【トレーナー向け】報酬未払いの問題に直面!新規契約を結ぶときの注意点と契約書作成のポイントを解説します
フリーランスのアスレティックトレーナーとして活動する、德田晴宣(トクダハルノブ)です。プロアスリートのケア&コンディショニングや都内の大学パフォーマンスセンター、静岡県の野球振興活動、社会人野球チームなどに携わっています。
皆さんは報酬未払いに関する問題に直面したことはありますか?
特にフリーランスとして活動する方に少なくないそうなのですが、まさか自分自身がその問題に巻き込まれるとは思いもしませんでした。
今回は私が実際に経験したトラブルをケーススタディ形式にして、スポーツ現場で働くトレーナーやセラピスト向けに契約を結ぶ際のポイントをお伝えします。
ケーススタディ
上記のケースでは一体、何が問題でしょうか?
今後どのようなトラブルが起こりそうでしょうか?
問題点
皆さんはどのような問題点を挙げられたでしょうか?
指導開始日までに書面での契約締結に至らなかったことが大きな問題点でした。
特に今回のケースではこれまで全く関わりがなく、初めて仕事を行う方との契約だったことを踏まえると、書面での契約締結はとても重要です。
また報酬の請求方法にも問題がありました。過去に何度も仕事をしている相手であればよかったかもしれませんが、今回のケースはそうではありません。
契約書がないうえにこのような請求の仕方であれば、
などが懸念されるため、あまりよい方法とは言えません。
いずれの点も、”信頼関係が構築されていない相手”ということが今回の大きなポイントです。
以上のことを踏まえて、実際に起きたトラブルを一緒に見ていきましょう。
実際に起きたトラブル
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