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サトコとナダ(作者:ユペチカ、監修:西森マリー、出版社:星海社)を読む
普段からみなさんは宗教の話をするでしょうか?
私は仏教に興味がある分、比較的熱心に宗教の話をする方なのですが、正直言って、宗教の話をするとあまり良い雰囲気にはならないと思います。
例えば日本の仏教、とりわけお坊さんの話になると、「坊主丸儲けって本当なのか?」とか、「葬式くらいしか関わりがない」とか、お金や葬式時の不満とかくらいしか話に上らなくなってしまいます。それは世間的に見て、仏教に魅力がな
「新たな“プロ”の育て方 なぜ左官屋で若者と女性が活躍できるのか」を読む。
皆さん、働きたい理想の会社像を持っていますか?
「とにかく給料が高いところがいい!」という人や、「福利厚生がしっかりしてるところがいい」とか、「給料は抑えめでいいから残業が少ないところがいい」なんて人もいるでしょう。
ちなみに私の理想の会社は「休みが多くて(週休3日で)、手取りは最低でも16万以上で、なおかつ技術が身につけられるような教育や現場があるところ」です。自分は体が疲れやすいので、とに
生き辛さを抱えて生きるということ(一人交換日記:永田カビ を読む)
「生き辛い」
そう思うことが僕にはよくある。それは明確に理由を示せる場合もあれば、本当に訳もわからない負の感情が暴走してしまって、「死にたい」としか表現できなくなるような場合もあって、説明が難しい。
僕がまず生き辛いと思ってしまうのは、集中すると体調を崩してしまうということだろうか。僕は昔から根をつめると、風邪を引いたり、集中した翌日に丸一日寝込んでしまうといったことになりがちで、最近では、強
ニートってなんだと思う?〜「働く」ってなんですか?(NPO法人育て上げネット)を読む〜
どうもお久しぶりです。とばりのカシオです。
皆様、覚えていらっしゃるでしょうか。
更新が滞っていましたが、僕がその間、何をしていたかと言いますと、「就職活動」をしていました。
「え?働いてなかったの?」と思われるかもしれませんが、一応フリーターとしては働いていたのです。しかし、やっぱり正社員の仕事が欲しいと思い、就活をはじめたのでした。結果は「就職できました!」です。そこで、今回は、自分がな
マット・カッシオの3000日間チャレンジ #2
どうもお久しぶりです。とばりのカシオです。なかなか更新できずにいたのですが、今日は思い切ってグダグダした文章を書こうと思います。
僕は最近思っていることがあって、それは
「三日坊主にも種類がある」
というものです。三日坊主とはご存知の通り、長続きしないことを例えた言葉ですが、やはり本当に三日で飽きる、やめたくなる人はいないんじゃないかと。(もちろん三日というのが早いものの例えであることは承知
『たまには性の話をしようじゃないか』-「性別が、ない!」人たちとのつきあい方〜実はあなたにも当てはまる20の性別パターンガイド〜(著:新井祥 ぶんか社)を読む。
性に関する話題というのは結構話しづらい。慎重に扱わないとセクハラになる可能性もあるし、取り返しのつかないほど信頼関係を破壊する恐れがあるからだ。しかし、性に関する話題は人間として生きている以上、今のところは無視したまま生活することはできない。だから少しは話をした方がいいのではなかろうかと僕は思うのである。
こういうことを言うと「性の話なんかわざわざするものでもないだろう!」とか言われそうであんま
椅子は視点を提供する
僕は掃除が好きだ。
というか部屋の模様替えが好きだ。
いつの頃からそうなったのだろうか。小さい頃はごちゃごちゃした部屋の中で過ごしていた。兄弟が上に二人いるのでモノは多かったし、僕はSDガンダムのプラモデルとかおもちゃが大好きだったのでそういうもので溢れていた。だからそんなにキレイ好きでもなんでもなかった気がする。
転機はどこだったのかと言えばやっぱり一番上の兄が思春期になったころだろうか。
ニートの歩き方 お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法(著:pha 技術評論社)を読む
ニートと聞いて思い浮かべることはなんだろうか。「なまけている」、「だらしない」、「甘えている」…たいていの人は良いイメージなんて持っていないのではないだろうか。最近は本当に不景気で、仕事がない人やなくなった人に関して一定の理解を示している人は多くなってはいても、何もしていない人に対するイメージは悪いものというのが当たり前のことになっている。
すこし話は変わるが仕事のあるなしに関するこんな話がある
マット・カッシオの3000日間チャレンジ#1
どうも坊主です。
ずっと読書感想文を書き続けてきたわけですが、たまには雑記的な文章も書きたいなと思い始めたのでちょこちょこ書いてみようかと思います。
それではまず改めましてはじめまして「とばり」というバンドのボーカルをしておりますカシオと申します。「とばり」はライブはあまりせず、ネットでほそぼそとした活動をしています。その細々とした活動の一環としてnoteを活用している次第です。(ちなみに無料
自転車の話題、再び〜のりりん(作:鬼頭莫宏 講談社)を読む〜
最近ようやく天気が落ち着いて来て、自転車に乗れそうではしゃいでいる。
どうも坊主です。
自分が自転車にはまり始めているということは前の記事に書いた。そこでは自転車のルールについて書いたのだが、自分がどうして本気でスポーツ自転車に乗りたくなったかは書いていなかった。(もともと興味があるとはいっていたけれど)
というわけで今回は自分に高い自転車に本気で乗りたいと思わせ、かつその背中を押してくれた
僕はオタクを愛しすぎてる〜「バーナード嬢曰く。」(作:施川ユウキ 一迅社)を読む〜
「オタク」
それは自分の好奇心を満たすことのみを目的とし、特定のジャンルを深く掘り下げていく現代の求道者。
「オタク」
それは人々が見向きもしなかった作品に光をあて、埋もれていた制作者たちを世に送り出す救済者。
「オタク」
それは世間の厳しい批判に耐え、成果を生むかもわからない中、前人未到のジャンルを切り開く開拓者。
嗚呼!オタクは素晴らしい!
言動から垣間見える圧倒的な知識量!思慮
自分の中の乙女が爆発する。
世の中の悲劇の原因は様々なものがあるけれど、お前が思いつくものはなんだと問われれば、僕は「恋愛」だと答える。恋愛というのは人を冷静でいられなくするもので、精神が安定していないと簡単に恋愛に依存し、生活のバランスを崩してしまう。いや、もちろん良好な関係を維持できている人がいることも知っているし、その素晴らしさも知っている。きっとバランスが取れなくなってしまう人間というのは恋愛に過度な期待を抱いてしま
もっとみる良い文章ってなんだろね。(「第2図書係補佐」著:又吉直樹 幻冬舎よしもと文庫)
どうも坊主です。いやカシオです。
いい文章ってなんだろう?
noteを書くようになってそういうことを殊更に考えるようになった。まぁ、「良い文章」と言っても、文章の種類によって異なるんだけれど。例えばレポートだったらどれだけ与えられた課題について調べられたかとか、小説だったら情景描写や心理描写、レトリックが巧みかどうかとか。僕は今、読書感想文を書いているので「良いレビュー」とはなにか?というのを