私の好きなホテル!
とにかく旅が好きで、旅でインスピレーションを得て、人生に活かしています。
2024年2月から始めた人生のサバティカル中に、最も時間を使ったのも旅でした。旅がスキ。そしてホテル巡りが好きです。
サバティカル期間中にも多くのホテルをめぐりましたし、以前の仕事では海外出張の回数も多く、10年間、毎週どこかの国に出張していました。
しかし、仕事の出張では同じ国に行くことが多いので、今まで行ったことのある国の数は40か国くらいにとどまります。(日本国内で行った場所は、47都道府県中34都道府県です。)
そんな旅で滞在したホテルの中から、私の好きなホテルをまとめました。
◆私の理想のホテル
理想のホテル(ホテルの好み)は人それぞれだと思いますが、私の理想のホテルのポイントをまとめます。
客室
部屋は30平米以上、できれば40-50平米あると過ごしやすいと感じています。(ホテルでステイすることをメインとするため、ホテルで過ごす時間がかなり長いため)
歴史を感じる建物よりは、比較的新しい建物の方が好み
ヨーロッパでは昔の建物をリノベーションしたホテルも多く、リノベーション仕立ての建物の方でもOK
客室のインテリアデザインはモダンなデザインが好きだが、ヨーロッパの重厚感あるインテリアも嫌いではない
特に水回りは綺麗かつ問題がないことを好む
天井が高く、防音がしっかりしている点も重視したい
窓が高く、窓が開いて、外からの日差しがしっかりと部屋に入るような空間や空気の流れがよい部屋が好み
スタッフ
私の中で最も重要な要素が「スタッフ」
スタッフと会話をし、スタッフの方々にお世話になることが本当に多いので、スタッフの方々に対しての口コミはかなり重視
朝食
朝食の口コミがよいことはかなり重要視している
味を優先するよりは、品数、眺めと雰囲気を重要視する
立地やその他
立地はそれほど気にしていない。上記の基準でホテルを選ぶと多くの場合、立地が不便ということは少ない
客室・朝食以外の共用施設を使用することはほどんどないので、そのほかの施設はそれほど気にしていない
Wi-Fiスピードもあまり気にしていない
そのほか
好みのホテルの要素には関係ないですが、私は必ず事前に自分の予想到着時刻と、どのような部屋をアサインしてほしいか、気にしていることなどを丁寧な表現でメールなどでホテル側に伝え、相談するようにしています。
例えば、私はエレベーターすぐの部屋は好きではないため(音が響くくことがあるため)、「Noise Sensitiveのためエレベーターからは遠い部屋にしてほしい」など、背景や理由とともに、リクエストは細かく事前に伝えます
あくまでもリクエストなので、当日どうなるか分かりませんが、事前にホテル側に相談することが大事だと思います。
◆日本国内
それでは、まずは日本国内から。
私は旅館に宿泊することは少なく、宿泊するのはホテルが多いです。東京以外にも、たくさんの素晴らしいホテルがありますが、集中度合いであれば東京に集中していると思います。
東京のホテルでは、御三家、新御三家、新新御三家がありますよね。
御三家は、帝国ホテル東京、The Okura Tokyo、ニューオータニ
新御三家は、パークハイアット、ホテル椿山荘、ウェスティン東京
新新御三家はマンダリンオリエンタルホテル東京、リッツカールトン東京、ザ・ペニンシュラ東京。
これ以外にも、AMAN、星のや、シャングリラ、フォーシーズンズ(大手町と丸の内)など含め多くの素晴らしいホテルがあります。
エディションやブルガリなどもできましたよね。
私が宿泊したことがあるのは、これらの中ですと、帝国ホテル、マンダリン東京、シャングリラにとどまります。
ペニンシュラ東京とアマン東京には一度宿泊したいと思っているところです。
ただ、おそらくですが・・・・ペニンシュラとアマン東京に行ったとしても
東京で私が一番気に入っているホテルを超えることは難しいような気もしています。(この2つのホテルが最高なホテルであるのは承知の上で)
私が一番気に入っているホテルは、東京駅にある「東京ステーションホテル」です。
客室やその他の設備の豪華さ、眺望の良さで言えば、上記のような外資系ホテルが素晴らしいと思います。
シャングリラ東京、マンダリン東京の客室は素晴らしい設備でした。
フォーシーズンズ、アマン、ペニンシュラ、ブルガリホテルはレストランやバーを利用しますが、眺望などはそれはそれは素晴らしい。
そして東京以外でもリッツカールトン京都&福岡、ROKU(京都)などなども素晴らしい客室でした。どこも客室や設備は素晴らしかったです。
もちろん東京ステーションホテルも綺麗な設備ですが、東京ステーションホテルが素晴らしいのは、スタッフの方々のレベルの高さです。
人としての温かさがある。これに尽きると思います。
