マガジンのカバー画像

2万字の旅路

19
2万字の壁にトライしたことで、ゴールに待ってた喜びを。本編含め、感謝でいっぱいの宝箱です。
運営しているクリエイター

#創作大賞感想

幸せトランスフォーム

幸せトランスフォーム

私が小さい頃のテレビドラマではよく、プロポーズする男性が「君を幸せにするよ」と言っていた。

当時、小学生ぐらいで煎餅を食べながら見ていた私は「幸せってしてもらうもんじゃないんじゃないの」と思っていた。

それは今も変わらずで、子供の時から生粋のあまのじゃくである。

最近は、可愛らしくて強気の女の子が、「私が幸せにしてあげる」と言ってたりする。男女のセリフが変わったとて、同じだ。

幸せとは与え

もっとみる
#創作大賞感想|片手間じゃない文章に嫉妬する「メリー・モナークin大原田」を読んで

#創作大賞感想|片手間じゃない文章に嫉妬する「メリー・モナークin大原田」を読んで

文章を書くくせに、小説も書くくせに
感想文は苦手なしげねえさんです。

文才ってどうやったら手に入るんでしょうね。と思います。
私の思う文才の定義は
『興味関心の持てることじゃないものに、興味を抱かせる才能』の事ではないかと思っています。例えば野球の小説を読んだら野球にハマった!みたいなものを文才だと思うのです。

そんな文才の持ち主のとき子さんが、創作大賞に恋愛小説部門でエントリーされました。上

もっとみる
マカナをあなたに #創作大賞感想

マカナをあなたに #創作大賞感想

素晴らしい物語に出会うと、僕はたいてい、書き手ってずるい、と思ってしまう。この作品もそうだった。ずるい。

先が気になる展開と、終わってほしくない魅力的な場面の数々に、ただただ没頭できることが嬉しかった。

夜、ようやく子どもたちが寝静まって、夫婦で家事をしながらそれぞれの過ごし方をしている時間。そろそろ眠くなってくるし、この作品が読み終えられるのだろうか…それは、まったくの杞憂だった。

とき子

もっとみる
【創作大賞感想】王道が1番難しくて1番素晴らしいのだ!

【創作大賞感想】王道が1番難しくて1番素晴らしいのだ!

【大団円】、この言葉を一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか。
映画や小説などの最後の場面で物語の全てが上手くいき素晴らしい結末を迎えることを言います。作者も読者もみんな幸せになるいわゆるハッピーエンドというヤツです。
ただ一方で人によってはこうしたハッピーエンドではなく、奇を衒った作品を好む人もいます。
僕は基本的にハッピーエンドの作品が好きですが、それでも一辺倒なよくあるめでたしめでた

もっとみる
 【推したい創作大賞応募作品✨】とき子さんの連載小説「メリー・モナークin大原田」

【推したい創作大賞応募作品✨】とき子さんの連載小説「メリー・モナークin大原田」

とき子さんの連載小説「メリー・モナークin大原田」(全13話)を最終話まで拝読しました。

第一話を読み始めたら、すっかりはまってしまって!
毎日の更新が待ち遠しく、とても幸せな2週間を過ごさせていただきました✨

この作品は、癌が発覚し、余命宣告を受けたお母さんのために、お母さんが志半ばで諦めたフラダンスの世界を「フラッシュモブ」+「フラ(ダンス)」という形でサプライズ披露しよう! と奮闘する家

もっとみる