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どこかの誰かの笑顔になれば

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私の経験したことが、いつか、どこかで、誰かに届いて、読んだ人の笑顔になることだって、ないとは言えない。そんな気持ちで書きました。
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届け先を
見つけられないその気持ち
届けられないその気持ち
 
水面に置くと
静かな表面が
動くのがこわくて


動くのは水面をこわしちゃったんじゃない
水が驚いただけ


その下にはプレゼントありがとうって
そっと目を覚ます水がいる
 
プレゼント どうぞたくさん届けてね

「君」に教わったこと。

「君」に教わったこと。

「君」は、私が初めて、「変わっているかもしれない自分」の心の内を打ち明けることが出来た人。

 

 

 

私は、自分の心深くにしまい込んだ過去の大きな傷まで、
少しの間、まるごと肯定してもらえたと思ってた。
 
たとえそれが気のせいだったとしても、
ふたりの重なりの中で実現してもらった煙のような不思議体験だったとしても、
 
痛みが残る心のどこかを、根底から癒やしてもらえた。
 

 

 

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信じたものを、輝きに。

信じたものを、輝きに。

信じていたすべては、全部気のせいだったのかもしれないって思うことがある。

 

 

 

少し時間が経つと、

 

半分ホントで、半分気のせいだったんだというところに
心が折り合いをつけられたりする。

 

 

 

 

 

 

 
でも、長い時間が経つと、
もしかして全―部、本当だったんじゃないだろうかって、思えたりする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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教室の、どこにいる?

教室の、どこにいる?

 

君が教室の真ん中にいるとき

 

教室の隅で座っている子の気持ちは わからない

 

 

 

 

 

 

 

教室の隅に座って
 

真ん中で話をしている子たちを見てはじめて

 

 

  

 

 

 

 

隅にいる子にも心があるなんていう

 

当たり前のことを知る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だからといって

 

君が真

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悲しい経験、優しくなっても、大丈夫。

悲しい経験、優しくなっても、大丈夫。

悲しいことがあった。
 
 

「これで、人の気持ちのわかる人になれるよ。」と言われた。
 
 
 

嬉しかった。

 
 
 

また、悲しいことがあった。
 
 
 
 
 

「これでもっと、人の気持ちがわかる人になれるね。」と言われた。

 
 
 
 
 
少し、不安になった。
 

  
 
 

悲しんでいる人がいた。
 
 
 
 
 

寄り添って、私なりに共感した。
 
 

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『〜舞台は小学校〜 みんなでつくる学校郵便局』

『〜舞台は小学校〜 みんなでつくる学校郵便局』

私の小学校には、○○小祭りというお祭り行事があって、その期間だけ、○○小郵便局というものが行われていた。文字通り、校内の誰かに手紙を届けてくれる、学校内だけの郵便局。
現在もやっているのかなぁ。

同じクラスの仲の良い友達あてに、ハガキをかいたあのワクワク感、今でも楽しかった記憶として思い出す。

小学校時代にはたくさん思い出を作ってほしい。小学生って、大人でもなく、赤ちゃんでもない、でもだからこ

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