#32 HSPと上手く付き合っていくために
こんばんは、トビーです。
今回は、長い間、放置していたことについて書いていこうと思います。
【この記事で伝えたいこと】
・「考えすぎ」は決して悪くない。
・HSPは、仕事やプライベートで活かせる。
・行動することを躊躇しない。
タイトルにあるHSPは、Highly Sensitive Personの略で、日本語訳は「ひといちばい繊細な人」です。また、特に「繊細であるが、刺激を求める人」は「HSS型HSP」と呼ばれています。病名ではなく、その人の気質です。
概略は、過去の記事(#4、#5)にまとめてありますので、そちらをご覧ください。
私は、過去の経験上、「HSS型HSP」だと思っています。このHSPという気質とどうやったら上手く付き合えるのか、考えてみました。
1. 「考えすぎ」について
HSPの方は、「考えすぎ」とよく言われると思います。この言葉の裏には、
・くよくよ考えるな。
・堂々巡りしている。
というのがあると思い、人格を否定されたかのようなネガティブな表現に捉えがちです。
でも、これをネガポジ変換すると、
・物事の根底まで考えることができる。
・様々な可能性を考慮できる。
・リスクを考慮できる。
・痛みが分かる。
等、挙げられると思います。
この性質を利用すれば、色んな人に役立つことができるのではないかと思います。次の章から、自分が思いついた役立つ場面について、列挙していきたいと思います。
2. 「仕事」で
仕事に着目して、列挙していきます。
■細かな点を気づくことができ、「品質向上」に貢献できる。
・様々な観点で物事を観察できるため、資料のチェックをした時に、誤記や修正点を多く抽出できます。
・計画性やリスク考慮を活かして、テストエンジニアやQAエンジニアで、豊富な試験パターンを用意することができ、ソフトウェアの品質を向上させることができます。
■部下のメンタルの変化に早期に気付ける。
・感受性が豊かなので、他人の行動やメンタルの変化に早期に気付くことができます。そして、相談とかに乗ってあげれば、最悪の事態は避けられるかもしれません。
■物事を1から組み立てることができる。
・創造的で1つ1つを掘り下げて考えることができるので、「無」の状態から組み立てるクリエイティブなことは得意な気がします。
3. 「プライベート」で
プライベートに着目して、列挙していきます。
■悩み相談の時、相手に共感することができる。
・悩み相談してきた人は、何よりもまずは「共感」を得たいと思っています。HSPの方は、人の痛みが分かり、共感しやすいので、人の悩み相談に乗ることに向いているかと思います。
■Twitterやブログですぐに発信できる。
・単位時間あたりに考える量が多いので、Twitterやブログのネタがすぐに思いつき、発信することができます。
■趣味に没頭できる。
・一つの物事について追及するので、趣味に没頭できます。
4. 行動することを躊躇しない
以上、6つの事柄について挙げてきましたが、共通して言えることは「行動」が伴うということです。例えば、Twitterやブログで発信することも一つの行動で、頭の中で堂々巡りするより、アウトプット効果があります。
私もここ4年間ぐらい「行動」を躊躇してしまい、堂々巡りから抜け出せませんでしたが、直近1ヶ月で発信することを始めとして、「行動」を継続しています。
そのおかげか、頭でモヤモヤすること、気分が落ち込むことが少なくなってきています。
「行動」は、小さな効果をすぐ感じることができるので、オススメです。この小さな効果が「積み重ね」となって、大きな効果を生み出すと信じて、過ごしていきましょう。
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