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21歳、軌道修正しまくりな人生から学んだこと

こんにちは、tkです。
先日誕生日を迎えて21歳になりましたー!

20歳になった時は未知の20代に突入することに不安しかありませんでしたが、1年経った今では20代を謳歌するのが楽しみです!

そんな節目の時期ということでちょっと壮大なタイトルにしてみましたが、これまでに下してきた決断を少し振り返ってみようかなーと思います。

最近自覚してきたことなんですが、私は一つの道筋を選んで地道にコツコツと進んでいくスタンスは合わないっぽいです。やりたい!と思ったことはすぐ行動に移したいし、ビビッときたら何がなんでも目標を達成するために頑張ります。
自転車で例えるとしたら、一つのギアでゆっくりと同じ道を同じペースで進んでいくというよりは何度もギアチェンして一気に加速したり速度を緩めたり、たまに寄り道もしながら気になる方向に思うままに進んでいくという感じ。

年々、ためらいがなくなってきてその勢いが強くなってきてる気がします。

ただ、一度やると決めたら最大限の熱量を注ぎ込むことができるのは自分の好きなところなんですが、成長して大人なるにつれて自分の決断が他の人を振り回すことにもなるので、気をつけなければ…と思っているこの頃です。

そんなこんなで、オーストラリアに辿り着くまでにも山ほど軌道修正をしてきたわけですが、結果として、今は本当に楽しい毎日を過ごしているので全く後悔はないです。

というか、何においても後悔はしたくないと思っています。
もちろん、これまで自分勝手に動いてきた部分も多くて反省する点は多いのですが、それはあくまでも次の決断に生かすべき反省であって、後悔ではありません。

正解の道を選ぶのではなくて自分の選んだ道を正解にするためにも、反省はするけど後悔はしないと決めています!

というわけで、これまでの私の軌道修正の数々を勝手にお披露目します笑。


修正1: 医学部→理工学部

現在も生化学を勉強してることから分かるように、私は昔から生命の神秘的なものに惹かれていて、なぜ生命はこのように出来ているのか、地球に生命が誕生して今もなお活動していることがどれだけ奇跡的なことかということについて思いを巡らせるのが好きでした。
さらに、人間がさまざまな化学反応や細胞の構造を発見できたこと、そしてその知識を活用して社会を発展させてきたことがすごいなーとひたすら感心していました。

でも、好きなことははっきりしていたとはいえ、まだ中学生だからこそ考え方は安直で、「生化学的なことを学んで研究するなら医学部かな!」なんて思ってました笑。

塾の卒業パーティーでも「高校では勉強頑張って、医学部に進学します!」と豪語していました笑。今となっては遠い記憶…

でも、実際に医師の人たちの自伝を読んだり、高校に入って学部見学などにいく過程で「別に医者になりたいわけではないし、研究をするなら理工学部の方が合ってるのでは…?」と思い、高2の半ばぐらいで理工学部志望に決めました。

今でも医学の道はすごく興味があるし、文武両道な医学部生を見たりするといいな…!自分もやりたい…!と憧れが強く出る部分もありますが、やっぱり結局医学を極めたいわけではないので違うかなーと。

でも、当時の自分はすごく悩んだ末に決めたことだったので、ちゃんとリサーチした情報をもとに決めたところはよかったと思います。

修正2: 研究職→ビジネス→観光業界?

というわけで、晴れて大学に進学し、念願の理工学部に入れた私は早速時間を有意義に過ごさねば!と思い、たまたま見つけた理工学部のあるプログラムに応募しました。そのプログラムの目的は1.2年生に実際の理工学部の教授のもとで研究室体験を積んでもらうというもので、その時化学系の研究室で唯一募集をしていた研究室に応募しました。

その研究室の教授は若い世代の育成にとても熱心な方でどんどん新しいことに挑戦してみようという精神に溢れていたので、面接の段階でいきなり「研究やってみる?」と言われました。

実はそのプログラムは研究室体験といえど研究室によってプログラムの内容はさまざまであり、教授の采配によってアルバイト感覚で実験台になってもらう研究室もあれば、私の所属していた研究室のようにガッツリ研究に携わることができるところもありました。

というわけで、せいぜい1年生の私に出来るのは研究のお手伝いかなーぐらいと思っていたのに、いきなり1年生の6月から一人で研究をやってみることになり、随分と焦ったのを覚えてます笑。