決してデータベース化された標準の対応だけではなく、スタッフの方の1人1人の「こころ」が伝わってくる対応には、驚きを隠せませんでした。
こちら側の心が自然と開く、そんな感じです。
安心してこのスタッフの方にお願いできるという安心感もあります。
洗練さと温かさとプロフェッショナルとしての誇りの3つをすべて持ち合わせている。
しかも、スタッフの「全員」からそのような姿勢を感じます。
全員がこういうことができるというのは本当にすごい!としか言いようがありません。
さすが、ホテル予約サイトで東京NO1だと思いました。
外資系や日系の高級ブランドでも、スタッフの全員がこのような対応をされるホテルはそれほど多くはないと思います。
◆海外
さて、世界に目を向けますと:
カペラホテルの大ファンです。
カペラは日本に展開していないので(2025年に京都にできると聞いています)、日本人の中ではあまり知られていないと思いますが、世界でトップクラスのホテルの1つです。
私は、シンガポールのカペラに続き、シドニーやバンコクのカペラにも宿泊しますが、一言で「最高」です。
施設とスタッフのレベルが1つとびぬけていると思います。
ホテルで「素晴らしい」というのは、実際宿泊して体験してみないとわからないという側面がどうしてもありますが、カペラはぜひ体験していただきたいと思います。
なお、ホテルを存分に満喫するコツはスタッフの方々と良く会話することです
さて、都市の話(少し脱線)になりますが・・・・
バンコクとういう町は、素晴らしいホテルが立ち並んでいて、本当にホテル好きにはたまらない都市ですね。
タイ発のデュシタニやスコタイもありますし、マンダリン、ペニンシュラなども有名ですね。
後者2つはバンコクで宿泊しましたが、ともに素晴らしいホテルでした。
最近では、カペラの横にあるフォーシーズンズも素晴らしいと聞いたので、行ってみたいと思います。
バンコクと並んで、素晴らしいホテルが勢ぞろいしているもう1つの場所は香港だと思います。
香港は仕事で何度か行きましたが、今年中に香港にもホテル巡りで行ってみようと思います。
そして次は、ソウルのホテルについて。
ソウルでは私はフォーシーズンズ一択です。
私が初めて韓国に行ったのは、2023年秋。
それまで一度も行ったことがありませんでした。そこから半年の間に3回ほど行きましたが、いずれもフォーシーズンズが気に入って宿泊しています。
ここのフォーシーズンズは、立地と設備が気に入って宿泊しています。
スタッフの方はいたって標準的だと思いますが、朝食会場のスタッフは素晴らしく笑顔で迎えてくれるます。
ソウル以外でもフォーシーズンスは宿泊することがありますが、
私の経験上の感覚としては、フォーシーズンズはどの都市のフォーシーズンズでも比較的レベルの高さが揃っているように思います。
これが「迷ったときは、フォーシーズンズ」を選びたくなる理由です。
マンダリンも好きで宿泊しますが、マンダリンの施設はテイストが独特なので、好き嫌いが分かれるホテルであるとは思います。(古めの建物が多い)
そして、都市ごとにややサービスのばらつきが出ることも多いです。
その中でヨーロッパのマンダリンですと、
ミュンヘンとプラハのマンダリンは好きです。
バンコクのマンダリンも素晴らしいですね。
スタッフが素晴らしい。
マンダリンはスタッフのフレンドリーさが(人懐っこさと言いましょうか)がとびぬけていると思います。
さて、カペラと並んで最近ファンになったのが、ローズウッドです。
こちらも日本にはまだ来ていません(今年宮古島にオープンするようです)。
日本人にはあまり知られていないかもしれませんが、世界では知られたブランドです。
今回ウィーンに行ったときに宿泊しましたが、最高でした。
スタッフの丁寧さ、面倒見の良さ、施設の清潔さなど素晴らしかったです。
他のローズウッドにも宿泊してみたいと思いました。
そして、カペラを超える感動があったホテル。
それはアムステルダムにありました。
アムステルダムにあるPillows Grand Boutique Hotel Maurits at the Park というホテルです。
ここはホテルに着いてからホテルを出るまで、全ての体験がデザインされて、素晴らしいを超える体験があります。
スタッフは「全員」がパーフェクトでよく気が付いてくれて、サービスを提供してくれます。
設備も非常に丁寧に手入れされていて、空間をうまくデザインしていて、洗練されている。
この体験はここだけにあるものでした。
ヨーロッパに複数あるブランドのようですが、他の都市はあまり口コミ高くないようで気を付けてほしいですが、アムスのこのホテルは最高でした。
そしてヨーロッパで忘れてならないのは、
ロッコ フォルテ ザ チャールズ ホテル@ミュンヘン。
私はヨーロッパに行く際には、ミュンヘンを起点にしていますので、必ずこのホテルに宿泊します。
