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エッセイ

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2023年12月の記事一覧

AIは哲学をするのか

 AIは哲学をするのだろうか。  過去の偉人たちの足跡を追ったり哲学史を学ぶことではなく、…

AIは嫌な夢をみるのか

 生成AIがすっかり身近になった感がある。  実際に使ったことはなくても聞いたことが無いと…

意識の先のシンギュラリティ

 もし人が2つの脳を備えたことによって意識がもたらされたのだとするならば、AIが意識を持つ…

人間の意識の源

 動物に無くて人間にあるとされる意識。  AIが広く普及しようという今でも意識の問題は取り…

AIと人間の関係性

 AIは膨大なデータセットに基づいて答えを出す。ここに問題が二つある。  ひとつが現時点で…

ネガティブ思考は連鎖する

 ひとつ気掛かりなことがあるだけで、そこに意識が引きずられる。それがネガティブな思考であ…

眠れないクリスマス・イブの夜

 目が覚めると枕元におもちゃが置かれている。  その期待と映像が頭の中を巡り続けているおかげで、布団に入っても眠れない。それがクリスマス・イブの夜だった。  まだテレビゲームなど無い時代、おもちゃと言っても大したものではない。それでも、無条件で手に入る1年に一回だけのチャンスには期待しない訳がない。一年越しの願いが叶う時だ。もっとも、いい子にしていたかと言われれば、不安が残る。だからこそ、下されたジャッジの結果が判明する朝が待ち遠しい。  何度も寝返りを打って眠れないでいる

フェイクな世界

 狭義では、意図的に作られた偽情報をフェイクと言う。広義では間違った情報はフェイクに含ま…

脱成長とはなんだろうか

 脱成長とは、経済成長を過度に追い求めることをせず社会として成長することを目指そうという…

遺構を消費する

 みな同じスマホを持って同じ様なライフスタイルを目指していて、それが安心できると言うなら…

テックと仕事から見える未来

 社会にとって仕事とはなんだろうか。  社会にとってテックとはなんだろうか。  テクノロ…

常識的であることは難しい

 自然に出来る人にとっては何を言っているのかきっと分からないだろうけれど、私にとって常識…

暗めの照明で過ごして、良い睡眠を

 これを読んでいる皆さんは、明るい夜を過ごしているだろうか。比喩ではなくて、部屋の明るさ…

貧乏くじというメンタリティ

 不遇な境遇にあるとき、そこからどうやって這い上がるかよりも、周囲を見渡していかに貧乏くじを引かないかを考える。いつの間にかそんなメンタリティに支配されていないだろうか。  どんな境遇であれ、見回せば羨ましく思える他人はいるものだ。そんな時あなたは自分が損をしていると気付く。そして、損をしたくないと思う。しかしそれだけならばまだ良い。  損という感情は、目に見えて周囲よりもマイナスな状況でなくても意識してしまう感情だから厄介だ。例えばどこかで景品が配られている様な場合。貰え