見出し画像

失敗を許さない社会なんてくそくらえ

はじめに

いつもスキマークありがとうございます。
フォローもありがとうございます。
おかげさまで62フォローいただきました。
これを励みにこれからも精進します。

基本的に500~1500文字程度の読みやすい記事を心がけています。少し空いた時間のお供にどうぞ

失敗を許さない社会

世の中には、ミスを許さない雰囲気が漂っています。ミスをすればたたかれ、有名人が謝罪会見をするもたたかれ、テレビの世界からいなくなる。しかし、光があって影があり、影があるから光があるように、ミスをせずに成長することなんてできません。

高橋優さんの「pride」には、こんな一説があります

挑んで失敗して繰り返す人よりも 何もしないでそれをあざ笑う人ばかりなんだ 他人の間違いという名の甘い蜜を むさぼり続けてくことが幸せなんだろうか

エジソンも『失敗すればするほど、我々は成功に近づいている』という名言を残しています。『失敗は成功の母』という言葉もあります。エジソンは『人生における失敗者の多くは、あきらめたときにどれだけ成功に近づいていたかに、気づかなかった人たちである。』とも述べています。逆に、『成功する人は”思い通りにいかないことが起こるのは当たり前”とわかって挑戦している』とも言っています。『失敗なんかしちゃいない。うまくいかない方法を700通り見つけただけだ』という名言も残している通り、エジソン自身失敗を多くしたからこそ成功したわけですし、そもそもエジソンは、失敗ではなくうまくいかない方法を見つけただけだと本気で思っていたのでしょう。そうして思考を止めなかったからこそ成功したのです。

さて、我々は失敗できているでしょうか。失敗した数は挑戦した数でもあります。もっともっと失敗しなければなりません。成功するまでには、その何倍も、何十倍も、何百倍も失敗します。それに負けてはいけません。

ただし、失敗にも内容が大事です。同じミスばかりしていると成長できません。同じミスは繰り返さない。これもとっても大事なことです。そのためにも振り返って反省して次に進む必要があります。PDCAが大事。

PDCAとはP(Plan:計画)D(Do:実行)C(Check:評価)A(Action:改善)です。このPDCAは古いという考えもありますが、そこに追求すると脱線してしまうのでまたの機会に。

中学生に伝えるポイント

3年間、たくさん失敗したのかを問いたいところです。同時に、己にもたくさん失敗できる環境を作れたのかを問いたいところです。

子供たちは社会の様子をよく見ています。失敗を許さない社会だということをよく知っています。そして子供たち自身、失敗を極度に恐れています。その壁を取っ払い、失敗しながら成長すること。失敗を認めあえることが素晴らしいことだということを日ごろの指導の中で伝え続けてきたのか、教師の力量が試されます。

この記事が参加している募集

オープン学級通信

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?