以前ミュンヘンに行ったときに、現地で病気になってしまったのですが、スタッフが数人がかりで看病(マイナス13度の中、薬をもらいに薬局に走ってくれたり。心細い私を励ましてくれたり)してくれました。
客室数は多くないですが、1人1人がとても丁寧に接してくれる素晴らしい空間です。
客室も非常に綺麗で手入れが行き届いた素晴らしい客室です。
頻繁に行くミュンヘンですが、空港近くに泊まる必要がある時は、ヒルトン@ミュンヘン空港に宿泊しています。
空港ホテルは、シェラトンやヒルトンをよく見かけますが、どこも空港ホテルとなると「普通」レベルが多い中で、このヒルトンはかなりレベルの高い良いホテルだと思いました。清潔です。
◆余談:ホテル選びのコツ
ホテルは、同じブランド名でも、場所によって好き嫌いが出ると思います。しかも、ホテルは「自分の好み」というのが非常に色濃く出ます。
他の人が素晴らしいだと判断していても、自分の好みに合うかどうかはまた別だというところが難しいところ。
1つ1つ自分で行ってみて、好みに合うかどうか見てみるしかないようにも思います。
意外と地道な作業かもしれませんが、この手間を惜しまないことが「(自分の取って)よいホテル」を見つける極意かもしれません。
さらに言いますと、「好きではないホテル」をも体験するからこそ「好きなホテル」がよくわかるという側面もあります。
泊まったホテルが自分の好みではなかったとしても、勉強代だと思うくらいがちょうどいいと思います。
そして、多くの人は口コミも読むと思いますが、点数だけではなくコメントも読むととても参考になりますね。
良かったポイントはもちろんのこと、「改善してほしかったポイント」も読むと参考になる部分が多いです。
◆リゾートホテル
ここまで比較的都市部にあるホテルについて書いてきましたが、リゾートホテルで好きなのは、
バリ・ウブドにあるリッツカールトンリザーブの「マンダパ」がダントツで1位です。
ここのスタッフは、本当に素晴らしいので、1度は行ってみてください。
そして私はAMANやハレクラニよりは、バンヤンツリーが好きです。
バリ、サムイ島、バンコクやクアラルンプールでもバンヤンに宿泊することが多いです。
ハレクラニはハワイと沖縄でも宿泊しましたが、嫌いでもないがファンでもない、と言ったところでしょうか。
リゾートホテルはまだまだ宿泊していないところが多いので、これからの人生の中でいくつか行ってみたいと思っています。
◆朝食
さて、ここまでホテルの紹介をしましたが、ホテルに泊まる時に楽しみにしているのが、朝食です。
一番感動したのは、(味・品数よりも雰囲気重視ですが)マンダリン台北の朝食。
ここの朝食は絶対に行ってみてください。
美しいという言葉が出てくる朝食です。
非常に空間が素敵です。(味というよりは)
ロッコ フォルテ ザ チャールズ ホテル@ミュンヘンの朝食も行ってみてください。とても優雅です。ここは朝一に行くと、空間を独占できるのでお勧めです。
上記2つはリゾートホテルではない中で、朝食が素晴らしいと感じたホテルです。
リゾート系ホテル(特に東南アジアのリゾート)の朝食はどこも素晴らしいですよね。
眺めもいいし、時間の流れも豊かで、朝から優雅な気分になります。
朝食会場にスパークリングワインかシャンパンが出ているホテルも多く、良い一日になる予感しかしません!(私はお酒は飲まないのですが)
◆私の好きなホテルランキング(TOP7)
ということで、色々書きましたが、好きなホテル7選は、以下の通りです。
選定基準は「何度も泊まりたいホテル」という基準です。
番外編:ニュージーランドのクイーンズタウンにある、The Rees hotel & Luxury apartmentsは最高の眺めです。
素晴らしい眺めで、毎年行こうと決意したくなるほどの絶景でした。クイーンズタウンはあまり日本では有名な都市ではないようですが、人生の中で1度は行ってみてください。おすすめです。
※ローズウッドもいずれ自分の中のランキングに入ってくるのではないかなと感じていますが今回は抜きました。
世界にはたくさん素晴らしいホテルがあって、私の旅は、ホテルに行くためにその国に行く、というパターンになっているので、またいろんな国に行きながら、自分のお気に入りのホテルを探索したいと思います。
ランキングもどんどんアップデートしたいと思います。
特に、ロンドン、パリ、タイ、香港は、素晴らしいホテルが集まっていると思いますので、タイ・香港を中心にまた通いたいと思います。
(旅先としては、欧州よりもアジアが好きです)
宿泊してみたいホテルがたくさんありますし、上記都市以外だとインドのオベロイやモルディブも行ってみたい場所。
この先もホテル巡りをして、自分好みのホテルに出会う旅をしてみたいと思います。
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