見出し画像

私の 失敗 高さ4メートルの所から 着地しました

50代の頃、市民劇団のボランティアをしていました。
その日は 合わせて60人くらいのスタッフ、キャストが 公演のため 大わらわで準備しています。
 私も5分でも惜しい気持ちで走り回り、舞台裏に行こうと、
いつもの階段をポンポンと上がり、ドアを開けて入りました。
すると 何か 変なんです。
後ろで へッ!という息をのむ声がしてました。
どうしたんだろう?と足元を見ると 床が無かったんです。
私の頭には 空間で足をバタバタしているマンガの愉快な絵が浮かびました
が、これはマンガとは違う。  現実だ。 
あの床に着地しなければ怪我をして 公演にも支障が起きる。 
ガンバローと自分に言い聞かせて 踏ん張る体勢で、思いっきり足に力を入れて着地しました。

そこは高さが4メートル程の地下になっていて ステージトラックや 大型バスなども入る駐車場だったのです。
その日は大型トラックが入る予定だったらしく 私も含めてほとんどの人は知らない事でした
いつもは ドアを開けると舞台の袖なので 床があり、音響 照明などの機器があったり スタッフ、キャストが控えていたりする広い場所です。
そのハプニングを見ていた劇場の職員が「分かってたの?」と聞きました。
私は「知らなかったよ」と答えて 急いで仕事に戻りましたが。。

公演も 大盛況で終了し
後日 思い返して 見てた職員に「分かってたの?」って言われたけど 
もし分かっていて4メートル下に 落ちる人っているだろうかなぁ?
まして 私は 運動音痴だもの。。。 と思った出来事でした