でも、せっかく研究に興味があるのにこのチャンスを逃すわけにはいかない!と思い、すぐにやりますと返事をしました。

そこからはメンターの方(研究室の職員さんの一人)に沢山の教えと助言をいただきながら試行錯誤して研究を進めていき、1年半後の大学2年の12月には研究結果を全てまとめて、研究室内で研究発表を行うことができました。自分が他の大学4年生や院生の方達と同じことをしてることがとても感慨深く、自分をとても誇らしく思った瞬間の一つでした。

また、研究室の先輩たちと沢山お話をしたり、教授から社会人としての心得などを教えていただいたりなど、とても学ぶことが多い経験となりました。

ただ!!この経験を通して、私は将来本当に研究職に就きたいのかという疑問が湧いてきました。
というのも、研究室は意外と閉鎖的な空間で、多くの時間は自分のコンピューターと向き合って論文を読んだりレポートを書いたり、研究発表のスライドを作ったりなど、自分一人で活動する時間が多いです。研究発表をした時の達成感は大きかったんですが、それまでの道のりの地道さと照らし合わせると、理想と異なる部分が多かったです。さらに、同じ15~20人ぐらいの人たちと毎日顔を合わせるということで、その人たちとの親密度はもちろんこれ以上ないくらい深まると思いますが、それ以外の交流が少なさそうというのが気になりました。

自分は色々な人と交流するのが好きだし、もっと流動的な環境で働きたい…!
シンプルにいうと、もっと刺激がある環境が欲しい…!ということで、意外とすんなりと、研究職以外の道を探し始めました。

高校はずーっと研究がしたいという思いでいっぱいだったからこそ、実際にその空間に飛び込んでみて「なんか違うな」とすぐ切り替えることができた自分にびっくりしました笑。でも、やっぱり実際に体験するというのが最も大事なことで、このプログラムに応募しなかったらこのことに気がつくのが遅れていたので、良い決断でした。

ということで、勇気を出して参加すると決めた自分に感謝です。

そしてその後、よくいえば好奇心旺盛、悪くいえば飽き性な私がこれだ!!と思ったのがコンサルティング。

コンサルティングでは膨大なデータを分析することで企業経営の問題解決を行い、さまざまな分野におけるプロジェクトに数ヶ月から1年ほど携わることができます。データ分析は好きだし、頻繁に新しい分野について勉強することが求められるというのは勉強好きな私からしたらまさに理想通りです。しかも、世界中に出張に行くことができる…!
とまあ、いいところしか見ていない部分は否めませんが笑。激務であり、かつ就職するまでの道のりが険しいことも分かっていますが今のところ考えている道の一つです。

なんていいつつ、海外に来た今、日本文化を誇りに思う気持ちがより一層強くなり、色々な場所に出張できて、沢山の人と交流ができて、日本文化の発信にもつながる観光・ホテル業界もいいなあ…と思ったり。
でもせっかくここまで来たんだから海外でも働きたいしなあ…と思ったり。

とにかく考えがまとまらないので、もっと経験値を増やして結論にたどり着くことができたらいいなと思います笑。

修正3: 大学院進学→学部就職?

研究職の選択を一旦除外するのと同時に出てきたのが、自分は院に進学したいのか問題です。理工学部に最初入った時は、ほとんどの人が修士号まで獲得するのは当たり前という雰囲気だったので、私も疑いなく大学院に行くんだろうなーと思ってました。

でも、先ほど書いたように研究室がとても閉塞的に感じてしまって、さらに2年間研究するのはちょっと辛いかも??と思うように。

しかも、コンサルティングなどに行くのであれば(理系は修士号を取得してる方が望ましいとされていると思いますが)頑張れば学部就職でもいけるかもしれないということで、今は学部就職に傾いています。
そもそも、経済学部や法学部、商学部出身の人たちは学部卒でそのような会社に就職しているのだから、理系でもいけるはず!!と謎の自信と共に色々と作戦を練っています。

でも、もちろん大学院への憧れはまだあるということで色々と可能性を模索していたところ、noteで見かけたオックスフォードのMBAコースで学んでらっしゃる方の話がすごく面白そうで、これかもしれない!!という瞬間がまた訪れました。

