サワラ

のうみそのおさんぽ

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最近の記事

「悪魔の情熱」

2022/02/20の日記。 社会人になってから、絶対に叶えると決めていた夢がある。バレンタインに、百貨店のお菓子売り場で、自分のためのきらきらしたチョコレートを買うという夢。 今年それをついに叶えてありあまる充足感に満たされているあいだに、バレンタインから約1週間も過ぎてからようやくチョコレートを食べた感想について書き殴っておこうと思う。誰に理解させる気もなく私が感じたことをありのまま書いただけなので、異論はまったく受けつけないし、共感もしてくれなくていいし、たまたまこ

    • 「あるいは神饌」

      2021年10月3日の日記。 ・社会人になって、大学生より「考える」ことが減ったなと思う。明日やらないといけないこと、今日片付けないといけない仕事、期限の決まっている繰り返しの業務、そんなものは大量にあるけれど、逆にそうした物事で脳内が圧迫されて、何かを損ない続けて生きているような気がしてならない。 ・きっとみんなそうなんだろうな。くたびれたスーツを着た駅のホームのサラリーマンも、仕事のできるあの上司も、腹の底の見えぬ同期たちも。そんなふうに損った人間たちが営んでいる社会

      • 「バロック・エピゴーネン」

        2021年5月26日の日記。 ・5月25日とか26日って、これは別に共感覚とかじゃないけど何となく、翡翠色のイメージがある。もっと言うなら、翡翠色のカエル、という感じ。さて、卵焼きの端っこが好きという話をします。(???) ・卵焼きに限らず、たいていのものの端が好き。伊達巻、かまぼこ、巻き寿司、ゆでたまご、焼き豚、エトセトラエトセトラ。 ・それでも特に顕著なのが卵焼きなので、今回は卵焼きに焦点を絞りたい。そして「なぜ端っこがそんなにも好きなのか」について、いざ人に聞かれ

        • 「あくまで自分はモラリストみたいな顔をして」

          2020/12/23の日記。 ・さ〜て、今日も例によって、御多分に漏れず、またぞろ、いつも通り、嫌な話するぞ〜!そうして精神を保っている、という程大層な事ではなく、単に、適当に漏洩させる対象として都合がいいので。 ・それにしても、今までの可愛い程度の嫌な話と違って、これは割と重いことを書いているために少しだけ仕舞ってあった記事。なので冒頭の日付も去年のままにしている。せっかく書いたのだし投稿しておくか、というもので、まあ人に見せるために書いているわけじゃないからなんでもい

        「悪魔の情熱」

          「かみさまだって」

          2021/4/30の日記 どうしようもなく好きだった女の子の話をしようと思う。私の10代の記憶は、ほとんどその子に埋め尽くされていると言ってもいい。何の縁か小学校から高校までずっと一緒で、その間、彼女のことを考えなかった日はほとんどない。ほとんど。 後付けの理由ならいくらでもあるけど、そんなことよりもずっと前に、隣にいるというだけで、ただただ彼女が好きだった。どうしてあんなに好きだったのだろうとも思うけれど、その漠然とした恋があの頃の全てだった。 その頃の私と言ったら本

          「かみさまだって」

          「春愁」

          2021/2/26日の日記。 ・春が嫌いな人、多いと思う。少なくとも私と親しく話すような人の中には。 ・花が咲いて、葉が緑色になって、新しいことが始まって、そんな季節の中にあるのに、どこか憂鬱な気分になってしまうそれは、その言葉が古くから存在することに示されているように、決して新しい気付きでもなんでもない。むしろ使い古されたものだ。 ・その使い古された気付きの上に今日も自分は居て、この正体も分からぬ憂鬱に人間は何世紀も心を重くしているのかと考えると、全てが愚かで仕方なく

          「春愁」

          「ロマン主義者でいたい」

          2020年11月13日の日記 ・以前、放課後クライマックスガールズの語彙と知識量について書いた記事で、ホフマンスタール『痴人と死』における言語懐疑的要素について言及した。言及とよべるほどではなく、参考適度に名前を出しただけだった気もするけど。 ・それ以降、言葉の持つ強さと愚かさについて考えることが多い。それは必ずしも言語哲学的な論証を行うものではなく、ただなんとなく、感覚的なものがほとんどだけれど。その曖昧だけれども思考の根底にある要素について少し書いておこうかなと思った

          「ロマン主義者でいたい」

          「悪感療法」

          2020年11月3日の日記。 ・アイドルマスターシャイニーカラーズは現実なので、人間の抱える膨大な物語を23人分、一気に受け止めなければいけない。それが原因となって、その他のコンテンツに割く気力があまり無いというのが現状の懸念。人生を抱えすぎている。 ・でもそうして大丈夫でなくなった精神は、結局アイドルマスターシャイニーカラーズで大丈夫になる。ウロボロスなのか?283プロダクション事務所に24時間の定点カメラを設置して、見せて………………。 ・日記、過去のものを見返して

          「悪感療法」

          「たくさん輝いていてえらい」 ※シャニマスの話

          ・シャニマス近況。つい昨日の事、シャニマスを始めてからずっと必死にプロデュースをしてきた『事務所。静寂。大輪の華』大崎甜花さんを、ようやくWING優勝へと導く事に成功しました。おまけに念願だったtrue endを見る事が出来て、彼女の成長に感涙した次第です。 ・フラッシュザウルスのコツがつかめた私は、true研修を利用して、まだプロデュースカードを持っていなかった芹沢あさひさんとWINGに挑戦。無事にtrue endに辿り着く事が出来ました。 ・二人ものアイドルを最高潮に

          「たくさん輝いていてえらい」 ※シャニマスの話

          「アイドルマスターシャイニーカラーズの話をする」

          ・いきなりネガティブな事を書いてしまうのだけれど、ここのところ、様々なストレスが様々に折り重なった結果、あまり大丈夫でない日々を過ごしている。 ・そんな中、「アイドルマスターシャイニーカラーズ」というゲームの存在が一縷の光となって差し込んできた。彼女たちのおかげで人生がだいぶ大丈夫になったので、今日はその話をします。初めに言っておきますが、かなり長くなる予定。 ・私はアイドルマスターというコンテンツ自体に詳しい訳では全くなく、むしろ学生時代はμ'sの活躍する世界線に傾倒し

          「アイドルマスターシャイニーカラーズの話をする」

          「デバッガー人生」

          2020年6月8日の日記 ・日記と言うくらいなら毎日書くべきだとは思うけれど、「書かなきゃ」という義務感に苛まれたら最後、二度とこのサイトを開かなくなりそうなので自分のペースで書こう。誰に見せるわけでもないしな。 ・ボタノフォリア。っていうらしい。これは植物恐怖症の事。何となく私が植物に対して待つ感情は恐怖症の類だろうな、と思ってはいたのに、今まで自主的に調べようとしていなかった。 ・知人との会話でそういう流れになってなかったら絶対今も調べてなかっただろうな。だって、特

          「デバッガー人生」

          「これにて閉店!」

          2020年5月22日の日記。 ・あまりにも家に籠る日々が続いているせいで、ショッピングしたり美味しいものを食べたり、友達と教授の愚痴を言いながら大学の窓から空を眺めたり、バンド練習のためにスタジオに入ったり、その帰りにご飯を食べたり、サークル仲間や高校の頃の友人と新宿で飲んだり、そのまま適当に朝を迎えたり、そういう日々が酷く懐かしく思えてきてしまった。 ・嫌だな。 ・バイトをして大学に行っててきとうに遊んで飲んで、みたいな日々は確かに楽しかったけど、思い返す記憶の通り良

          「これにて閉店!」