅していると、あっという間に僕は25歳になった。

今でもお世辞にも上手とは言えないが、ゲームはクリアできるようになるまで上達はしてきた。
RPGは1つ1つステージをクリアしていかないとストーリーの先が見えない。

だからこそ、大人になるにつれて7歳の僕ではたどり着けなかった世界に到着できて新たな発見があったり、
理解できなかった登場人物の「心」や「感情」に触れることができて涙を流しながらプレイしたりと、それはそれはどっぷりとハマってしまったのだ。

このゲームの中で、1番号泣したシーンは最新作のキングダムハーツ3。
これ、どこまでネタバレしていいのかわからないし、やったことある人じゃないとわからないと思うのだけど・・・(笑)
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〜印象に残っているシーン〜

キーブレード墓場でのvs真XⅢ機関
①ソラとアクセル(リア)が「シオン」の名前を思い出したシーン

②ロクサス復活のシーンからの、「交代だ」

BGMのロクサスのテーマが流れた瞬間にガチ泣いた。(笑)

オーケストラBGMで盛り上げるのずるいよね(笑)

そこからロクサス・シオンと共にバトルに向かうのはもう号泣。(笑)

約束のお守りと過ぎ去りし思い出持ってるのがもう(うるさい笑)


358/2のストーリーが結構好きだったのでかなりジーンときてしまった。
号泣しながらバトルをするなんて、僕の人生の中では初めてだった。

早く倒さないといけないのに、わざと倒さないでこの3人をずっと見ていたくなるような・・・
そんな葛藤と戦いながらのバトルだった(笑)

3人にはまたあの時計台でシーソルトアイスをゆっくり食べてもらいたいものだ。
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GO TOトラベルが始まっているがまだまだ長距離移動は自粛せざるを得ない毎日だ。

ちょっと変わった旅行に出かけたい方はぜひ、キングダムハーツの世界に出かけてみるのはどうだろうか!

そして、あわよくば「路地裏」をのぞいてみてもらいたい。
きっとハマってしまうだろう(笑)

おしまい!

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