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個人的2023年ベスト映画
今年劇場鑑賞した映画で、特に印象に残ったものを10本選びました。
10.アステロイド・シティ
最初から最後まで全てが虚構で良かった。戦争、宇宙人、核実験、母親の死。全てこの世のどこかで起きているかもしれない出来事なのに、そのどれもがポップで嘘臭い。皮肉なことにその嘘っぽさに現実世界で起きている社会的事象を想起してしまう、という構図が妙だった。
9.J005311
説明的な描写はほとんど無く
個人的2023年ベストアルバム
年の瀬ですね。今年リリースされた新譜でよく聴いていたものを10枚選びました。(順不同・6曲以下のEP除く)
Ayano Kaneko / タオルケットは穏やかな
カネコアヤノの1年9ヶ月ぶり、通算6枚目となるオリジナル・アルバム。コロナ禍の閉塞感を想起させる前作『よすが』に比べると、メンバーチェンジなどを経た今作はかなり愛の溢れるアルバムだと感じる。LPの装丁も良かった。
Beach Fos
個人的2022年ベスト映画
今年公開された映画で、特に印象に残ったものを10本選びました。
10. 秘密の森の、その向こう
「燃ゆる女の肖像」のセリーヌ・シアマが監督・脚本を手がけ、娘・母・祖母の3世代をつなぐ喪失と癒しの物語を綴った作品。
短く穏やかで良い映画だった。全ての親は子でもある。幼少期、一人っ子で遊び相手がいなかった母と娘が時空を越えて友達として出会う というファンタジー的なストーリーだが、それを意識させな
個人的2022年下半期ベストアルバム
早いもので2022年も終わってしまうので、下半期よく聴いたアルバムを10枚選びました。(順不同) 6曲以下のEPは除いています。
THE 1975 / Being Funny In A Foreign Language
数々の世界的音楽フェスティバルのヘッドライナーを務めるなど、今がキャリア絶頂期とも言えるマンチェスターの4人組バンド、THE 1975の通算5作目、約2年半ぶりのアルバム。タ
個人的2022年上半期ベストアルバム
早いもので2022年も折り返しなので、上半期よく聴いたアルバムを10枚選びました。(順不同)
柴田聡子 / ぼちぼち銀河
柴田聡子の待望の6枚目のアルバム。自身のバンドセット "柴田聡子inFIRE" の集大成とも言える前作『がんばれ!メロディー』のリリース後は、adieu(上白石萌歌)やRYUTistなどへの楽曲提供などを手掛けるなど、ここ数年、彼女のソングライティングの才能と進化には驚かさ
個人的2021年ベスト映画
今年の新作で、特に印象に残ったものを10本選びました。今年は劇場鑑賞の機会が減り、気になる作品を全て観きれなかったので来年こそは…!という気持ちです。
10. くれなずめ「アズミ・ハルコは行方不明」や「君が君で君だ」などで注目される俊英・松居監督が、自身が主宰を務める劇団ゴジゲンの舞台を映画化。高校の帰宅部仲間だった6人のアラサー男子が友人の結婚式で余興を披露するため再会するが、本番で無残に大ス
個人的2021年ベストアルバム
気付けばもう完全に大人だ。高校時代の友人は結婚し子供が生まれ地元にでかい家を建てたりするようになった。世の中は期待したほど状況が大きく変わらなかったが、人は変わり続けなければいけない。でかい家を建てる予定は無いが、来年はでかい希望を持って生きていきたい。
1. 折坂悠太 / 心理
2. Fuvk / Imaginary Deadlines
3. Fuvk / Twentytwenty
4. Ho
個人的2020年ベスト映画
今年の新作で、特に印象に残った作品を10本選びました。(ただ映画は音楽と違って、新作を即日鑑賞することのハードルが高いため "2020年の作品" という定義付けが難しく、敢えてその辺りは曖昧にしておきます)
10. mid90s「ウルフ・オブ・ウォールストリート」などの俳優ジョナ・ヒルが初監督・脚本を手がけ、自身が少年時代を過ごした1990年代のロサンゼルスを舞台に、13歳の少年の成長を描いた青
個人的2020年ベストアルバム
これまでの社会通念が大きく変わった歴史的な一年でしたね。ライブにこそ行けませんでしたが、通勤の往復約2時間はずっと音楽を聴いていたような気がします。4年ほど前から続けている、「その年よく聴いたアルバムまとめ」を今年も行ったので備忘録的に記しておきます。
①2020年にリリースされたアルバムであること ②アルバム単位で好んで聴いたもの を基準に、独断と偏見で選びました。(6曲以下のEPは除いて