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誰も教えてくれない オイルクーラーの話し 7
■エンジンからクーラーへとラインを取付け
オイル供給システムに接続するには、オイルフィルターの位置が重要です。
フィルターはオイルポンプの直後にあるため、オイル供給に十分な圧力がかかり、ラインとクーラーを効率よく通過させることができるからです。
また、エンジンで使用される前にオイルクーラーでオイルを冷却することで、エンジンの各部へ適温に冷却されたオイルを確実に供給することができます。
さらに、オ
誰も教えてくれない オイルクーラーの話し 5
■エンジンへオイルクーラーのラインを追加する主に2つの方法
●サンドイッチ(挟み込み)キット:
サンドイッチキットとは、基本的にオイルクーラー用の入出力を備えた部品を、ブロックとオイルフィルターの間に挟み込むものです。
ブロックにサンドイッチキットを追加するスペースがあれば、オイルクーラーを追加する際に必要な出力を簡単に追加することができる優れた方法です。
●フィルターリロケーション(移動)キ
誰も教えてくれない オイルクーラーの話し 4
■理想的なオイルクーラーのサイズを選ぶ際の方法
・取り付けたいスペースの寸法を確認(幅/高さ/奥行)
・エンジン側から配管してくるホースの経路を確認
・オイルクーラーの取り付け方向を確認
(出入口が上方または側方になる様位置を決定する)
■理想的な配管サイズを選ぶ方法
・エンジンからオイルクーラーまでの長さ
・オイルラインが曲がる回数
・エンジンオイルシステムのプレッシャー側とリターン側のどちら
誰も教えてくれない オイルクーラーの話し 1
■はじめに
レーシングカーには、常に何らかの形でオイルクーラーが必要とされてきました。それが第二次世界大戦後の事です。
そのほとんどがアルミニウムをろう付けした「モジュラー」デザインを採用していました。
1930年代初頭にロールスロイス社のマーリン航空機エンジン用に開発されたものが基本的な設計となっています。
ヨーロッパのデザインを真似て作られたこのクーラーは、複数のアルミ板をプレスして油路とエ
誰も教えてくれない エンジンオイルの話し 6
■レース用エンジンオイルと、ストリート用エンジンオイルの違い
レースカーは、一般車とは異なる製品やケアが必要です。
一般車は、燃費や快適性などのメリットが重要な役割を果たす日常的な使用を目的として設計されているのに対し、レースカーは非常に特殊な目的を持って、車から最大限の結果を引き出すために設計されています。
シャシー、タイヤ、エンジン、サスペンション、インテリア、空力などが調整され、最高の結果
チューニングカー初心者必見 エンジンオイルについて 2
■どのくらいの頻度でオイルを交換する必要があるのか?
簡単に言えば、状況によって異なります。
これは確かに理想的な答えではありませんが、正直な答えです。
一般的にオイル交換は3,000㎞ごと、または3ヶ月ごとに行うべきだと聞いたことがあるかもしれません。
これは鉱物油に当てはまることです。
適切な油温で一度に長距離を運転している車の場合、オイル交換の間隔は最大8,000㎞程度と予想できます。