家に来た3人の迷子(大人)さん達 その3
その日は非常に暑い日でした。
私は物置に行こうと思い、玄関を出ると70代くらいの女性が朝顔の垣を眺めていました。
その方は私を見つけると「こんにちは、キレイなお花ですね。
すみません、ここの住所を教えてもらえますか?」とおっしゃいました。
お顔は真っ赤に火照っていて、とても疲れているご様子でしたので
私は「どうぞお休みください」とお勧めしましたが、遠慮されたので飲み物と冷たいタオルをお渡ししました。
すると少し落ち着かれて、ぽつぽつとお話をされました。
その方は、娘さんに言わ