MBAはむしろ社会人経験がある人しか対象でないため、就職して経験を積んでからオックスフォードで学べたら幸せすぎる…!と夢見ています。
まあ、まだ社会にも出ていないひよっこなのでまずは就職活動からです。

最近は直感が研ぎ澄まされて、自分がやりたいこと、興味のあるものにとても忠実になれている気がします。

修正4: 日本→海外

なんで海外の大学に再入学しようと思ったか書き始めると長くなる上に、日本にいる間は自分でも上手く言語化できない部分があったんですが、今実際にシドニー大学で勉強して充実した毎日を過ごしながら思うのは、「海外(英語圏)の大学に通う」という経験そのものがしたいという思いが強かったんだなーということです。他にも就職事情とか環境から受けた影響とか色々あるんですが、少なくともその言語化できなかった部分はただただ「海外の大学で自分の好きなことを勉強したい」ということに尽きると思います。

やっぱり刺激が多い環境が好きなので、今のインプット過剰な毎日が楽しいです。色々な人と関わって色々な考え方や生き方に触れたことで、今はとにかくやりたいことがいっぱい!

noteも留学に行かなければ始めていなかったので、改めて文字を書くことの楽しさに浸かることができてよかったです。

こんな唐突なわがままを聞いてくれた家族には感謝してもしきれません。
人生一貴重な機会を与えてくれてありがとうございます!
これからもさらに精進します。

修正5: 中国語→フランス語→中国語+α??

ありがたいことに日本語と英語が喋れるので、そうとなったら3ヶ国語目を習得したい!と思いながらはや数年です笑。

香港のインターナショナルスクールに通っていた時に6年間ほど中国語を学んだため、日常会話はちょっと理解できるぐらいのレベルではあるんですが、会話となると全然ダメ。
自信がないというのもありますが、中国語は声調が肝な言語であり、その声調を間違えると全く違う言葉になるということからなかなかこれまでスピーキングの練習をしてきませんでした。

ここで、大学に上がってからの第二言語選択では中国語ではなくフランス語を1年間だけ選択。イギリスに住んでいた頃にちょっとかじったのと、フランスの大学に留学してみたいと思っていた時期があって、高校まで学んでいた中国語を一旦放棄。
改めて思うのが、やっぱりフランス語は綺麗ということ。流れるような言語で聞いていて楽しいなと思うし、英語と通ずるところが沢山あるので勉強もしやすかったです。

ただ、オーストラリアに来てからまた中国語熱が再発笑。
というのもシドニーは中国人コミュニティーがすごく発展していて、街のいたるところから中国語が聞こえてくるので、この人たちと会話できたら一気に世界が広がりそうだと強く感じ、中国語の勉強をまた始めることにしました。それと同じ感じで、広東語にもいずれ手を出したいと思っています。

そして、本当にできたらフランス語もその先にまた学びたい…!
新しい言語を一つ習得するだけで得られる情報量が何倍にも増えるので、やっぱり言語勉強は頑張っていかなばと思います。

軌道修正の結果から学んだこと

という感じで、大小様々な軌道修正をこれまで行ってきましたが、常にワクワクする方向、自分が納得できる方向に完全に振り切ってきたので、やはり後悔はなしです。
もちろん沢山の人に迷惑をかけてきたということで反省する点は多く、また自分は周りの環境や人に流されやすいということを実感せざるを得ない場面も多くありました。
なんでこんなにも興味がどんどん移っていってしまうのか自分でも分からなくて、悩むこともありました。

でも、だからこそ胸を張って言えるのが、

軌道修正をするからこそ人生は楽しい。

勇気を出して変化を起こさなければ得ることができなかった数々の体験が今の自分の軸となっており、それを自分のものとして語ることができることに誇りを持っています。
全力で突っ込んでみないと分からないことも沢山あったし、むしろ突っ込んでみない限り、永遠と無数の選択肢の間で揺れ動くだけだったと思います。

つまり、行動力と経験に勝るものはなし

これからも経験の吸収、反省、そして軌道修正を何度も繰り返していきたいです。

今、数年前の自分では想像もできなかった毎日を送ることができていてとても充実感に満たされるのと同時に、未来に一体どんなことが自分を待ち受けているのかひたすらワクワクします。

今後ももっともっと毎日を濃いものにして、自分自身の経験から物事を語れるような人間になっていきたいです。

なんだかクサイ文章になりましたが笑
ここまで読んでくださりありがとうございました!

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